活動データ
タイム
19:35
距離
15.1km
のぼり
2418m
くだり
2425m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る長文ですが剱岳 源次郎尾根に対する熱き思いを吟じていきます それでは吟じます! 山を始めてすぐに動画で観た剱岳 源次郎尾根 雪山バリエーションルート、雪上テント泊、懸垂下降、滑落事故… 自分には遥か遠い存在でした 登山を始めたのは2年半前 雪山を始めたのはその年の冬 クライミングを1年半前に始め、雪山テント泊は今年から始めました 今年の厳冬期の奥穂高岳、御在所前尾根などの山行やアイスクライミングなどの経験を通じて、源次郎にも行けるという絶対的な感触をつかんだので、クライミング仲間のタイスケ君を誘ってチャレンジしました 【DAY1】 数日前の天気予報はそんなに良くない感じでしたが、日を追うごとにだんだんと良くなっていきました 余力があれば龍王岳東尾根も攻める予定でしたので準備したザックの重量は26kgオーバー どちらかと言うとライト&ファスト主体の自分には即死の重量ですがファイト一発で乗り切ります! 何度も足を止めながらテント場に到着しました 体調が良くなく疲労感がハンパなかったのにもかかわらず、味の濃いガパオリゾッタを夕食に選んでしまい半分食べてノックアウト 奥義!朝までワープを使いました😎 朝までワープは 何時だろうと周りがどんな状況だろうとシュラフに入った瞬間に深い睡眠につき朝まで起きない必殺技です 睡眠時無呼吸症候群のアタクシに初見のタイスケ君はかなりビビったみたいです🤣 ちゃんと眠れてますのでご安心を! 【DAY2】 朝イチから非常に調子が悪かったです ソッコーバテました そして頭痛… 奥義を使ったので睡眠は取れているはずなのですが栄養がしっかり取れてなかったのと高度障害?? [スタート〜第I峰] キツイ急登をひたすら登っていきます 登ってきた場所を振り返ると ミスったら死ぬな(ニッコリ) と思いますが、特に恐怖心はありませんでした それよりも落石の方が怖かったです 岩場があり、アイゼンを履いたままでの登攀になりますが普段から岩を触っている方でしたら特に難しくは無いと思います Ⅰ峰名物のクライムダウンは後ろ向きで降りようか?横向きで降りようか?前向きでいっちゃおうか?ちょい迷う程度の斜度でした [第II峰] 岩を登ったり、雪面を登ったりの繰り返し 最後に懸垂下降があります 支点はしっかりしています 50m ハーフロープで下降しましたがロープはギリギリでした 中間にも支点がありますので一旦そこで切って、という方法もありますがそれはそれで時間もかかるのでロープが下まで届いて良かったです😁 [第III峰から山頂へ] II峰の懸垂が終われば後は快適ハイキングです ただ、滑ったら終了という状況は最初から何ら変わりありません ここでロキソニンと栄養ドリンクによるドーピングにより完全復活! 山頂までは八ツ峰に登っている方たちを視界に捉えながらひたすら登って行きます いつか自分も挑戦してみたいです [平蔵谷で下山] カニのヨコバイを初めて体験し、平蔵谷で下りました 平蔵谷はそのまま直で下りていくだけなので話が早いです 踏み抜き地獄ですので、尻セードで軽快に滑っていきます 途中水場を見つけ、水を汲みに登り返している途中で、ガラガラと大きな音を立て雪の塊と岩石が源次郎尾根から降り注いできました 水場を見つけて登り返していなければ、自分を直撃していたかもしれません 雪崩と落石を神回避! 今年は持ってます!調子いいです!絶好調 当てれるもんなら当ててみなー🤭 【DAY3】 昨日体調が悪かったこともあって2日連続奥義を炸裂させ朝までワープしました 龍王岳東尾根はとてもやる気にならず早々に下山! 廻る富山湾すし玉でランチを食べたかったのですが、恐ろしい位混んでいて諦めました その後高速道路で緊急地震速報が出てかなり驚きました 雪崩や落石で誰も怪我してないといいですね [感想] ・技術的には簡単(雪質、量や気象条件によって大きく違うと思いますが) ・体力的にはなかなかしんどい ・ケーブルカーのチケット便乗値上げしすぎ問題(マジで勘弁してくれ!💢) などなどを考えると、初級ルートとは言えどかなり敷居が高いなーと思いました 長文読んで頂いてありがとうございました! 色々な人の助けがあって剱岳に登れました 今年の雪山は大満足で終了です やっほーーーーーい アイゼン、アックス一式封印しまーす あれ?何かやり残した事があるような… 千?千丈?仙丈なんちゃらヶ岳??ですごく敗退したような気もしますが…もう忘れました
動画
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