活動データ
タイム
26:44
距離
27.1km
のぼり
2935m
くだり
2926m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る栂池から不帰ノ嶮を通り八方尾根まで2泊3日の行程で行って参りました。 そう、このルートには不帰(kaerazu)がある。まだ行ったことのない不帰キレット。 そしてこの時期の山行記録もなく(昨年も)状況も分からない。時間はたっぷりあるし無理なら撤退覚悟で行ってきました。 結論から言うと、撤退すべきところ、最初の雪のトラバースを頑張っちゃったもんだから後に引けず、次の核心部の雪のトラバースも恐る恐る行ってしまいやした。撤退したほうがいい理由は雪質です。とんでもない急斜面で、雪がグズグズ。おそらく夏道は鎖の核心?とされる2峰の北側斜面です。20kgのザック背負いながらステップ作りながら今までに一番緊張したトラバースでした。いろいろ反省。 ということで不帰については参考にしないでください。と言いうか写真は殆どとる余裕もなかったので参考にしようがないですが。記録はザックに付けてたInsta360頼みでした💦 <Day1>栂池~白馬乗鞍岳~小蓮華山~白馬岳~白馬山荘 テント泊予定がまさかの駐車場でえーいちさん御一行とばったり。1週間後に北穂に行こうとしてるメンバーと1週間早く集合しちゃうw えーいちさん達は大雪渓を登り白馬山荘に泊まり栂池に下山。私は栂池から八方尾根へ抜けるPlanでした。白馬山荘近辺で幕営しようと目論んでましたが、風が強いのと、えーいちさん達がおいでと言ってくれたので(え?言ってない!?言ったよね??)、この日の一晩仲間に入れていただくことに🙏 小蓮華山で百高山70座目。テン泊装備でヘロヘロになりながら白馬山荘着きました。風が強くてきつかったですが、視界は最高で立山、剱、富山の山々や、まだ未踏の妙高山周辺も見れて最高の稜線歩きでした。 白馬山荘で皆さんに合流後、ご飯食べてアーベントタイムで再度白馬岳山頂へ。楽しいひと時をありがとうございました。 <Day2>白馬山荘~旭岳~杓子岳~白馬鑓ヶ岳~天狗の大下りの手前まで この日モルゲンの撮影タイム終了後にえーいちさん達とお別れし目の前の百高山旭岳へと。 この日は時間に余裕がありました。風は強め。ちょっとお眠で杓子岳と白馬鑓ヶ岳の間で風よけスペースを見つけて少しお昼寝タイムをしました。 その後、天狗山荘まで行き幕営する予定も、翌日アタックする状況の分からない不帰キレットの通過を考えるともっと近づいておきたくて天狗の大下りの入口まで行ってしまいました。そこで幕営。もちろん人影無し。 <Day3>天狗の大下り~不帰キレット~唐松岳~八方尾根 天狗の大下りはおおむね雪はないものの、クライムダウン必須の場所が数か所。たぶん一番長い鎖場?は途中から雪に鎖が埋もれていて凍っており掘り起こしも不可でした。 状況に応じてアイゼンの脱着を何度もやりながら下まで下りました。 1峰は凍結アイスの箇所はあるものの、難なく通過。 問題は2峰の北峰に行くまでの区間。はっきり言って、この時期にはもう2度と行きません。私にはレベルが高すぎた💦雪質のせいですが・・・この区間はあまり写真撮れてないので、背中に付けてたInsta360の動画スクショを乗せておきます。参考にされても困りますがせっかく撮ったので。雪が締まっていれば、あれほど恐怖を覚えることはなかったとは思います。 あと、奇跡的にトレースがありました。どうやら前日アルパインで1峰の尾根から取り付いた方々だったようです。雪がグズッてステップは使えませんでしたが、それでもルーファイの参考になり、本当にありがたかったです。雪質の影響でトレースは途中外しましたがそれでもおおむね同じところを辿りました。というかそれ以外の選択肢無いよってくらい急斜面でしたので。 2峰北峰に着いた時の安堵感は一生忘れないでしょう。この時期に山行記録が無い理由も良く分かりました。 唐松岳について、昨日の午後から人を見てないので、またまた安堵感に包まれました。やっと安全圏まで来れたと・・・。ヘルメットにダブルアックスの格好でひと際目立ってましたけどww 唐松岳は昨年厳冬期にぬーさんと行って丸山ケルンでホワイトアウトと爆風で撤退した思い出の山w 逆側からリベンジ達成となりました。唐松岳で百高山75座目!今回の参考の百高山は小蓮華山、旭岳、白馬三山、唐松岳の6座です。 八方尾根を降りていくに連れて、観光客もちらほら見え始め、下山後温泉へ直行。 車のある栂池へはタクシー使おうと思っていましたが、スタッフに聞いてみると回送バスがあるとのこと。無料の回送バスが走っておりたまたま時間も合致してあまり待たずに乗れました。ラッキー でも本数は激少なので、利用される方は良く調べてから行かれてください。 おつかれ山🏔
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