北海道大学苫小牧研究林での探鳥(ニュウナイスズメ、キクイタダキなど)

2023.05.05(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 51
休憩時間
21
距離
1.9 km
のぼり / くだり
16 / 16 m
1 51

活動詳細

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早朝に北海道大学の苫小牧研究林で探鳥。ニュウナイスズメを初めて見つけたりキバシリが目の前にやってきたりキクイタダキの水浴びをかぶりつきで観察できたりと、盛りだくさんだった。 ゴールデンウィークを利用して北海道を旅行している。おとといの夜にやってきて苫小牧に二泊。今日は実は最終日。(昨日の分も、気力があればそのうち公開できるか?)せっかくのお天気だし、早起きして北海道大学の苫小牧研究林にやってきた。 歩き始めは5時半。入園料がわりの寄付金として500円を寄付金箱に投入。早速ヤマガラが木のてっぺんで出迎えてくれた。 朝日を浴びながら忙しなく飛び回っている小鳥の群れがいる。よく見たら初見のニュウナイスズメ。オスは普通のスズメにちょっと似ているが、頭の色がかなり赤っぽいのとほっぺたに黒斑がないことで容易に識別できる。メスは焦茶色の模様で、オスとかなり違う。雌雄で見た目が違うのも、普通のスズメと異なるところ。 東京では桜はもうすっかり葉っぱだけになったが、ここではまだかなり花が残っている。アカハラも本州ではすっかり見なくなったが、この公園にはまだいる。 研究林はそこかしこに小さい池やせせらぎがある。鮮やかな黄色のキセキレイが一羽、水辺で餌を探していた。キツツキはコゲラとオオアカゲラを見つけた。かなり大きな芋虫をくわえていたが、飲み込もうとしないのはやっぱり雛に持って帰ろうとしているからかも。 園内のあちこちから「ヒュイヒュイヒュイ」と聞こえるのはゴジュウカラの囀り。北海道にいるのはお腹の白い亜種シロハラゴジュウカラ。ハシブトガラは片時もじっとしておらず写真を撮るのに四苦八苦。 この公園では全体的に小鳥たちの警戒心が弱いように思う。コゲラは2メートル先の木の人間の目の高さの場所で幹を突いているし、キバシリも目の前を横切ったかと思うとすぐ近くの木でしばらく餌さがし。ヒガラなんかわざわざこっちに飛んできて正面からこちらを観察してくる。大きくていかついミヤマカケスだけは警戒心が強く、そばに来てくれなかったのでかなり遠くからデジタルズームを効かせて写真を撮った。 帰り際に、9月にここに来た時に初めてシマエナガを見つけた場所に来た。すぐそばで水浴びするシマエナガを独り占めして感動した場所。全く同じその場所で、今回は思いがけずキクイタダキがやってきて目の前で水浴びをしてくれてまた感動。 駐車場に戻ると、アオジが目立つところで熱唱していた。本州では地鳴きしか聞いたことがなかったが、ここでは美しい声で囀っていた。 7時過ぎに探鳥を終了。このあとホテルに戻って朝食をとり、車で移動して真駒内公園、野幌森林公園を梯子した。

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