3度目の比叡山。昨年に続き2年連続。今回は、なかなか登るタイミングに恵まれなかった、白亜スラブ5.11−を登りに。このゴールデンウイークは、5月3日から6日に行く予定でしたが、天気予報が悪く、あきらめかけましたが、仕事をサボって4月30日の夜から9時間ほどかけて、やってきました。奇跡的に他の3人もスケジュール調整ができ、ほんとラッキーだったし、調整をしてくれて感謝でしかない♪ 今回も、オールリードです。無事にマスターオンサイトで完登。カムは、オフセットをもっていないので、一つも使用せず。ちなみにテーピングもクラックグローブも使用せず。 7時スタートで11時半に登攀終了でした。 軽量化のため、今回はシングルロープです。 宮崎の岩場のトポだど、全長165mです。 記載グレードは、トポのグレードです。 白亜スラブ(比叡山三峰)5P 1P 3級+ 35m ボルトは2ピンしかありません。比叡山特有のミニマムボルト。かと言って、ナチプロはほとんど使用できない。だけど、登攀中に地震とかない限り落ちることもない。 雨の影響で出だしが濡れていて、少し気持ち悪かった。体感はグレード通り。 2P 5.10 25m フレークをレイバックで登るピッチ。このピッチのボルトは多めで、比較的安心感がありました。レイバックなので、それなりにしんどいです。体感は10b/cくらいでした。 3P 5.10 45m 白亜スラブのハイライト。長いピッチで前半の下部はスラブで、後半はきれいなフィンガークラックを登ります。ボルトは、比叡山にしては十分すぎるほどあるので、安心設計です。前半の1ピン目が悪い。カチが濡れていて、頑張りました(笑)1ピン目はフットホールドもあまりよくないですが、花崗岩なので、フリクションがめちゃくちゃ良い。また、スラブから後半のクラックセクションへ変わるときの、クラックが難しい。ただ、クラックガバがあるので、そこまで辛抱すれば一安心。その後のクラックは、トラッド登りではなく、ほとんどがフェイス登りです。クラックですが、縦カチみたいな使い方になります。レストポイントもあるので、落ち着いて登れば、問題は無し。ただ、クラック技術のサムロックを知っていれば、更にラクになります。特にOKサインの人差し指と親指で、クラック内で円を作るとバチ効きするセクションがいくつかあります。バチ効きしたら、片手を離しても問題ないです。 フェイスの体感グレードは5.10dから5.11aくらいです。 4P 5.11− 35m ハングを超えたあとの左に移るところがいやらしい。そのあとのクラックも、ハンドジャムを知らないとかなり厳しく感じるかも。その意味ではグレードは5.11aですが、ハンドジャムを知っていれば、フェイスグレードとしては5.10cくらいかなと思います。ジャムはバチ効きするので、テーピングやクラックグローブがなくても、流血や痛みはないと思います。 5P 5.8 25m 体感は5.10aくらいです。絶対に5.8ではない(笑) このルートをカムだけで登る人を尊敬。花崗岩の傾斜の緩い、フレア気味のクラックは落下方向にカムをセットするのは難しい。オフセットカムが必須だと思います。今回はボルトを惜しみなく使用しました(笑)
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