侮れない御前山

今回は近場である奥多摩に来た。アオッキーとは一緒に行く予定だったが朝の行き違いで別行動となった。わたしは予定通り御前山〜鋸山〜奥多摩駅、アオッキーは大岳山〜鋸山のルートとなった。武蔵五日市駅からバスで揺られて小沢停留所。降りたのはわたしだけ。アレッ⁉︎マイナールートなの？少しだけ寂しさと不安が入り混じったが予定通り登ることにした。しばらく登っていると胸が冷たいなって感じて胸を見たらペットボトルから水がピュッピュッとほとばしりわたしのシャツを濡らしていた。氷が融けたにしては水が多いなと思いよく見たらペットボトルのジャバラの部分が裂けていてそこから水漏れがしていた。『な〜に〜‼︎』と思ったがどうすることも出来ずとりあえずこれ以上濡れない様に手で持って歩いた。ストックも使っていたので歩きにくいことこの上なかった。また、今回は1人だったのでいつでも出せるように熊撃退スプレーを胸に装着した。固定はマジックテープで留めていた。時々胸がチクチクするなとは感じていたがそれ以上は気にならず登山した。家に帰ってシャツを見たらマジックテープで胸の所の生地が破れていた。前回は焼岳の時にドライヤーで乾かしていて溶かしてしまってわずか1カ月で２着のシャツをダメにした。非常にがっかりした。今日の奥多摩は凄く霧がかかっていてミストサウナにいるような状態だった。下山した時はタオルがびっしょりとなっていた。お昼は塩焼きそばとポトフもどき。アオッキーの分も持って行ったので凄く重かった。食べきれないのでアオッキーの分は持ち帰った。累積高低差が1,240mあったので凄く疲れた。膝もまた少し泣いていた。今回は非常に疲れた。標高だけでは表せない侮れない登山だった。