山、はじめました

初めての山登りは、一言でまとめると楽しい経験となった。 中登山道〜裏登山道という初心者向けのコースとのことだったが、 十分、冒険者気分を味わえた。 ごつごつした岩を越え、ざらざらの砂利を踏みしめる。 大地から大きく張り出した木にしがみついたり、その下をくぐったり。 草木に囲まれた先を抜け、開けた景色に出会う。 それを繰り返すごとに、どんどん視野が広くなり、高くなり。 その都度、そこまでの疲れも吹っ飛んだ。 「初めてなんだから御在所くらいでいいんじゃん？」と言われて、そういうものなのか、と促されるまま決めたが、なんのなんの。 とても「くらい」では語れないほどの感動を初心者に与えてくれた。 これが常となるならば、私はよほど安上がりな冒険者である。 ＜よかった点＞ ・体力全然大丈夫だった。 ・他の登山者との交流を楽しめた。 ・念願の「山のてっぺんでおにぎり」「山のてっぺんでコーヒー」がかなった。 ・天気がひたすらよかった。 ・安い装備とありあわせのもので臨んだが、今のところ全然十分。浪費が少なくて済んだ。 ・怪我なくアクシデントなく、無事に帰ってこられた。 ＜次回への改善点＞ ・予備の服装をもう少しなんとかする。 ・マルとかリボンとかの印をちゃんと見る。 ・食料どのくらい持っていくか調べる。 ・水を摂るタイミング（お手洗いないので遠慮がちになっちゃう。女性のみなさんどーしてる？）。 ・お湯を沸かすセットを購入する。 ・頂上で抹茶を点てる。 ・↑和菓子とともに味わう。