活動データ
タイム
10:12
距離
25.8km
のぼり
2012m
くだり
2514m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る以前からずっと温めていた秩父三峯から奥多摩雲取への縦走計画、公共交通機関🚊🚌利用の1泊で行ってきました。 今回の縦走目的は「原三角測點」。原三角測點とは、明治初期に内務省地理局が測量のために埋設した測量点で、明治中期から陸軍陸地測量部による本格的な三角測量によりその使命を終えた、幻の三角点です。陸地測量部が三角点を設置する際、撤去されたと言われており、故に現存するのは全国でわずか三箇所しか残っていない、非常にレアなものです。雲取山には現存する三つの「原三角測點」の内の一つが残っています。《あとの二つは、白髪山(群馬県)と米山(新潟県)》 Day1 始発の電車とバスを乗り継いで10時前に三峯神社登山口到着。神社北側にある電子基準点と三角点を確認し、三峯神社を出発。 新緑に彩られ始めた樹林帯をアップダウンを繰り返しながら南下していきます。 白岩山までの急登はホントキツかった😱😭です。 芋ノ木ドッケを過ぎ、今夜の宿である雲取山荘到着。 Day2 朝食を済ませ、5時過ぎに山荘を発ち東京都最高峰へ。朝焼け🌄に映える頂上標はとても美しかったです。山頂で迎える朝、何度体験してもたまらない瞬間です。照らし出される原三角測點。台形のフォルムが威容を誇っていました。 後ろ髪引かれながら山頂をあとに。小雲取山、七ツ石山を登頂して9時半過ぎに鴨沢バス停まで無事下山。バスに揺られて奥多摩駅に。八高線を経て無事に帰宅しました。 今年の目標の一つである「原三角測點」を巡る山旅。3年前の冬、雲取に登ったときは、ガツガツと百名山を踏破していたとき。あの頃とは心持ちも異なり、静かな春の朝、陽光に照らされた原三角測點をゆっくりと眺めることができた、素晴らしい山行でした。
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