この尾根も季節を変えて3回目.何と云っても”駅からすぐ取り付けるアプローチなしの山”として魅力が大きい上、岩交じりの尾根で急激に高度を稼げるし、色んな動物にも会えるチャンスが.... なお、会としては別動隊(B隊)を編成、往きは別々ながら帰路は青梅線で合流し、打上は盛大に!.
右は川井駅のホーム.この先、沼沢川の右岸に付けられた細い”送電線・巡視路”に下り、以後は巡視路を辿る.
いきなりの急登が始まり、朝、体が温まらない身には堪える~.
早々に”クマの縄張り印”か、古い傷の上に最近付けられた爪痕が!.おいおい、ここらはまだ人家の近くだよ~.
なおも急登が続き、この辺は30分/1ピッチのペース.
やっと”新秩父線34号鉄塔”.ススキを掻き分けて一休み.ここから沼沢尾根は1峰~6峰まであるらしいが、毎度、どれがどれやらさっぱり分らず!.どれも尾根の1ピークで、顕著な岩峰は識別出来ない.
尾根は沼沢尾根らしい細くリッジ状の岩場が続く.
崖の上にいた可愛い日本カモシカの子供!.人間を恐がる様子もなく我々が通り過ぎるまで不思議そうに見ていた.元気に育ってくれて、また会える日を楽しみにしてるよ...
やっと5峰・6峰の間にある10mの岩場に到着.右から回り込んで通過.
6峰を越えて暫くで、岩茸石山と惣岳山を結ぶ縦走路が眼下になり、平行して歩くと、木に結び付けられた馬仏山(723m)の標識を見て縦走路に下りる.”関東ふれあいの道”標識がある.今回は岩茸石山へ.
山頂直下の岩場を登る.
岩茸石山(793m).大休止し、昼食.
岩茸石山から、「アレ!、こんなに急だっけ?」とボヤキつつ名坂峠へ.
名坂峠からも”前の人の頭を踏みつける”様な急坂が2箇所あり、気が抜けない.台風21号の影響か道は荒れていた...
新しく出来た林道に下り、以後、林道を行く.
予定になかった林道をバス時間を気にしつつ”八桑”バス停へ急いだ.
”八桑”バス停.無事、13:02のバスに間に合い、今朝、出発した川井駅へ.