活動データ
タイム
09:22
距離
8.3km
のぼり
1941m
くだり
455m
活動詳細
すべて見る公開してない活動日記が溜まっておりますが、タイムリーなものを先に公開します、、 ※奥穂〜北穂間と、大キレット(飛騨泣き)の様子を360度VR映像で撮影して公開してます! よかったら下部のリンクからどうぞ。 ソロで穂高縦走(https://yamap.co.jp/activities/1035065) 師匠とジャンダルム縦走(https://yamap.co.jp/activities/1119934) を達成できた昨年。今年の目標はソロで大キレットから槍に登ることでした。 が、肝心の8月が怒涛のような忙しさで全く休みがとれず、9月に入ったら雨つづき。紅葉で大混雑しそうな9月下旬~10月上旬は避けたいし、もう行くなら今でしょ、と私のなかの某先生がつぶやいたため、雨覚悟で行ってみることに。 エスケーププランは5通りぐらい考えて、もし沢渡に着いた時点で土砂降りだったら温泉に入って松本観光する気マンマンです。そうなったら是非とも開運堂のお菓子を買いたい。あ、なんかそっちのほうが楽しそうかも。 頭のなかが開運堂で70%ぐらい占められつつ沢渡に着くと、晴れ間も見えて意外とイケそうな雰囲気。朝パッキングをミスって始発のバスに間に合わなかったのが悔やまれます。そしてザックが重い…。 出がけに計った重量は12kg強(水除く)。さすがにテント泊装備で大キレットを越える自信はないので小屋泊ですが、節約で全て素泊まりにしたため、バーナーやら食料やら、プラス師匠の指示でハーネスと最低限のガチャ(セルフビレイ用)、一眼レフと撮影機材、その他もろもろでこんな重さに。これじゃテント泊とほとんど変わらん! ここのところ軽量化した装備ばかりだったので、この重さには歩きはじめからへこたれました。 おまけに本日登るのは重太郎新道。前穂めがけて直登する、どこから見ても絶壁なアレです。河童橋からみると絶壁すぎて吐きそうになるので見ないようにしてます。 今回の山行には大キレット以外にもいくつか目的があって、ひとつは重太郎新道リベンジです。 昨年、負傷した足を引きずりながら下った思い出(https://yamap.co.jp/activity/1035066) は今でも山メモリーワースト1に輝き、いつかザクザク登ってやろうと思ってました。ついでに吊尾根もザクザク歩いてやる予定です。 そして高度感と浮石にビクビクしながら通った奥穂~北穂間を逆ルートで歩き、この1年クライミングやらをしてきてどれだけ鍛えられたか試したいのもありました。あと、行けなかった前穂登頂も忘れずに。 岳沢小屋までは比較的緩やかな登りが続きます。雨に降られて凍える前提で厚着してきたら、蒸し暑くてシンドイ。涼をとる算段だった風穴からは1ミリも風が出ていません。ふざけんな!(と心の中で叫びました) 岳沢小屋からいよいよ急登、というか絶壁、重太郎新道のはじまりです。昨年下りたから知っているとはいえ、やっぱりこの傾斜は半端ない。ザクザク登るのは早々に諦め、チンタラ登ることにしました。 上部に行くに従い岩場も出てくるのは楽しい。完全ドM向けではありますが、変化もあるし眺めもいいし休憩スポットも充実していて、いい道だと思います。横尾からまわるよりよっぽど楽しい。ドMにしかオススメはしませんが。 出発遅れ&チンタラ重太郎新道で、予定より遅れて紀美子平に到着。小屋到着時間を考えると前穂はスキップしたいところですが、昨年も登れなかったのでやっぱり行っておきたい。ザックをデポし向かいます。 前穂までの道のりは岩場続きで意外と大変。ガイドブックとか見ると簡単っぽいことが書いてありますが、涸沢~北穂より難易度は高い気がします。涸沢~北穂が山のグレーディングでDなのがいつも納得いかない。重太郎新道を登ってきた疲労も堪えます。 遅い時間だからか誰もいない山頂を踏んで、そそくさと下山。まだこのあと吊尾根が控えているので、のんびりしていられません。 吊尾根は、奥穂に近づくにつれて険しくなります。前穂側は平坦な道が多いのでさっさと歩みを進めます。ガスってきたし、誰もいなくて心細い。途中で岳沢小屋の方とすれ違い。2時間で小屋に着く予定だそうです。おおう、すごすぎ…。 奥穂近くは急な岩場が連続しますが、登りなので逆ルートよりはラクな印象。 前穂同様誰もいない奥穂山頂をさっさと通過し(3度目なのでやる気なし)、穂高岳山荘に着いた頃にはヘロヘロ。 昨年ジャンダルム後に泊まった穂高岳山荘は平日なのにも関わらず大混雑でしたが、この日は数十人程度でかなり空いていました。9月で天気悪くて平日、素晴らしいー。 あてがわれた部屋は6人部屋に自分と女子大生2人組だけで、布団の周囲はガラ空きだったのでかなり快適に過ごせました。元山岳部で雪訓とかやりまくりなのに高所恐怖症だという女子大生ズ、いい子たちで恵まれた部屋割りでした。 土間で夕食(カレーとアルファ米)をつくっていると、隣で呑み始めたメンズパーティと意気投合。結局消灯間際まで宴会に。冬はアイスクライミングして、来週はダイビングで40m潜るとか。3,000mから一気にマイナス40mへ。面白い方たちでした。 ソロで小屋に泊まると、こういう出会いが本当に楽しいです。これもソロの醍醐味で、自分がソロ好きな一環かもしれません。 ■2日目:https://yamap.co.jp/activity/2367924 ■食料メモ 昼:行動食随時(きびだんご等) 夜:アルファ米+男の黒カレーレトルト
動画
活動の装備
- その他(Other)climbing technology galaxy
- スポルティバ(LA SPORTIVA)トラバースX4 MID GTX
- その他(Other)POINT6 HIKING PEAK LIGHT CREW
- プリムス(PRIMUS)イージークックNS・ソロセットM
- ソト(SOTO)マイクロレギュレーターストーブウインドマスター
- カリマー(karrimor)イントレピッド40 タイプ3
- その他(Other)MOUNTAIN EQUIPMENT granite bottom
- パタゴニア(patagonia)キャプリーン・ミッドウェイト・ジップネック
- ファイントラック(finetrack)スキンメッシュロングスリーブ
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