吹雪の安達太良山

前日に様子見した時はロープウェイが運航停止する強風でこそあったものの、コースは地面がむき出しで春山だったはずが、深夜から雪が降り始めなんと一晩で雪山に逆戻り。 (　ﾟдﾟ) 当日は何とかロープウェイが運行したものの、既に山麓駅からそこそこ風があり、山頂駅付近は荒れた雪雲の中といった感じ。 粉雪が時折舞う中、登るにつれてさらに風も強まり、樹の無い吹きっさらし辺りではいよいよ横殴りの風雪が襲う危険域に。 特に山頂手前の一番酷い時は、体が突き飛ばされるような暴風になりました！ (ノД`)・゜・。 何とか山頂部まで辿り着いたものの、天辺の岩塊にはとても登れず…。 尾根道を避け峰の辻に下りましたが、視界も悪くルート探しも一苦労。 くろがね小屋が見える中腹まで下山した辺りで、漸く春らしい天気に回復しました。 小屋から先の奥岳登山道は、残雪で足元がやや不安定ながら特に苦労せず、(旧道は泥水でぐちゃぐちゃでしたが）無事下山できました。 振り返ってみると、山頂までの時点でロープウェイに引き返しても良かったとは思います。 とはいえ、想定外の実にスリリングな山行は、これはこれで楽しかったです。 (^O^)／