活動データ
タイム
04:26
距離
7.5km
のぼり
813m
くだり
817m
活動詳細
すべて見る春の宮崎旅行、昨日は可愛岳に登ってきました。大きく移動して、今日は市房山。 388号線経由で北から登山口へ近づく予定でしたが、388号線が通行止めということで随分回り道しました。 西米良から市房山5合目駐車場を目指します。数年前にこの山道でパンクして引き返したので、そのリベンジですね。 265号線から狭い山道をずっと登っていき、ようやく五合目駐車場に到着。 途中、崩落してる箇所や落石もありましたが、きちんと舗装されてるのがありがたいです。駐車場は広く、20台は止められそう。 では出発です。昨日に引き続いて素晴らしい晴天で、昨日より風もなく絶好の登山日和です。 まずは杉林の中を緩く登って行きます。すぐに5合目の看板があります。 ちょっとしたピークを登り詰めると林道に出ます。ここから造林小屋までは林道歩きです。 明るく開けて、地面もしっかりしている林道ですね。林道の先に市房山が見えて来ました。 1キロほど歩いて造林小屋に到着。休憩所にトイレもあります。しかしトイレの水は流れないようです・・。 造林小屋の前から改めて登山道に取り付きます。ここからが本番ですね。 足元には杉の葉のようなシダ植物、ヒカゲノカズラですね。 杉ヒノキ林の中をしばらく登ると7合目の看板。6合目の看板は林道歩きの時に飛ばしてしまったようです。 7.5合目?くらいでヒノキ林を抜けると、アセビだらけの斜面にでます。 ここから頂上まで、ずっとアセビです。こんなアセビの群生地は初めてですね。アセビに溺れそうです。 アセビは背が低いので、振り返ればいつでも眺めがいいです。すぐ東にある石堂山がよく見えます。 アセビの中を真っ直ぐ登ったり、ジグザグに登ったりしてピークを登り詰めます。 頂上か!と思ったら手前のピークでした。下から見えてたのはこのピークですねぇ。 道は緩やかになり、道の脇にはバイケイソウなどが芽を出しています。アセビもバイケイソウも毒草なので鹿が食べないんですよ。 スカイトレイル頑張って!のメッセージ。西米良村の中心から市房山に登るトレラン大会のことのようですね。 ようやくで頂上に到着! 数年前にパンクで撤収して以来の念願が果たせました。 頂上は大きく開けており、360度の大絶景。北には尾根沿いに繋がる二つ岩、九州山地、遙か彼方に阿蘇、くじゅう、祖母傾の山並が。 東には石堂山、南には彼方に高千穂峰、韓国岳。西には人吉盆地が見えますね。 岩場を北に少し行けば心見の橋。落ちそうで落ちない岩が引っかかっています。この上を通るのは勇気が要りますね。 二つ岩を眺められる場所で昼食。カップラーメンタイムです。 じりじりとお日様が照りつけてきます。昨日と違い、風がないので暑い! では下山です。基本的に南東に向かって降りて行くので、東の石堂山、南東の天包山をずっと見ながら降りて行きます。 この市房山と石堂山、天包山が米良三山だそうで、いつか他の山も登りたいところです。 アセビの中を駆け下りて、ヒノキ林を抜ければ造林小屋。林道歩きを経て一山越えれば登山口です。 緩やかな道なので下りは早いです。道の脇にちらちらミツバツツジが咲いてますね。 市房山は九州山地の南部の盟主で、秘境と言っていい山ですね。人吉盆地以外はどちらを向いても山また山です。 「分け入っても分け入っても青い山」は種田山頭火が九州山地を詠んだ句だそうですが、まさに山ばかり。 五合目駐車場から登ると急登はほとんどなく、緩やかで非常に登りやすいです。それでいて頂上からは絶景が望めて素晴らしい山です。 登山口まで行くのがちょっと大変ですが、未舗装路を走らされたりしないので、まだ楽でしょう。 紅葉の季節にでもまた登りたいところですね。しかし大分からはちょっと遠い・・。
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