ふなばし三番瀬海浜公園での探鳥(ミユビシギ、ハマシギなど)

2023.04.09(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 24
休憩時間
55
距離
3.7 km
のぼり / くだり
60 / 61 m
2 24

活動詳細

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千葉県船橋市にある、ふなばし三番瀬海浜公園で探鳥。たくさんのハマシギとミユビシギを満喫。ダイゼン、ミヤコドリなども少しいた。 日本はシギ、チドリの渡りの重要な中継地。南の国での越冬を終えた鳥たちがそろそろやってくる。繁殖地に向かう前の栄養補給で日本にはしばらく滞在する今が観察のチャンス。今日は中潮。深夜0時と正午付近に干潮、朝と夕方の6時頃に満潮となる。あまり観察に適した条件ではないが、よく晴れそうだしふなばし三番瀬海浜公園へ。4時起きでカーシェアリング。高速道路を飛ばして7時前には歩き始めた。 満潮直後の東京湾はまだ干潟もなく、鳥たちは遠くにちらほらいるだけ。柵の上で潮が引くのを待っている。 こんな時は突堤の奥のコンクリートの上で群れていることも多いので見に行ってみたが、意外と何もいなかった。 この付近で越冬していたカモたちはもう大半が繁殖地に向かったのか、今日はスズガモをほんの数羽見かけただけ。 あまりに鳥が少ないので、浜辺の方に戻る。7時を過ぎて、そろそろ干潟が現れ始めている。バードウォッチング目的の人も増えてきた。みんな海を見て鳥がやってくるのを待っている。私もウォーキングシューズを脱いで、農作業用の丈夫な長靴に履き替えて待機。 さらに干潟が広がると、ようやくハマシギたちが餌を探しに降りてきた。灰色の冬羽の個体は少なく、赤茶色の夏羽が多い。ミユビシギも多く混ざっている。こちらはまだみんな白っぽいふわふわの冬羽。大きいのはダイゼン。こちらもまだ冬羽。 時期的に早いのか、まだシギ、チドリの種類は多くない。干潟に鳥が降りてくると、みんながよってたかってカメラを向ける。みんな鳥を脅かさないようにかなり気をつけているが、ふとしたきっかけで突然一斉に飛び去ってしまう。その度にまた、どこかに鳥が降りてきてくれるのを辛抱強く待つ。 シギ、チドリ以外では、ミヤコドリが少しだけいたが向こうのほうに飛んでいってしまった。ユリカモメは顔が白い冬羽から顔が真っ黒の夏羽まで様々。カワウだけは空を埋め尽くすほど無尽蔵にいた。 9時になると干潟が広がって鳥も分散し、潮干狩り客も増えてきた。ひどい強風と寒さで疲れてきたこともあり、撤収。zoopickerの投稿ではこの日オオソリハシシギやビロードキンクロなどを見た人もいるようなので、もうちょっと粘った方が良かったかもしれない。 越冬を終えた鳥たちが、今後も続々やってくるだろう。繁殖地に向けて旅立つ前に、また何度か見にきたい。

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