活動データ
タイム
07:23
距離
15.0km
上り
1165m
下り
1094m
活動詳細
すべて見る『雪は少ないながらも滑走性の良い雪で楽しめました』 フリー参加の浅草岳スキーツアー実施日であり、参加者3名、私とリーダーの佐藤君の計5名で7時少し前に旧ホテル大自然館跡を出発。 シラベンノノ沢は雪が少なくて渡れず、そのまま杉の植林地へと向かう。最近のBCの方々はほぼ直登で登るのが主流のようである。我々は旧コースをそのまま辿ったが、昨日のBCスキーヤーの横滑り痕やシュプール痕が凍り、たいへん登り難い場面が続いた。 ヤジマナ取り付きピークは雪堤が欠落しており、右側の方を通った。ここも大分積雪が薄くなっていた。 ヤジマナ沢尾根からはなんとか登れるレベルであったが、ところどころ柴木を除けたり、踏みつけたりしながら通過しなければならない箇所が割とあった。ただし、右側のアイヨシ沢を用いれば、その問題は解消されるであろう。 ヤジマナ沢源頭から嘉平与のボッチの間も藪がうるさくなってきており、かなりムジナ沢側を通過しなければならない状態となっていた。 嘉平与のボッチのトラバースは大分ムジナ沢側に下がってはいるものの、問題なく通過できた。 前岳の斜面は未ださほど雪は少なくなく、ほど良い斜面状況であった。 山頂直下は田子倉側の方を歩き、捲いてから山頂に至るしかない。 一応、ツアーなので、画像などを撮りこみ、下りは早坂尾根を滑走した。 早坂尾根は素晴らしい斜面だが、あたりはずれがあり、滑走性の良い時と悪い時の落差が激しい斜面である。参加者の中に、数日前にこのコースから登り滑走された方が居られ、滑走性は良かったとの情報があったので早坂尾根滑走を行うこととしたのである。 リーダーが私に先導してほしいと言われたので私が先頭で滑っていくが、わずか数百メートルで大腿が悲鳴を上げ始めたので、アルペンターンでなるべく筋肉を使わない滑りで対応した。その後、ターンはテレマークターンで対応。 従来早坂尾根からのドロップポイントを降下し、下の清水沢を愚直に滑走していたが、今回はリーダーの佐藤君が別の沢を滑ってみようと先導し、そのあとをついて行った。しかし、次第に急になり、あまり良いコースとは言えない気がした。 林道は思いのほか滑り、苦もなく元に戻った。 3月12日以来のBCで相当疲れたが、滑走性の良い雪を楽しめ、記憶に残るツアーであった。
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