活動データ
タイム
03:48
距離
10.3km
のぼり
543m
くだり
548m
活動詳細
すべて見る宮ヶ瀬湖畔園地を起点に早戸川林道を歩いて探鳥。今年最初のイワツバメを見つけたほか、早戸川ではカワガラスも一羽見つけた。 朝食後カーシェアリングで車を借りて宮ヶ瀬湖畔園地へ。国道16号線がひどい渋滞で9時にやっと到着。ダム湖のほとりに小さいアスレチックやバーベキュー広場、食事処などがあるが、流石にまだ人は少ないし店舗も軒並み準備中。 県道64号(伊勢原津久井線)を渡って早戸川林道入り口へ。林道自体は木材を運搬する大型トラックでも余裕で走れるくらいの広い舗装道路だが、普段は車両通行止め。歩行者は通行可能なのでゲートと崖の間のすごく狭い隙間から中にはいる。 右側に宮ヶ瀬湖、左側に山を見ながら早戸川林道を歩く。広くて平坦で歩きやすく、野鳥も多いので大きなカメラを持って野鳥を探す人が結構いる。犬の散歩をする人も多い。 林道を歩き始めると程なく電波がなくなる。yamapの地図をダウンロードしてくるのを忘れていたが、まあほぼ一本道なので迷うことはない。 湖側も低木で視界が塞がれがち。時々見通しが効くところもあるが、観光用に整備された道路ではないのでおおむね視界は悪い。草の隙間から湖を見ても、カワウしかいない。上空にはトビが多い。 小鳥の声がひっきりなしに聞こえるが、小枝と葉っぱで隠れて見えない。ベニマシコのメスが一羽姿を見せたが、枝の向こうでチラチラするだけでなかなか見える位置に来ない。 山から流れ出た小さな沢がいくつも湖に注ぐ。その度に橋を渡る。大抵は沢の名前と橋の名前が同じ。橋には「○○沢」と「○○橋」の両方の名前が書いてある。沢があるたびに目を凝らしてミソサザイでもいないかと探すが見つからない。 最初の大きな橋は、金沢川にかかる金沢橋。続いて早戸川にかかる早戸川橋を渡ると、車両通行止め区間がやっと終わる。この辺りはまだ一般車両侵入禁止のはずだが、駐車車両が多い。多分釣りをしにきている人たちだと思われる。 この地点は湖の西の端。このまま湖の北岸を東に向かう。頭上からチュリチュリと賑やかな声が聞こえてきて上を見ると、イワツバメの群れがいた。だんだん夏鳥の季節になっていく。 車道の分岐があるところで湖沿いの道が通行止めになっていた。崖崩れで通れないらしい。ここで北に向かって分岐する道もあるが、そちらに行くと湖から離れて山をいくつか回り込むことになり、非常に遠い。諦めて来た道を引き返す。 今度は右手に山、左手に宮ヶ瀬湖や川を見ながら歩く。巣材を集めるヤマガラを見ていたら、川縁にトラツグミのように体を上下にゆすっている黒い小鳥がいるのを見つけた。カワガラスだった。鉄が錆びたような色をしていて決して美しい鳥ではないが、岩を掴んで水底を歩くというとてもユニークな特技を持つ鳥でなかなか見つけられないので、見つけるとかなり嬉しい。 この後は特にこれといった野鳥も見つけられず、長い長い林道を駐車場まで歩いて戻った。宮ヶ瀬湖畔園地に戻る頃にはお昼になっていて、観光客で大賑わい。和食のお店に入って、鴨そばを食べてから帰った。国道16号線がまた渋滞していた。
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