活動データ
タイム
12:09
距離
22.0km
のぼり
1822m
くだり
1824m
活動詳細
すべて見る今年は去年よりも雪が少なくって3月に入ってからはまともに降ることも無くあっという間に暖かくなって残雪の山を楽しめるのもギリギリな感じでした。だから残雪期の最後にいつも見ているみんなの岩手山に行って〆にしようと思いました。 私も普段は八幡平市から見る岩手山右側のボコボコしてる尾根(屏風尾根)を歩くことになるとは思ってもいませんでしたが積雪期なら行けるよってなったのでじゃお天気の日に行ってみようって思いました。七滝のとこの駐車場で邪魔にならない第二駐車場に停めてスタートします。氷瀑も終わって静かなコースを歩きます。 朝早いので雪は締まって歩きやすくてツボ足で七滝へその先はアイゼンを付けますがそのまま進んで尾根に上がります。斜度が増してきて樹林から抜けるあたりで装備を変えて歩きます。樹林を抜けたら雪のつき方を見つつ歩いて行くんですが雪が少ない分ハイマツが出たりしてて踏み付けたくないので出来るだけ雪のあるところを進みます。 赤倉岳のところに来たら一旦下って登り返してくるんだけどここは斜度もあるので注意したいところです。赤倉岳を過ぎたら屏風尾根に入ってくるのですがここの歩きがまた絶景なんですよね。前を見たら米倉、茶臼越しの岩手山もすごいし後ろを見たら黒倉や源太ヶ岳に下倉スキー場とか八幡平方面ってとにかく絶景の中を歩く感じです。 あれがクラウンピークだとか米倉がとかP1がP2とか色々と聞いたけど忘れちゃいました、笑 米倉が目の前に迫ってくるところは迫力がすごくていいし振り返ってもいいんだけど片斜面をトラバース気味に進むとことか斜度もあるので緊張を強いられるところもあります。夏道に出たところで雪があればいいんですけどとけちゃって夏道が出始めてるところもありました。 茶臼のところの平笠不動小屋で休もうって言ってたんですけど中に入れる状態じゃなかったから外で軽く休んでいよいよ頂上に向かって出発ですがカッチカチの斜面はアイス状態で真っすぐ行くには自信が無かったので斜度の緩い方を巻きながら尾根に着くことにしました。そこもまた時々踏み抜くので体力を奪われます。足が攣りそうになりながらなんとかお鉢に取りついたら後は頂上までもう少し・・。頂上に着いた時にはなんか泣きそうになって色んな思いが込み上げてきました。 山頂でゆっくりしているうちに父がお鉢を一周して妙高に寄ってきたので今度は一緒に下山します。奥宮の方は地熱があって温かいのか噴気が出ていました。あんまり活発にならなきゃいいねって思いつつ歩きます。不動平まで下りてその先は七滝に向かって地獄谷経由で帰りますがこの時はまだ悩んでいました。黒倉の方と姥倉を周って松川に下りて帰るか大地獄谷を下るかって・・。っていうのも大地獄谷の場合下りるためには急な斜面と滝、沢を上手く渡ることができるか問題があったからです。急激な雪解けで沢の雪はとけて渡るにも水量が多かったらどうしよってネガティブな事ばかり考えていました。でもいつも通り言われました「行ってみねばわかんねーべ!!」って( ´艸`) じゃ行きましょって行ったんですが数日の間でも状況が変わっているようで滝のある沢のとこは大きく巻いて、先日までは渡れてたスノーブリッジは崩壊してたので沢を徒渉するしかなくジャンプで飛んで、笑。その先はフラットな夏道に沿ってブナ林に抜けてゆっくり下ったら七滝なので急ぎたいんですが疲れちゃいました💦 なんとか暗くなる前に登山口に下りてきました。そして今日歩いた岩手山を振り返ります👀いつも見ている岩手山もとりわけ美しく見えました。山を歩かせていただいたことに感謝して帰りました。 またまた長文、駄文をお読みいただきましてありがとうございました。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。