夫婦岩

2023.03.21(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 52
休憩時間
15
距離
2.8 km
のぼり / くだり
294 / 294 m
21
3
2
19
14

活動詳細

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日曜日にお墓参りを済ませていたので、彼岸の中日だが、朝食後すぐに山に向かった。 WBCの準決勝も気になったが、窓の外は雲一つない青空。テレビを見ている場合ではない。 向かった先は、宮城県丸森町の夫婦岩。登山口の駐車場は、思ってた以上に広く、日陰には薄っすらと雪が残っていた。 夫婦岩は、阿武隈渓谷県立自然公園に指定されており、駐車場には大きくきれいな案内板が建っていた。案内板によると、夫婦岩は「丸森の万里の長城」と呼ばれているとのこと。 トレッキングブーツに履き替え、行動を開始した時刻はジャスト8時。 登山口の道標こそなかったものの、駐車場から道幅の広い登山道がまっすぐ伸びていた。 途中、分岐があったが、左側に進む方向に「夫婦岩」の道標があったため、左側の道を選択。 登山道は、杉林の中を通るようになり、途中、小川を渡る場所には、立派な橋も架けられていた。 杉林を抜けると、登山道は階段状になり、手すりも付いていた。 階段を上り終えると、夫婦岩へと続く稜線に出て、勾配も緩やかになる。 夫婦岩の山頂直下で、再び勾配がきつくなるが、今度は鎖が張られていた。 通常、鎖場の鎖は錆びていることが多いのだが、ここの鎖は真新しくピカピカであった。 鎖場を過ぎればそこが山頂で、山津見神社のお札が祀られる小さな社が出迎えてくれる。 山頂は小さな広場になっており、木々の間から蔵王連峰が見えた。 福島県の阿武隈高地からは、西の方角に吾妻山や安達太良山が見渡せるのが定番なのだが、それらの山は見渡せない位置であることに気づかされた。 少し休憩し、西夫婦岩に向かった。夫婦岩と西夫婦岩を繋ぐ岩稜をトラバースする。 それにしても、このような山で「トラバース」なんて本格的な山やが使う用語を使うようになるとは、思ってもみなかった。途中、岩稜の上に立つと、夫婦岩の山頂よりきれいに蔵王の山並みが見えた。 西夫婦岩から西側は切り立った崖で、なかなかの高度感である。 岩稜は西夫婦岩で90度右側に折れ、北方角へ続いていたが、一般の登山者では、ここより先に進むことは困難と思えたので、来た道を通って夫婦岩へ戻り、続いて東夫婦岩に向かった。 ちなみに、YAMAPの地図では、東夫婦岩の名前は記載されていないが、ルートははっきりしており、急な坂には例によって鎖が張られていた。 東夫婦岩からは、登るときに通った分岐へ続く道があると思われたが、それらしき道を見つけることができなかったため、来た道で下山した。登るときには、ほとんど使わなかった鎖だが、半分高齢者の仲間入りをしているため、下りでは安全のため、ありがたく使わせていただいた。 10時少し前に無事下山。 地図には登山道が途中までしか記載されていないが、登山道の整備状況は第1級であり、お勧めの山である。 まだまだ、登山者も少ないようだが、YAMAPの地図に赤色で登山道が記載されれば、もっともっと登山者も増えると思われる。 なお、蛇足ながら、急いで自宅に帰ると、WBCで日本は3点のビハインド。 吉田の3ランは勿論のこと、村神様の劇的なサヨナラヒットもテレビ鑑賞することができた。

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