【二百名山 茅ヶ岳】楽しい穏やか有休登山　頂上で餅を焼く

帰国中のお師匠こと大切な山仲間からのお誘いで二つ返事で「行く！」で有休登山。以前から気になっていた茅ヶ岳へ。平日に登山て最高か。 すっかり春の陽気の木曜日。あずさで韮崎へGO。平日でも朝のあずさは混雑なのね。指定席満席とのこと。韮崎からは仲間の車で登山口まで。駐車場には数台の車がすでに駐車されていたが、余裕はあり。 さて、ルート。最初は足元にゴロゴロと大きな石が転がっているものの、坂は非常になだらか。楽しくおしゃべりしながらどんどん歩いて女岩まで。ここで休憩。仲間のお土産ずんだ餅をいただく。旨し。 女岩の先からは突然の急登。確かに遠くから見える茅ヶ岳の山容はまさにそんな感じであった。なだらかなふもと部分からの突然傾斜の急な三角形が始まる。大好きな岩系の急登は長くは続かずすぐに落ち葉がふっかふか地帯の急登部分へ。この地帯はS字を描いて登るので比較的登りやすいが、ルーファイが少ししづらいのでリボンやペンキを確認しながら進む。登り切ると少し視界が開け尾根に出る。左に進むともうすぐ頂上。 頂上の少し手前に深田先生の慰霊碑が静かに佇んでいた。今月は奇しくも命日（3/21)の月。「おかげ様で百名山という目標が出来さらに楽しく登山をしています。百名山はやはり選ばれただけの良さがありますね。」後から深田記念公園でーーー“救護隊を待つ間、仲間の「この辺りはイワカガミが咲いて、きれいです。」との言葉にすっかり喜び「そうですか」とうなずいたのが最後の言葉”ーーーというのを知り、なんて美しい最期なのだろうと思った。仲間とのやりとりの穏やかな空気が静かに心に響く。登山家にとって理想の亡くなり方ではないだろうか。病院で動けぬまま山に思いを馳せながら亡くなるのではなく、人生の最後の散り際ギリギリまで自分の足で歩いて大好きな登山が出来たのだ。 お参りをしてから頂上へ。ここから頂上へはすぐ。頂上付近は雪解けの後か、地面はドロドロぐちょぐちょ。黒いシューズがしっかりどろんこで白くなってしまった。展望はとても良いが今日は晴れているのに霞んでいてあまり景色は見えない。頂上でランチタイム。アーンド、今日はみんなで食べようとお汁粉を持ってきた！ぶっつけ本番で餅をバーナーで焼くも網だけ持ってきて直置きにしてしまったので、火の通り方がめっちゃ偏り難しい。焦げちゃうよー。帰ってから調べると良いのがあるじゃないの。コレ買おうっと。https://amzn.asia/d/fTwkuCj そして、ひっくり返しづらく餅を何度か地面に落とす大失態、も仲間は「大丈夫大丈夫！」「食べれる食べれる」と優しい。焼いたお餅に温めた榮太郎のしるこをかけ、栗と胡桃を乗っけて出来上がり。みんな美味しいと食べてくれてよかった。ありがと。次はもうちょっと上手くやるね。 お腹いっぱいになり、予定では金ヶ岳に行くはずが、少し下ってみるとこちらにはかなり雪が残っておりツルツル。誰もチェンスパを持っておらず、無理に行くことを止め下ることに。 下りの道は先ほどより緩やか。サクッと下って、深田記念公園に立ち寄り、地元の仲間が案内してくれた素敵な温泉へ。高台にあり露天風呂からの眺めが最高であった。さすが、温泉総選挙「絶景部門」4年連続日本一。湯加減も暑すぎずぬる過ぎずパーフェクト。良いお湯だった。温泉の後はお食事どころで晩御飯を食べ、甲府まで戻ってあずさで東京へ。 みんなのおかげでとても楽しい1日になった。そしてやっぱり山のお師匠と登るととても穏やかな気持ちになれるし、みんな楽しそう。彼の人柄がなせる技であろう。また、しばらく会えないのは寂しいが再会を約束して帰路に着く。 今日も一緒に登ってくれた仲間に感謝。ありがとう！ -------------- //mountain note ▲アクセス：韮崎駅＞仲間の車＞登山口 韮崎からバスも出ています（本数少ないので注意） http://cus4.kyohoku.jp/routebus/kayagatakemizugakidenen-bus/schedule-fukadakouenline/ ︎▲レベル：初級〜 ▲ルート：最初なだらか。女岩から急登 ▲登山時間：チームタイム2時間30分 ▲本日の装備： ▲本日の温泉：みたまの湯　https://www.mitamanoyu.jp/ ▲本日のごはん 朝：サンドイッチ 昼：エビのトマトクリームパスタ、玄米おにぎり オヤツ：ずんだもち、ぜんざい 夜：みたまの湯　ほうとううどん、トマトスライス --------------