知床連山から彼の山へ・・・私の春休み

2023.03.05(日) 5 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 50
休憩時間
2 時間 18
距離
9.0 km
のぼり / くだり
1105 / 331 m
4 24
DAY 2
合計時間
12 時間
休憩時間
2 時間 28
距離
13.9 km
のぼり / くだり
1216 / 1216 m
DAY 3
合計時間
13 時間 19
休憩時間
4 時間 18
距離
11.4 km
のぼり / くだり
840 / 860 m
DAY 4
合計時間
11 時間 43
休憩時間
2 時間 40
距離
15.0 km
のぼり / くだり
1337 / 1335 m
29
42
18
3 8
DAY 5
合計時間
4 時間 51
休憩時間
56
距離
6.1 km
のぼり / くだり
134 / 884 m
4 29

活動詳細

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今週、安定してお天気良さそう。確定申告の3月、帳簿と通帳の数字がぴったり合ったので思い残すことなく、迷うことなく?春山を楽しむべく、予備日込5日分の食料燃料を準備して早朝ドライブ、知床へ。そう・・・真っ白で何も見えなかった北日高が厳冬期最後の山になろうとは ─── 知床は春山です。2月に一回「3月中旬くらいの陽気」とニュースで聞き、そして今回3月初めは「4月上旬並みの暖か」と騒がれたのは天気予報チェック三昧の私は知っています。大雪山東端のうちでも1月~2月は-20℃を下回る日が多く例年よりは厳しかった寒気に鍛えられた雪が、春への階段を2ステップ進んだ今週、どれだけ持ち堪えてくれているか不安・・・気ままな春休みへの期待よりはるかに心配です ─── 。 今回はいつもの山旅とは目的が違います。見たい景色や花があるわけではなく、私は知りたい、連山からいつも眺めていた「やじろべえが広げた両腕」のような彼の山が連山からどう繋がっているのか?そした歩いてみたい、折れ折れ稜線から両洋に落ちる尾根・谷が天地東西南北どのように入り組んでいるのか確認しながら ─── 連山から知床岬までの中間地点にあるシリエトク・知床岳。 標高400m付近から生息し始めるヒグマ大好きハイマツは下層域ほど風当たりが弱いのか雑木との競争があるためなのか背も高く、これが雪から解放され始めるともう大変です。ハイマツ帯以下の笹はまだ冬の名残で早朝はがっちり歩き易く最終日午後は少々ザクッ!程度でお行儀よろしく。。。700mより上のハイマツ・小低木帯は気の抜けた海老の尻尾がガリガリ再凍結して冬山として楽に歩けますが、中間層400m前後は日当たりによっては雪庇クラックごく初期段階、時々ハイマツに足をすくわれる今回の要注意ゾーンでした。しかし思ったよりは今回の暖気に道を阻まれることがなく最終日は去り難さで胸一杯となった知床の早春 ─── 去年、知西別の虹鱒さんに教えてもらった取り付き易い尾根の入口・ルサフィールドハウスに車を駐車して、去年も通った道は懐かしみながら、初めてのエリアは期待と不安一杯で。。。

ルシャ山 去年は斜面のハイマツの黒が既に目立って歩き難かったので今回は一か月弱早めの春知床です。なので朝陽一時間ほど遅く、夕陽も早い ───昼夜 半々の春分までまだ半月。隣国から昇る朝陽を見ながら羅臼町に入りました。
去年は斜面のハイマツの黒が既に目立って歩き難かったので今回は一か月弱早めの春知床です。なので朝陽一時間ほど遅く、夕陽も早い ───昼夜 半々の春分までまだ半月。隣国から昇る朝陽を見ながら羅臼町に入りました。
ルシャ山 早朝-15℃だった我が家、羅臼町コンビニの寒暖計は6時-6℃でした。今日から数日、4月上旬の暖かさ、と予報されていますが、初日スタートは冬日冬道。ツボ足に抵抗を感じない入口林道を殿様闊歩した私。
早朝-15℃だった我が家、羅臼町コンビニの寒暖計は6時-6℃でした。今日から数日、4月上旬の暖かさ、と予報されていますが、初日スタートは冬日冬道。ツボ足に抵抗を感じない入口林道を殿様闊歩した私。
ルシャ山 冷えた空気に斜め朝陽の清々しい林がスノーシューでジャクジャクと歩き易い。
冷えた空気に斜め朝陽の清々しい林がスノーシューでジャクジャクと歩き易い。
ルシャ山 尾根は明るく海・山の展望良い箇所も多い・・・早速見えた東岳。
尾根は明るく海・山の展望良い箇所も多い・・・早速見えた東岳。
ルシャ山 ゴミ一つないざら目雪の波
ゴミ一つないざら目雪の波
ルシャ山 緩斜面疎林
緩斜面疎林
ルシャ山 シューのヒールを上げると調度良い傾斜が続きます。
シューのヒールを上げると調度良い傾斜が続きます。
ルシャ山 おっと。。このクマザサでないチビ笹は??不吉な予感の始まり、そして斜度が変わるあの円錐形は何々どうした?
おっと。。このクマザサでないチビ笹は??不吉な予感の始まり、そして斜度が変わるあの円錐形は何々どうした?
ルシャ山 今日は楽に行ける、、と気を良くしていたので斜度見誤りました、、、重い荷物で踏ん張りがきかず、、うっかりすると万歳したまま腹で滑り落ちそうなので ─── こんなところでピッケルの世話になりました、無念です。
今日は楽に行ける、、と気を良くしていたので斜度見誤りました、、、重い荷物で踏ん張りがきかず、、うっかりすると万歳したまま腹で滑り落ちそうなので ─── こんなところでピッケルの世話になりました、無念です。
ルシャ山 円錐形を登り切って振り返ると、東岳がわっはっは・・・って笑ってた。裾野の「黒」はハイマツではなく針葉樹林の「黒」です。
円錐形を登り切って振り返ると、東岳がわっはっは・・・って笑ってた。裾野の「黒」はハイマツではなく針葉樹林の「黒」です。
ルシャ山 次いで踏み抜き・・・この辺は笹・ハイマツのミックスやぐらの上に厚さ15㎝ほどの白い雪板のせてある感じで、午後になったら通行大変なことだろう・・・
次いで踏み抜き・・・この辺は笹・ハイマツのミックスやぐらの上に厚さ15㎝ほどの白い雪板のせてある感じで、午後になったら通行大変なことだろう・・・
ルシャ山 トッカリムイ山頂より ─── 786台地、あそこくらいまで順調に辿り着ければ初日幕営地として万々歳なんだけど。。。
トッカリムイ山頂より ─── 786台地、あそこくらいまで順調に辿り着ければ初日幕営地として万々歳なんだけど。。。
ルシャ山 トッカリムイ山頂は雪もしっかりしているし展望も最高だし、ここでテント張ってもいいけど、まだ早いからやっぱり先へ進もう。。
トッカリムイ山頂は雪もしっかりしているし展望も最高だし、ここでテント張ってもいいけど、まだ早いからやっぱり先へ進もう。。
ルシャ山 150mくらいは細い針葉樹林の隙間を縫いながら下ったワ。。勿体ないこういう下り ───
150mくらいは細い針葉樹林の隙間を縫いながら下ったワ。。勿体ないこういう下り ───
ルシャ山 よっしゃー!青空台地目指してあと一踏ん張り。
よっしゃー!青空台地目指してあと一踏ん張り。
ルシャ山 これはもしやスキートレース?!
これはもしやスキートレース?!
ルシャ山 連泊して知床岳方面へ散策予定なので、連日、風も穏やかな予報だけど二泊分の良い場所を探して786台地を小一時間ほど歩き回りました。国後流氷見えるし、
連泊して知床岳方面へ散策予定なので、連日、風も穏やかな予報だけど二泊分の良い場所を探して786台地を小一時間ほど歩き回りました。国後流氷見えるし、
ルシャ山 今頃、気が付いた。。。4~5mほどの背丈樹氷密林です。
今頃、気が付いた。。。4~5mほどの背丈樹氷密林です。
ルシャ山 明日行く道、アップダウンが多くてコブ裏ルートの見当がつきません。本当は一時間くらい道確認で先へ歩いてみたかったのですが、そろそろおうちに入りたい時間になってしまいました。
明日行く道、アップダウンが多くてコブ裏ルートの見当がつきません。本当は一時間くらい道確認で先へ歩いてみたかったのですが、そろそろおうちに入りたい時間になってしまいました。
ルシャ山 おやすみなさい。
おやすみなさい。
ルシャ山 行く先、知床岳
行く先、知床岳
ルシャ山 引き返し、気力体力次第で向かうことができるのか?知床連山。
引き返し、気力体力次第で向かうことができるのか?知床連山。
ルシャ山 この冬、テントで出掛ける度に毎月満月でした。早朝沈む月光に照らされた知床連山と・・・
この冬、テントで出掛ける度に毎月満月でした。早朝沈む月光に照らされた知床連山と・・・
ルシャ山 本日向かうシリエトク。
本日向かうシリエトク。
ルシャ山 樹氷の隙間に漁火見えました。
樹氷の隙間に漁火見えました。
ルシャ山 うちの灯り
うちの灯り
ルシャ山 沈む満月
沈む満月
ルシャ山 びっしり流氷・太平洋から昇る朝陽を眺めながら幕営地786台地から100mほど下り ───
びっしり流氷・太平洋から昇る朝陽を眺めながら幕営地786台地から100mほど下り ───
ルシャ山 第一コブに登り返し振り返ります・・・100~150mのアップダウンが何度も続くようだけど、これ全部、帰り同じく登り返すんだわ。。。と。
第一コブに登り返し振り返ります・・・100~150mのアップダウンが何度も続くようだけど、これ全部、帰り同じく登り返すんだわ。。。と。
ルシャ山 第二のコブがすぐそこに見えます。最後30m程度の短い登りをケチってトラバースしようとしたら北東斜面にカチカチ部分ありで引き返し、素直にコブピークを通過するはめに ─── 第二コブの下りが急なハイマツ露出斜面で下りにくかったので帰路再度トラバースを試みましたが ───
第二のコブがすぐそこに見えます。最後30m程度の短い登りをケチってトラバースしようとしたら北東斜面にカチカチ部分ありで引き返し、素直にコブピークを通過するはめに ─── 第二コブの下りが急なハイマツ露出斜面で下りにくかったので帰路再度トラバースを試みましたが ───
ルシャ山 兎さんは楽々飛び跳ねているようですが人間スノーシューは急斜面下りは苦手です、特ににハイマツのように引っかかるものがわさわさあると、、です。
兎さんは楽々飛び跳ねているようですが人間スノーシューは急斜面下りは苦手です、特ににハイマツのように引っかかるものがわさわさあると、、です。
ルシャ山 第三のコブを登っている途中にシュプール発見!やはり昨日のトレースは間違いなく人間のスキーによるものでした。トッカリムイから知床岳へ抜けるコースはBCに人気なのでしょうか??
第三のコブを登っている途中にシュプール発見!やはり昨日のトレースは間違いなく人間のスキーによるものでした。トッカリムイから知床岳へ抜けるコースはBCに人気なのでしょうか??
ルシャ山 トレースが既に浮き上がっているので随分前のトレースのようです。
トレースが既に浮き上がっているので随分前のトレースのようです。
ルシャ山 第三のコブより本日最後の登りを観察中。ハイマツ左斜面の疎林が緩そうなのでこちらを進もうと・・・しかしオレンジ線ルートにスキートレースが見えるような気がするんです。。。
第三のコブより本日最後の登りを観察中。ハイマツ左斜面の疎林が緩そうなのでこちらを進もうと・・・しかしオレンジ線ルートにスキートレースが見えるような気がするんです。。。
ルシャ山 私一人じゃないって。小動物の存在は嬉しい。
私一人じゃないって。小動物の存在は嬉しい。
ルシャ山 最後の登り手前の平地、露出ハイマツは既にアイスコーティングから解き放たれスヌーズ中。でも雪はしまって今日はまだ歩き易いようです。
最後の登り手前の平地、露出ハイマツは既にアイスコーティングから解き放たれスヌーズ中。でも雪はしまって今日はまだ歩き易いようです。
ルシャ山 第三のコブからの下りを、「帰り登るの嫌だわ~」と見上げているところ。
第三のコブからの下りを、「帰り登るの嫌だわ~」と見上げているところ。
ルシャ山 さて、最後の登りですが、下から見上げると大して急に見えなかったので、何をどう思ったのかそのままスノーシューで直登し始めてしまいました。途中でカチカチさ加減に気が付きアイゼンに履き替えましたが。
さて、最後の登りですが、下から見上げると大して急に見えなかったので、何をどう思ったのかそのままスノーシューで直登し始めてしまいました。途中でカチカチさ加減に気が付きアイゼンに履き替えましたが。
ルシャ山 また斜面の途中で装備替えしてるのかい?・・・と東岳に笑われている気がして登り切って振り返った私、ちょっと恥ずかしい。他にギャラリーがいないから山はいいヤ。。
また斜面の途中で装備替えしてるのかい?・・・と東岳に笑われている気がして登り切って振り返った私、ちょっと恥ずかしい。他にギャラリーがいないから山はいいヤ。。
ルシャ山 アイゼンよりシューの方が重いしヒールが使えるし、、、と面倒でもこの装備替えは早々にしました。
アイゼンよりシューの方が重いしヒールが使えるし、、、と面倒でもこの装備替えは早々にしました。
ルシャ山 お。ツボ足のトレース、またもトッカリムイ~知床岳間に人間の存在を発見!
お。ツボ足のトレース、またもトッカリムイ~知床岳間に人間の存在を発見!
ルシャ山 溶けて凍ってを繰り返しもはや滑海老尻尾です。
溶けて凍ってを繰り返しもはや滑海老尻尾です。
ルシャ山 快晴無風。冷たい水が飲みたい。。。とテルモスのお湯に氷を浸けて熱冷まししているとこ。
快晴無風。冷たい水が飲みたい。。。とテルモスのお湯に氷を浸けて熱冷まししているとこ。
ルシャ山 心にも雲一つない最高のスノーハイクエリアに到着。
心にも雲一つない最高のスノーハイクエリアに到着。
ルシャ山 雪の小人がぞろぞろ。連山、近いようで遠いようで?
雪の小人がぞろぞろ。連山、近いようで遠いようで?
ルシャ山 登り詰めたところが知床岳の爆裂火口で
登り詰めたところが知床岳の爆裂火口で
ルシャ山 火口に沿って左の高みへ進みます。
火口に沿って左の高みへ進みます。
ルシャ山 連山からは見えなかった知床岬先端への落ち込み。。。これを見たらいつか岬まで歩いてみたくなるものなのだろう。
連山からは見えなかった知床岬先端への落ち込み。。。これを見たらいつか岬まで歩いてみたくなるものなのだろう。
ルシャ山 いつもあそこからこっちを眺めていたんだなぁ、連山。
いつもあそこからこっちを眺めていたんだなぁ、連山。
ルシャ山 レンズを通して拡大してみたんです。東岳とこけし岩の隙間に見えている135度くらいの濃い二等辺三角形はまさか羅臼岳ではないでしょうか?いくらなんでも羅臼岳がはっきり見え過ぎか?知円別岳がここからはそういう角度に見えるんだろうか?謎として残ります。
レンズを通して拡大してみたんです。東岳とこけし岩の隙間に見えている135度くらいの濃い二等辺三角形はまさか羅臼岳ではないでしょうか?いくらなんでも羅臼岳がはっきり見え過ぎか?知円別岳がここからはそういう角度に見えるんだろうか?謎として残ります。
ルシャ山 逆さ爆裂火口の向こうに国後・爺爺岳。チャチャ!
逆さ爆裂火口の向こうに国後・爺爺岳。チャチャ!
ルシャ山 さて、折り返し時間12時過ぎたし、火口散策しながら帰路につこう。ただの雪原ですが、「数か月したら熊楽園・・」と、時間があったらこの知床沼くらいまで行きたかった。。。本日残念。
さて、折り返し時間12時過ぎたし、火口散策しながら帰路につこう。ただの雪原ですが、「数か月したら熊楽園・・」と、時間があったらこの知床沼くらいまで行きたかった。。。本日残念。
ルシャ山 右端の高みが知床岳ネ。
右端の高みが知床岳ネ。
ルシャ山 こんな好天が続くとは期待もしていないけれど「明日明後日、そっち側に行くからよろしくね。。。」と、雪の小人の隙間を縫って連山に念を飛ばしてます。
こんな好天が続くとは期待もしていないけれど「明日明後日、そっち側に行くからよろしくね。。。」と、雪の小人の隙間を縫って連山に念を飛ばしてます。
ルシャ山 帰りのコブ登りは日陰になって涼しいはず。。。第三のコブを登りながら、まだ薄シャツ一枚の午後。
帰りのコブ登りは日陰になって涼しいはず。。。第三のコブを登りながら、まだ薄シャツ一枚の午後。
ルシャ山 第二、第一、786台地と一度歩いたところには親しみがわきます。。。
第二、第一、786台地と一度歩いたところには親しみがわきます。。。
ルシャ山 後からよくよく考えてみた  ─── 第二のコブの北東斜面、一日中ほとんど日が当たらないんじゃないだろうか?なのに「どうだい?楽勝!」と、スノーシューがズボリズボリと歩き易くショートカットを安易にも試み、またも急斜面の凍り区間に阻まれました。ほんの50mくらいですがアイゼンに苦肉の装備替えして通過するはめに。思い返せばこの5日間、アイゼン履いたのってこことあそこと・・・くらいだったかな。ピッケルは結構使いましたが。春・知床の中間層にて。
後からよくよく考えてみた ─── 第二のコブの北東斜面、一日中ほとんど日が当たらないんじゃないだろうか?なのに「どうだい?楽勝!」と、スノーシューがズボリズボリと歩き易くショートカットを安易にも試み、またも急斜面の凍り区間に阻まれました。ほんの50mくらいですがアイゼンに苦肉の装備替えして通過するはめに。思い返せばこの5日間、アイゼン履いたのってこことあそこと・・・くらいだったかな。ピッケルは結構使いましたが。春・知床の中間層にて。
ルシャ山 流氷太平洋に逆さ半島と満月ぽろり。
流氷太平洋に逆さ半島と満月ぽろり。
ルシャ山 786m台地に到着。次にここを眺めながら歩くことがあるだろうか?ですが、ルートの景色図としての覚書。
1・・第一コブは窪地トラバースせずに頂を通過
2・・第二コブもケチらずトラバースは試みないように。
3・・第三のコブは標高差はあるけれど単純なアップダウン
4・・最後の長い登り尾根の最初の急登は雪質に合わせてコースと道具をちゃんとしよ ───
786m台地に到着。次にここを眺めながら歩くことがあるだろうか?ですが、ルートの景色図としての覚書。 1・・第一コブは窪地トラバースせずに頂を通過 2・・第二コブもケチらずトラバースは試みないように。 3・・第三のコブは標高差はあるけれど単純なアップダウン 4・・最後の長い登り尾根の最初の急登は雪質に合わせてコースと道具をちゃんとしよ ───
ルシャ山 あまり黄昏るゆとりない時刻の帰宅になってしまいましたが・・・
あまり黄昏るゆとりない時刻の帰宅になってしまいましたが・・・
ルシャ山 786ピークから暮照にたたずみたくて、、、電波も取れるので町民女性に安否確認の連絡をば。
786ピークから暮照にたたずみたくて、、、電波も取れるので町民女性に安否確認の連絡をば。
ルシャ山 おやすみ太陽。
おやすみ太陽。
ルシャ山 明日明後日、どこまで接近できるかな、知床連山。
明日明後日、どこまで接近できるかな、知床連山。
ルシャ山 3日目「魔の標高400m帯」がほとんどの縦走路なので場合によっては遅い時間に諦め下山の可能性もあり、出来るだけ早朝出発を予定しました。。。ら??私が何か落とし物をすまいか、撤収中、間近で待っている彼女一人、こげ茶のブーツがお洒落だわよ。
3日目「魔の標高400m帯」がほとんどの縦走路なので場合によっては遅い時間に諦め下山の可能性もあり、出来るだけ早朝出発を予定しました。。。ら??私が何か落とし物をすまいか、撤収中、間近で待っている彼女一人、こげ茶のブーツがお洒落だわよ。
ルシャ山 岩の上で私がとうきびの種を蒔いているのを「早く食べたい」と図々しく眺めて待っている居住区シェアの一匹を思い出させるくつろぎポーズ。ワンッ!と時々発声してみるのだが ───
岩の上で私がとうきびの種を蒔いているのを「早く食べたい」と図々しく眺めて待っている居住区シェアの一匹を思い出させるくつろぎポーズ。ワンッ!と時々発声してみるのだが ───
ルシャ山 綺麗な朝焼け、少々天気は下り坂?
綺麗な朝焼け、少々天気は下り坂?
ルシャ山 BCに寄りそうあたしのトレースを辿りながら、、
BCに寄りそうあたしのトレースを辿りながら、、
ルシャ山 トッカリムイ岳を404から巻いて「ルサ乗り越え」を目指します。目指すですと??縦走路の最低地点280mなのさ。これって一度下山して別山に登ります、と大して変わりません。
トッカリムイ岳を404から巻いて「ルサ乗り越え」を目指します。目指すですと??縦走路の最低地点280mなのさ。これって一度下山して別山に登ります、と大して変わりません。
ルシャ山 春ほのぼの優しい陽射し。温度は高いけれど夜間に毎朝氷点下には下がり、早朝はジャクジャク歩き易い道が続きました。
春ほのぼの優しい陽射し。温度は高いけれど夜間に毎朝氷点下には下がり、早朝はジャクジャク歩き易い道が続きました。
ルシャ山 やや!トッカリムイ岳からの稜線に合流した350m辺りです、春が冬を壊してしまった修復不可能な場所発見。
やや!トッカリムイ岳からの稜線に合流した350m辺りです、春が冬を壊してしまった修復不可能な場所発見。
ルシャ山 この先の雪庇がどうなっているか分かりませんが、取り合えず「ルサ乗り越え」まで100m弱は下りきってみよう。
この先の雪庇がどうなっているか分かりませんが、取り合えず「ルサ乗り越え」まで100m弱は下りきってみよう。
ルシャ山 「ルサ乗り越え」到着。笹が産毛のようにあちこち揺れていますが、、雪面自体は溶けて沈んで固まっての繰り返しで安定してしまっています。ここより太平洋に向かうルサ川・・・もしもこの先、重量背負って通行不可能な場所があればここからルサフィールドハウスに下山するのもありだろう。。。
「ルサ乗り越え」到着。笹が産毛のようにあちこち揺れていますが、、雪面自体は溶けて沈んで固まっての繰り返しで安定してしまっています。ここより太平洋に向かうルサ川・・・もしもこの先、重量背負って通行不可能な場所があればここからルサフィールドハウスに下山するのもありだろう。。。
ルシャ山 と思い、充分休憩した後に少し登ったところでルサ谷に大きなクラックやデブリ発見です。そして反対側、オホーツクへ流れるルシャ川は、すぐ近くでせせらぎ音として存在を主張・・・さてどうする?
と思い、充分休憩した後に少し登ったところでルサ谷に大きなクラックやデブリ発見です。そして反対側、オホーツクへ流れるルシャ川は、すぐ近くでせせらぎ音として存在を主張・・・さてどうする?
ルシャ山 春を見て聴いて大いに不安を煽られましたが、笹露出箇所は多くなっても雪庇はかたく歩くに充分な強度ありと判断してこんなルートでゆっくりルシャ山を目指せたのでした。今日のアップダウンは昨日の3つコブより規模も小さく楽でした。景色図覚書。
1・・第一コブ382mは最初の「ルサ乗り越え」からの登りだしだけ急登。
2・・第2コブ、チビ。
3・・この長い雪庇だけは巻きたかったのでオレンジルートはいつか厳冬期に、といううことでオホーツク海側の針葉樹林の中をトラバースしました。この3日で私は悟ったのです・・今回の山行では針葉樹林下は日当たりが悪いのでまだ雪解けが始まっていない、ということを。
4・・長い雪庇稜線に合流してからは緩傾斜の樹林帯を真っすぐ歩けます。
春を見て聴いて大いに不安を煽られましたが、笹露出箇所は多くなっても雪庇はかたく歩くに充分な強度ありと判断してこんなルートでゆっくりルシャ山を目指せたのでした。今日のアップダウンは昨日の3つコブより規模も小さく楽でした。景色図覚書。 1・・第一コブ382mは最初の「ルサ乗り越え」からの登りだしだけ急登。 2・・第2コブ、チビ。 3・・この長い雪庇だけは巻きたかったのでオレンジルートはいつか厳冬期に、といううことでオホーツク海側の針葉樹林の中をトラバースしました。この3日で私は悟ったのです・・今回の山行では針葉樹林下は日当たりが悪いのでまだ雪解けが始まっていない、ということを。 4・・長い雪庇稜線に合流してからは緩傾斜の樹林帯を真っすぐ歩けます。
ルシャ山 第一コブ・・・ここは完全にチシマザサ、ミヤコザサ?が露出していて一帯が糞尿臭うほど鹿が存在感をアピール。もったりウンコが避けられない程でスノーシューで踏みつぶしながら進みます。今日明日の雪で洗い落とせばいいさ。
第一コブ・・・ここは完全にチシマザサ、ミヤコザサ?が露出していて一帯が糞尿臭うほど鹿が存在感をアピール。もったりウンコが避けられない程でスノーシューで踏みつぶしながら進みます。今日明日の雪で洗い落とせばいいさ。
ルシャ山 第三の登りは長い雪庇稜線の始まり。緩い登りですが歩き易いこと確実な針葉樹林帯をトラバースしておこう。
第三の登りは長い雪庇稜線の始まり。緩い登りですが歩き易いこと確実な針葉樹林帯をトラバースしておこう。
ルシャ山 稜線に合流。
稜線に合流。
ルシャ山 ルシャ山目指してまっしぐら。霞んでいるのと山の姿そのものがほぼほぼ平なのでどこが山頂なのかよく分かりません。ここにもうっすらスキートレースが見えるような。追っかけおばさんのあたし。
ルシャ山目指してまっしぐら。霞んでいるのと山の姿そのものがほぼほぼ平なのでどこが山頂なのかよく分かりません。ここにもうっすらスキートレースが見えるような。追っかけおばさんのあたし。
ルシャ山 深さ5mくらいの大きな窪地あり。どうにも風を避ける場所が見つけられなかったら、ここで休むかな。
深さ5mくらいの大きな窪地あり。どうにも風を避ける場所が見つけられなかったら、ここで休むかな。
ルシャ山 そろそろ本日の目的地ルシャ山に到着。ここ3日間の景色覚書。
赤ライン1日目・・①トッカリムイ岳 ②786m台地幕営地 
オレンジライン2日目・・①三つコブ通過 ②知床岳への最後の登り
緑ライン3日目・・①連泊台地から「ルサ乗り越え」への下り。 ②トラバースしながらの稜線歩き ③巻いた長い雪庇稜線 ④緩い傾斜の長いけど歩き易い道
そろそろ本日の目的地ルシャ山に到着。ここ3日間の景色覚書。 赤ライン1日目・・①トッカリムイ岳 ②786m台地幕営地  オレンジライン2日目・・①三つコブ通過 ②知床岳への最後の登り 緑ライン3日目・・①連泊台地から「ルサ乗り越え」への下り。 ②トラバースしながらの稜線歩き ③巻いた長い雪庇稜線 ④緩い傾斜の長いけど歩き易い道
ルシャ山 よほど疲れていたのか?ルシャ山はオホーツク海側のハイマツ露出面をせっせと歩いて登ってしまい、何だ?去年の4月と変わらんでないか!!とショック。手振れする程の突風も吹き、これはどこにテント張るか??と一時間は荷物を置いて周辺探し回りました。明日、もしも東岳まで遊びに行けるお天気だったら・・・の下見も含めて風に吹かれて夕刻とぼとぼ。
よほど疲れていたのか?ルシャ山はオホーツク海側のハイマツ露出面をせっせと歩いて登ってしまい、何だ?去年の4月と変わらんでないか!!とショック。手振れする程の突風も吹き、これはどこにテント張るか??と一時間は荷物を置いて周辺探し回りました。明日、もしも東岳まで遊びに行けるお天気だったら・・・の下見も含めて風に吹かれて夕刻とぼとぼ。
ルシャ山 ルシャ山太平洋側はびっしり雪が残っていてほっとしているところ。しかし風はどこも強くさけられそうにありません。。。
ルシャ山太平洋側はびっしり雪が残っていてほっとしているところ。しかし風はどこも強くさけられそうにありません。。。
ルシャ山 やむなく山頂から100m弱下ったところを掘り返して盛り土、、じゃなくて雪盛り踏みしめで整地して平地出ししました。設営時はほぼ無風でしたが、、明日は風が荒れそうなので固定は厳重に ───
やむなく山頂から100m弱下ったところを掘り返して盛り土、、じゃなくて雪盛り踏みしめで整地して平地出ししました。設営時はほぼ無風でしたが、、明日は風が荒れそうなので固定は厳重に ───
ルシャ山 いや~ん。。。予想外の早朝快晴凪。去年も歩いた所をまた歩いてみたいから、今日は東岳の稜線までは行ってみることにしよう。午後からの暴風覚悟で稜線に上がり羅臼岳拝めたら連泊するつもり50%。。今日は重たい荷物背負って下山したくないし ───
いや~ん。。。予想外の早朝快晴凪。去年も歩いた所をまた歩いてみたいから、今日は東岳の稜線までは行ってみることにしよう。午後からの暴風覚悟で稜線に上がり羅臼岳拝めたら連泊するつもり50%。。今日は重たい荷物背負って下山したくないし ───
ルシャ山 オホーツク海回りの尾根が一番綺麗な雪がついているようで(ハイマツが目立たない)ちょっと遠回りですがそちらからゆっくり山頂を目指します。一昨日は有難う・・・シリエトク。
オホーツク海回りの尾根が一番綺麗な雪がついているようで(ハイマツが目立たない)ちょっと遠回りですがそちらからゆっくり山頂を目指します。一昨日は有難う・・・シリエトク。
ルシャ山 町民女性に連泊の旨を伝えたいのですが、風が強いと電波って取れないんですね。。。
町民女性に連泊の旨を伝えたいのですが、風が強いと電波って取れないんですね。。。
ルシャ山 さすがに1500m稜線に近づくと滑った海老尻尾もシュカブラも膝をぶつけると痣になるほどカチカチです。青空に突き刺さっているのは山頂ではありません。同じ形の大きな岩を5つ6つ知円別側に進んだ最後が山頂のようです。しかし、、、この辺りは早朝から既にカメラは手振れ強風で、寒くて持っているもの全部着込み・・・
さすがに1500m稜線に近づくと滑った海老尻尾もシュカブラも膝をぶつけると痣になるほどカチカチです。青空に突き刺さっているのは山頂ではありません。同じ形の大きな岩を5つ6つ知円別側に進んだ最後が山頂のようです。しかし、、、この辺りは早朝から既にカメラは手振れ強風で、寒くて持っているもの全部着込み・・・
ルシャ山 太平洋からどんどん雲が流れてきて見え隠れする硫黄山への稜線。
太平洋からどんどん雲が流れてきて見え隠れする硫黄山への稜線。
ルシャ山 視界も悪くなりこの形の岩塊がいくつも現れ、どこが山頂なのかもわかりませんが、、、
視界も悪くなりこの形の岩塊がいくつも現れ、どこが山頂なのかもわかりませんが、、、
ルシャ山 ぼんやり浮かび上がる姿もまた神秘的で現れる度にカメラを構えるオレ、こけし岩、撮ったで ───
ぼんやり浮かび上がる姿もまた神秘的で現れる度にカメラを構えるオレ、こけし岩、撮ったで ───
ルシャ山 山頂らしき所では予想外に風が当たらず(風は何処へ飛んでった??謎)ゆっくり休憩している間に、嫌になるね。。。さっきあんなに風に耐えてカメラ構えたのに、ほら、どんどん姿を現す知床連山。。。
山頂らしき所では予想外に風が当たらず(風は何処へ飛んでった??謎)ゆっくり休憩している間に、嫌になるね。。。さっきあんなに風に耐えてカメラ構えたのに、ほら、どんどん姿を現す知床連山。。。
ルシャ山 東岳の岩びれと知床岳。
東岳の岩びれと知床岳。
ルシャ山 おっと ─── 。おやつを置いて立ち上がり岩塊の向こうに頭を出すと、知円別岳の奥に連山の入口、羅臼岳が。。。風にも負けず連泊決定です。。。って今から下山してテント撤収したら午後の緩んだ雪に苦戦することになるだろうし、、明日、天気の回復を待って下山するかな。凪いでいる時に電波拾って町民女性にその旨、連絡入れよう。
おっと ─── 。おやつを置いて立ち上がり岩塊の向こうに頭を出すと、知円別岳の奥に連山の入口、羅臼岳が。。。風にも負けず連泊決定です。。。って今から下山してテント撤収したら午後の緩んだ雪に苦戦することになるだろうし、、明日、天気の回復を待って下山するかな。凪いでいる時に電波拾って町民女性にその旨、連絡入れよう。
ルシャ山 知円別から硫黄山への分岐にて。。昼にかけてはもっと吹くだろう・・・これ、絶対負けてはいけないヤツ、硫黄山への誘惑です。ガラガラの斜面トラバースがすっかり雪で埋まって非常に歩き易そうな入口・・・なのですが、ここは我慢の子。煽り風のこの先は4日目の疲れた体と頭には少々荷が重い。初冬にハイマツで通過できなかった南岳に行ってみることにします。
知円別から硫黄山への分岐にて。。昼にかけてはもっと吹くだろう・・・これ、絶対負けてはいけないヤツ、硫黄山への誘惑です。ガラガラの斜面トラバースがすっかり雪で埋まって非常に歩き易そうな入口・・・なのですが、ここは我慢の子。煽り風のこの先は4日目の疲れた体と頭には少々荷が重い。初冬にハイマツで通過できなかった南岳に行ってみることにします。
ルシャ山 世界はパステル画。羅臼岳、左手前にサシルイ岳、その右手前にオッカバケ、そしてハイマツの濃い南岳への稜線。
世界はパステル画。羅臼岳、左手前にサシルイ岳、その右手前にオッカバケ、そしてハイマツの濃い南岳への稜線。
ルシャ山 貴方が歩いたのはいつですか??ツボ足発見。
貴方が歩いたのはいつですか??ツボ足発見。
ルシャ山 南岳の山頂より二ッ池幕営地。思ったより時間が早いのでこんなに日にわざわざ下ってまで行かなくても・・・なのですが。風が強いだけで視界良好、池の真ん中で底を踏んでみたいが、どこが池なのかも不明瞭、、、それもそのはず、真っ平に埋まり切ってますもの。
南岳の山頂より二ッ池幕営地。思ったより時間が早いのでこんなに日にわざわざ下ってまで行かなくても・・・なのですが。風が強いだけで視界良好、池の真ん中で底を踏んでみたいが、どこが池なのかも不明瞭、、、それもそのはず、真っ平に埋まり切ってますもの。
ルシャ山 しばらく目を向けていなかったオホーツク海に浮かぶ流氷。確かにこの暖気で白い割合は少なくなったようです。予想通りここも風の通り道で、南岳に逃げ登りました。
しばらく目を向けていなかったオホーツク海に浮かぶ流氷。確かにこの暖気で白い割合は少なくなったようです。予想通りここも風の通り道で、南岳に逃げ登りました。
ルシャ山 南岳山頂には直径1mくらいのこういうモノがたくさん、紙粘土で作った海のお化けイソギンチャクのようです。
南岳山頂には直径1mくらいのこういうモノがたくさん、紙粘土で作った海のお化けイソギンチャクのようです。
ルシャ山 おい、NIKON・・・今日は具合でも悪いのか??紙粘土モードの設定で ───
おい、NIKON・・・今日は具合でも悪いのか??紙粘土モードの設定で ───
ルシャ山 ここからは来た稜線上ではなく太平洋側の緩い傾斜をまっすぐ帰る所存です。少しでも風当たりが弱かろうと思い・・・そして帰りは追い風、あっという間ですが、延々稜線のトラバースは少々足が疲れます。
ここからは来た稜線上ではなく太平洋側の緩い傾斜をまっすぐ帰る所存です。少しでも風当たりが弱かろうと思い・・・そして帰りは追い風、あっという間ですが、延々稜線のトラバースは少々足が疲れます。
ルシャ山 名残惜しくはありますが ─── 薄目を凝らして足元を見るのに疲れて東岳を下山したのでした。目の錯覚でしょうか、1228m辺りはえぐれた盆地のように見えるのですが。ここまで一日で登ってこれたら幕営地に良さそう・・・と去年思っていたのでした。でもどこも結構な傾斜です、掘り返して雪盛整地するのは大変そう、解放されていないカチカチのハイマツの頭がびっしりです。
名残惜しくはありますが ─── 薄目を凝らして足元を見るのに疲れて東岳を下山したのでした。目の錯覚でしょうか、1228m辺りはえぐれた盆地のように見えるのですが。ここまで一日で登ってこれたら幕営地に良さそう・・・と去年思っていたのでした。でもどこも結構な傾斜です、掘り返して雪盛整地するのは大変そう、解放されていないカチカチのハイマツの頭がびっしりです。
ルシャ山 ルシャ山目指してまっしぐら。。。と言いたいところですが、4日目、ちょっとだけ膝が痛いし時間も早いのでだらだら歩いています。ほんとにぺっちゃんこな山なんです。去年は完全にハイマツが露出していて山頂と気付かずに通過・・・東岳の右端突起を「あれが目指すルシャ山だ!随分勇ましいけど?」と張り切って初日に登り過ぎたことを苦笑しながら今日は見下ろしたのでした。
ルシャ山目指してまっしぐら。。。と言いたいところですが、4日目、ちょっとだけ膝が痛いし時間も早いのでだらだら歩いています。ほんとにぺっちゃんこな山なんです。去年は完全にハイマツが露出していて山頂と気付かずに通過・・・東岳の右端突起を「あれが目指すルシャ山だ!随分勇ましいけど?」と張り切って初日に登り過ぎたことを苦笑しながら今日は見下ろしたのでした。
ルシャ山 ルシャ山に戻ってきましたが、昨日、こんなハイマツ落とし穴あったかな。。。?
ルシャ山に戻ってきましたが、昨日、こんなハイマツ落とし穴あったかな。。。?
ルシャ山 太平洋側にはこのような小さな割れ目が点々と。。。今日明日どうなるってことも無いだろうけど、昨日はよほど疲れていて見えなかったんだろう。恐るべし「魔の400m地帯」の疲労です。
太平洋側にはこのような小さな割れ目が点々と。。。今日明日どうなるってことも無いだろうけど、昨日はよほど疲れていて見えなかったんだろう。恐るべし「魔の400m地帯」の疲労です。
ルシャ山 うちに帰る。。風強いし早くテントに籠りたい夕方。18時過ぎにピツピツとテントを打つ音が聞こえ始め、、とうとう来たか?粉雪舞い始めました。
うちに帰る。。風強いし早くテントに籠りたい夕方。18時過ぎにピツピツとテントを打つ音が聞こえ始め、、とうとう来たか?粉雪舞い始めました。
ルシャ山 天気回復してから撤収予定なのでもっとゆっくり寝ていればいいのに。。。ここ数日のサイクルで3時にはパッチリ目が覚めてしまい、轟轟風が唸っていますよ、でも恐いモノ見たさでテントから顔を出すと・・・風は荒れていますが雪は止み、地吹雪快晴満月のようです。
天気回復してから撤収予定なのでもっとゆっくり寝ていればいいのに。。。ここ数日のサイクルで3時にはパッチリ目が覚めてしまい、轟轟風が唸っていますよ、でも恐いモノ見たさでテントから顔を出すと・・・風は荒れていますが雪は止み、地吹雪快晴満月のようです。
ルシャ山 予備日の食料・・・もしものために持っている一食分のオートミールのみの朝食ですが、残っている粉チーズ全部と旨味カレー塩なる調味料を入れたら素晴らしく美味い、最終日の発見。よく噛んでゆっくり食べると満腹感増すって聞いたっけ?風あっても朝早い方が歩き易いだろうと思いそのまま食事~撤収に急ぎます。。。が、5時過ぎに朝陽でも見られるかと思って歩き装備万端で外に顔を出すと、あら~山無くなってる、真っ白地吹雪です。
予備日の食料・・・もしものために持っている一食分のオートミールのみの朝食ですが、残っている粉チーズ全部と旨味カレー塩なる調味料を入れたら素晴らしく美味い、最終日の発見。よく噛んでゆっくり食べると満腹感増すって聞いたっけ?風あっても朝早い方が歩き易いだろうと思いそのまま食事~撤収に急ぎます。。。が、5時過ぎに朝陽でも見られるかと思って歩き装備万端で外に顔を出すと、あら~山無くなってる、真っ白地吹雪です。
ルシャ山 小一時間ほど時間をつぶし明るくなったので撤収作業に入ります ─── 一昨日設営時と風向き変わったようで・・・ルシャ山から吹き下ろす風が横側直撃。いやはや、ポールは曲がったワ。外張りスカートの上に積まさった雪がガチガチに凍り付いていて、細引き固定より氷接着がテントを補強した感あり。ピッケルで割りこそぎ落して小粒氷をもみもみして払落し、、、まあ撤収に時間のかかったこと ─── でもテントは濡れちゃいないしカラッとコンパクトに片付きまして大満足。-8℃の朝でした。
小一時間ほど時間をつぶし明るくなったので撤収作業に入ります ─── 一昨日設営時と風向き変わったようで・・・ルシャ山から吹き下ろす風が横側直撃。いやはや、ポールは曲がったワ。外張りスカートの上に積まさった雪がガチガチに凍り付いていて、細引き固定より氷接着がテントを補強した感あり。ピッケルで割りこそぎ落して小粒氷をもみもみして払落し、、、まあ撤収に時間のかかったこと ─── でもテントは濡れちゃいないしカラッとコンパクトに片付きまして大満足。-8℃の朝でした。
ルシャ山 下界は天気良さそうです。ゆっくり作業している内にここも晴れてくるじゃろう。
下界は天気良さそうです。ゆっくり作業している内にここも晴れてくるじゃろう。
ルシャ山 ほい!東岳から快晴に。ルシャ山で時間つぶしている内に下る方向も雲が取れてくるのを期待して風に吹かれる朝散歩。
ほい!東岳から快晴に。ルシャ山で時間つぶしている内に下る方向も雲が取れてくるのを期待して風に吹かれる朝散歩。
ルシャ山 ふふふ。ちょっと期待しました、雪化粧した姿。
ふふふ。ちょっと期待しました、雪化粧した姿。
ルシャ山 ルシャ山より東岳へ。。。お早う、ご機嫌いかが??
ルシャ山より東岳へ。。。お早う、ご機嫌いかが??
ルシャ山 昨夕、太平洋から流れてきた雲が今朝はオホーツク海から戻ってきて、、、そろそろ全部国後に飛んで行っちゃう頃かな?
昨夕、太平洋から流れてきた雲が今朝はオホーツク海から戻ってきて、、、そろそろ全部国後に飛んで行っちゃう頃かな?
ルシャ山 これで良し。
これで良し。
ルシャ山 霧氷のダケカンバに見送られながら下山尾根に直進。
霧氷のダケカンバに見送られながら下山尾根に直進。
ルシャ山 これ、ルシャ山。次も通り過ぎないでちゃんと挨拶してね。
これ、ルシャ山。次も通り過ぎないでちゃんと挨拶してね。
ルシャ山 一晩で2㎝くらい育った海老の尻尾、短い命でしょうが。。。
一晩で2㎝くらい育った海老の尻尾、短い命でしょうが。。。
ルシャ山 さて、この下山尾根、一か所だけ困るポイントあるんだわ。
さて、この下山尾根、一か所だけ困るポイントあるんだわ。
ルシャ山 ここ、昨年は一面ハイマツ原になっていて下山は左谷へ急斜面を下ったのでした。でも今日は午前中早い時間で谷は日陰、空気も冷たく、、、「例の場所」が通過可能なら明るい尾根道を下ってみたい。
ここ、昨年は一面ハイマツ原になっていて下山は左谷へ急斜面を下ったのでした。でも今日は午前中早い時間で谷は日陰、空気も冷たく、、、「例の場所」が通過可能なら明るい尾根道を下ってみたい。
ルシャ山 日帰り装備なら難なくなのですが、、、重い荷物背負うと踏み抜き瞬間にバランス崩して耐えられないから、、こういうところほんと嫌なのよネ。。。ま、時間あるしまずは道作るさ。
日帰り装備なら難なくなのですが、、、重い荷物背負うと踏み抜き瞬間にバランス崩して耐えられないから、、こういうところほんと嫌なのよネ。。。ま、時間あるしまずは道作るさ。
ルシャ山 スノーシュー脱いで敢えてツボ足。膝上くらいまでは潜って止まる雪なので往復踏み固め、岩や障害樹林の手摺を確認して、万一のために今回活躍不足のアイゼンまで履いて通過。
スノーシュー脱いで敢えてツボ足。膝上くらいまでは潜って止まる雪なので往復踏み固め、岩や障害樹林の手摺を確認して、万一のために今回活躍不足のアイゼンまで履いて通過。
ルシャ山 これで本日の難所もお終い、と、ほっと一息休憩。ちょうど初日から歩いたルートが良く見通せる新雪ソファーにて。
これで本日の難所もお終い、と、ほっと一息休憩。ちょうど初日から歩いたルートが良く見通せる新雪ソファーにて。
ルシャ山 さて、スノーシューに履き替えてゆっくりノンストップでお車まで、、の気持ち満々で歩き始めました。目の前にはトッカリムイ岳、海岸の里が近くなってきた、、などと感慨深い気持ちに満たされていたその時・・・
さて、スノーシューに履き替えてゆっくりノンストップでお車まで、、の気持ち満々で歩き始めました。目の前にはトッカリムイ岳、海岸の里が近くなってきた、、などと感慨深い気持ちに満たされていたその時・・・
ルシャ山 両手をT字に広げたことで胸まで踏み抜きで済み助かりました。こんなにしっかり覆われて見えるもったりした雪尾根で、どうして~?初日見た15㎝厚さの雪板乗せているだけのハイマツと笹のやぐらを思い出したのでした。ここ、まさにそういう標高500m。「落ちた落ちた」と喜ぶ子供の顔がハイマツと笹に重なり「参りましたわ、降参。。」と苦笑します。
両手をT字に広げたことで胸まで踏み抜きで済み助かりました。こんなにしっかり覆われて見えるもったりした雪尾根で、どうして~?初日見た15㎝厚さの雪板乗せているだけのハイマツと笹のやぐらを思い出したのでした。ここ、まさにそういう標高500m。「落ちた落ちた」と喜ぶ子供の顔がハイマツと笹に重なり「参りましたわ、降参。。」と苦笑します。
ルシャ山 それでも気分は悪くない、東岳に見送られる下山道。
それでも気分は悪くない、東岳に見送られる下山道。
ルシャ山 船のエンジン音も聞こえます。
船のエンジン音も聞こえます。
ルシャ山 確実に4日前より雪は減っている。。。
確実に4日前より雪は減っている。。。
ルシャ山 除雪ゴミが海に投げられたわけじゃなくて??だよね、流氷ですよね。。。蹴ったり乗ったり座ったり、ストレッチに使ったり、、予想より早い時間に下山できたので少々海岸で戯れました。
除雪ゴミが海に投げられたわけじゃなくて??だよね、流氷ですよね。。。蹴ったり乗ったり座ったり、ストレッチに使ったり、、予想より早い時間に下山できたので少々海岸で戯れました。
ルシャ山 こんなに近くで流氷見たの、初めて。
こんなに近くで流氷見たの、初めて。
ルシャ山 流氷つらら
流氷つらら
ルシャ山 清掃日で入れないこと多いのですが、良かった。。今日の熊の湯です。水が入れっ放しになっていて若干ぬるま湯に近かったのですが、お陰でゆっくり浸かってものぼせず運転中も眠くならずに済んだのは幸いでした。頭の中は既にビールと晩飯を何にするか考えることに忙しく眠くなる暇も無かった、というところでしょうか?帰ったら「やるぞ!青色申告」
清掃日で入れないこと多いのですが、良かった。。今日の熊の湯です。水が入れっ放しになっていて若干ぬるま湯に近かったのですが、お陰でゆっくり浸かってものぼせず運転中も眠くならずに済んだのは幸いでした。頭の中は既にビールと晩飯を何にするか考えることに忙しく眠くなる暇も無かった、というところでしょうか?帰ったら「やるぞ!青色申告」

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