活動データ
タイム
52:45
距離
55.6km
のぼり
4639m
くだり
4637m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る今週、安定してお天気良さそう。確定申告の3月、帳簿と通帳の数字がぴったり合ったので思い残すことなく、迷うことなく?春山を楽しむべく、予備日込5日分の食料燃料を準備して早朝ドライブ、知床へ。そう・・・真っ白で何も見えなかった北日高が厳冬期最後の山になろうとは ─── 知床は春山です。2月に一回「3月中旬くらいの陽気」とニュースで聞き、そして今回3月初めは「4月上旬並みの暖か」と騒がれたのは天気予報チェック三昧の私は知っています。大雪山東端のうちでも1月~2月は-20℃を下回る日が多く例年よりは厳しかった寒気に鍛えられた雪が、春への階段を2ステップ進んだ今週、どれだけ持ち堪えてくれているか不安・・・気ままな春休みへの期待よりはるかに心配です ─── 。 今回はいつもの山旅とは目的が違います。見たい景色や花があるわけではなく、私は知りたい、連山からいつも眺めていた「やじろべえが広げた両腕」のような彼の山が連山からどう繋がっているのか?そした歩いてみたい、折れ折れ稜線から両洋に落ちる尾根・谷が天地東西南北どのように入り組んでいるのか確認しながら ─── 連山から知床岬までの中間地点にあるシリエトク・知床岳。 標高400m付近から生息し始めるヒグマ大好きハイマツは下層域ほど風当たりが弱いのか雑木との競争があるためなのか背も高く、これが雪から解放され始めるともう大変です。ハイマツ帯以下の笹はまだ冬の名残で早朝はがっちり歩き易く最終日午後は少々ザクッ!程度でお行儀よろしく。。。700mより上のハイマツ・小低木帯は気の抜けた海老の尻尾がガリガリ再凍結して冬山として楽に歩けますが、中間層400m前後は日当たりによっては雪庇クラックごく初期段階、時々ハイマツに足をすくわれる今回の要注意ゾーンでした。しかし思ったよりは今回の暖気に道を阻まれることがなく最終日は去り難さで胸一杯となった知床の早春 ─── 去年、知西別の虹鱒さんに教えてもらった取り付き易い尾根の入口・ルサフィールドハウスに車を駐車して、去年も通った道は懐かしみながら、初めてのエリアは期待と不安一杯で。。。
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