立派な石垣の残る角牟礼城

2023.03.06(月) 日帰り

活動データ

タイム

01:22

距離

2.9km

のぼり

256m

くだり

255m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 22
休憩時間
3
距離
2.9 km
のぼり / くだり
256 / 255 m
35
22

活動詳細

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今日は玖珠の角埋(つのむれ)山です。お城の名前としては角牟礼(つのむれ)城ですね。 なぜ漢字が違うのかはわかりませんが。 スタートは三島公園から。立派な駐車場があります。今改修中のようで、半分は使えないですね。 近くにはわらべの館、久留島武彦記念館、豊後森藩資料館などもあり、時間があれば行ってみたいところです。 ではスタートです。三島公園を横断し、 旧久留島氏庭園 、栖鳳楼を通り過ぎると末廣(すえひろ)神社に出ます。 末廣神社は森藩の初代藩主・来島長親が故郷の伊予から勧請したものです。 来島氏は村上水軍の一員だったのですが、関ヶ原で西軍についたためにこんな山奥に追いやられたわけですね。 末廣神社から角牟礼城へ道が続いています。初めは歩きやすいのですが、すぐにきつい坂を直登することになります。 予想以上にきつい! こんなことなら三の丸まで車で行けばよかったかも。 ようやくで三の丸、そして二の丸に到着です。お城の詳しい説明書きがありますね。 角牟礼城自体がかなり古い時代からあり、豊薩合戦の際にも落城しなかった堅固なお城です。 二の丸から石垣を見ながら登って行くと角埋神社。静かな古城にたたずむ雰囲気のいい神社です。 御祭神は鎮西八郎こと源為朝。大分県内に色々逸話を残してる人ですね。 神社を過ぎれば展望台。南側に開けていて、非常に眺めがいいところです。山の名前が書かれている説明があります。 宝山の西に突き出た、特徴的な山がありますね。ゴジガ岳、名前も凄い。漢字だと郷士岳。ごうしヶだけね、なるほど。 展望台を過ぎれば本丸の跡です。北側に展望がありますが、崩落しているので石垣を直しているようですね。 北には尖った木之子岳が見えます。鉄塔のある山の隣が高波山でしょうか。内匠の池から登れるようで、今度行ってみたいところ。 では下山です。本丸からまず焼不動に下ります。余り使われていない山道をぐぐっと下って、 途中で月見岩、針の耳などを通り過ぎると三島公園のやや上の集落に出ました。 あとは車道を歩いて戻ります。 角牟礼城は車で行けば楽々ですが、歩いて登ると結構疲れるお城です。ということは攻め寄せる敵も大変だったということですね。 三島公園を中心に観光施設が固まっていて、登山後も色々楽しめる場所です。玖珠ICからも近くて便利ですね。 この後は伐株山にある玖珠城に向かいます。 角牟礼城 1280年頃に地元の豪族の森氏が居を構えた山城です。三方を断崖に囲まれ南からだけ登れる堅固な城ですね。 毛利高政の手によるとされる立派な石垣が見所です。 豊薩合戦の際に、地元の豪族はまず玖珠城(伐株山)に籠城するのですが、内応者が出て落城。落ち延びたあとはこちらの角牟礼城に籠もって戦い続けます。 さしもの島津軍もこの城を落とせませんでした。島津軍を退けた数少ない城です。 大友氏の改易の後は毛利高政(佐伯城を築城した初代佐伯藩主)による改修をうけて近代的な山城に。 その後に入ってきた久留島氏は城持ちの格がなかったので、城として使用することができずに山麓に館を構えました。

角埋山 スタートは三島公園。駐車場がありますが、半分は工事中です。
スタートは三島公園。駐車場がありますが、半分は工事中です。
角埋山 なぜかSLが。蒸気機関車 C11です。運転席にも上がれます。
なぜかSLが。蒸気機関車 C11です。運転席にも上がれます。
角埋山 久留島氏の庭園を通って登って行きます。
久留島氏の庭園を通って登って行きます。
角埋山 程なく末廣神社。
程なく末廣神社。
角埋山 こんな所にも源為朝伝説が。
こんな所にも源為朝伝説が。
角埋山 神社の奥から角牟礼城へ登って行きます。
神社の奥から角牟礼城へ登って行きます。
角埋山 初めは歩きやすい道です。
初めは歩きやすい道です。
角埋山 この辺りから急登に。
この辺りから急登に。
角埋山 この石段が辛い。
この石段が辛い。
角埋山 やっと二の丸手前まで登りました。ここまでは車で来ることができます。
やっと二の丸手前まで登りました。ここまでは車で来ることができます。
角埋山 難攻不落、角牟礼城。築城は1155年に源為朝とありますね。
難攻不落、角牟礼城。築城は1155年に源為朝とありますね。
角埋山 穴太(あのう)衆と呼ばれる石垣職人の手による穴太積みの石垣。
穴太(あのう)衆と呼ばれる石垣職人の手による穴太積みの石垣。
角埋山 想像以上に立派な石垣がかなり広範に残っています。これは必見。
想像以上に立派な石垣がかなり広範に残っています。これは必見。
角埋山 毛利高政による改修で一層強固になりましたが、その後は戦争はなかったので、まぁ無駄になりましたね。
毛利高政による改修で一層強固になりましたが、その後は戦争はなかったので、まぁ無駄になりましたね。
角埋山 南の方にくじゅう連山がよく見えます。
南の方にくじゅう連山がよく見えます。
角埋山 (伝)とあるのは確かな資料がなく、言い伝えられているだけ、という意味です。
(伝)とあるのは確かな資料がなく、言い伝えられているだけ、という意味です。
角埋山 本丸周囲の崖は削られてより急な傾斜になっています。
本丸周囲の崖は削られてより急な傾斜になっています。
角埋山 本丸跡は工事中で直登できないようです。
本丸跡は工事中で直登できないようです。
角埋山 角牟礼神社。雰囲気がいい神社です。
角牟礼神社。雰囲気がいい神社です。
角埋山 オオ! この言葉遣いがいいですね。
オオ! この言葉遣いがいいですね。
角埋山 展望所に到着。本丸に直接登るより、こちらに回り道したほうがいいです。
展望所に到着。本丸に直接登るより、こちらに回り道したほうがいいです。
角埋山 オオ! 素晴らしい眺め! 案内板の通りですね。
オオ! 素晴らしい眺め! 案内板の通りですね。
角埋山 大岩扇山と万年山に挟まれた玖珠の町とその向こうにくじゅう連山。ゴジガ岳という名前がきになりますね。
大岩扇山と万年山に挟まれた玖珠の町とその向こうにくじゅう連山。ゴジガ岳という名前がきになりますね。
角埋山 伐株山が切株の形によく見えます。この後向かう玖珠城です。
伐株山が切株の形によく見えます。この後向かう玖珠城です。
角埋山 角埋山の山頂に到着!
角埋山の山頂に到着!
角埋山 ここが本丸の跡です。
ここが本丸の跡です。
角埋山 北側の石垣の補修中で、組み直すために番号がふってありますね。
北側の石垣の補修中で、組み直すために番号がふってありますね。
角埋山 なるほど崩れていますね。
なるほど崩れていますね。
角埋山 北側も絶景です。
北側も絶景です。
角埋山 左側の三角の山が木之子岳。鉄塔の右の山が高波山かな?
左側の三角の山が木之子岳。鉄塔の右の山が高波山かな?
角埋山 北側から降りて焼不動に向かいます。
北側から降りて焼不動に向かいます。
角埋山 焼不動に降りてきました。
焼不動に降りてきました。
角埋山 こんな所にも源為朝伝説が。
こんな所にも源為朝伝説が。
角埋山 登りとは別の針の耳を通るルートで降りていきます。
登りとは別の針の耳を通るルートで降りていきます。
角埋山 三島公園からの直登ルートと違って使う人が少ないようで、かなり荒れています。
三島公園からの直登ルートと違って使う人が少ないようで、かなり荒れています。
角埋山 途中に祠や月見石などがあります。
途中に祠や月見石などがあります。
角埋山 針の耳、狭かったです。
針の耳、狭かったです。
角埋山 以前はこちらが正規のルートだったのかも?
以前はこちらが正規のルートだったのかも?
角埋山 人里まで降りてきました。
人里まで降りてきました。
角埋山 随分小さな神社かと思ったら、上谷地蔵堂というそうです。
随分小さな神社かと思ったら、上谷地蔵堂というそうです。
角埋山 三島公園に戻ってきました。ゴールです!
三島公園に戻ってきました。ゴールです!

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