活動データ
タイム
01:22
距離
2.9km
のぼり
256m
くだり
255m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る今日は玖珠の角埋(つのむれ)山です。お城の名前としては角牟礼(つのむれ)城ですね。 なぜ漢字が違うのかはわかりませんが。 スタートは三島公園から。立派な駐車場があります。今改修中のようで、半分は使えないですね。 近くにはわらべの館、久留島武彦記念館、豊後森藩資料館などもあり、時間があれば行ってみたいところです。 ではスタートです。三島公園を横断し、 旧久留島氏庭園 、栖鳳楼を通り過ぎると末廣(すえひろ)神社に出ます。 末廣神社は森藩の初代藩主・来島長親が故郷の伊予から勧請したものです。 来島氏は村上水軍の一員だったのですが、関ヶ原で西軍についたためにこんな山奥に追いやられたわけですね。 末廣神社から角牟礼城へ道が続いています。初めは歩きやすいのですが、すぐにきつい坂を直登することになります。 予想以上にきつい! こんなことなら三の丸まで車で行けばよかったかも。 ようやくで三の丸、そして二の丸に到着です。お城の詳しい説明書きがありますね。 角牟礼城自体がかなり古い時代からあり、豊薩合戦の際にも落城しなかった堅固なお城です。 二の丸から石垣を見ながら登って行くと角埋神社。静かな古城にたたずむ雰囲気のいい神社です。 御祭神は鎮西八郎こと源為朝。大分県内に色々逸話を残してる人ですね。 神社を過ぎれば展望台。南側に開けていて、非常に眺めがいいところです。山の名前が書かれている説明があります。 宝山の西に突き出た、特徴的な山がありますね。ゴジガ岳、名前も凄い。漢字だと郷士岳。ごうしヶだけね、なるほど。 展望台を過ぎれば本丸の跡です。北側に展望がありますが、崩落しているので石垣を直しているようですね。 北には尖った木之子岳が見えます。鉄塔のある山の隣が高波山でしょうか。内匠の池から登れるようで、今度行ってみたいところ。 では下山です。本丸からまず焼不動に下ります。余り使われていない山道をぐぐっと下って、 途中で月見岩、針の耳などを通り過ぎると三島公園のやや上の集落に出ました。 あとは車道を歩いて戻ります。 角牟礼城は車で行けば楽々ですが、歩いて登ると結構疲れるお城です。ということは攻め寄せる敵も大変だったということですね。 三島公園を中心に観光施設が固まっていて、登山後も色々楽しめる場所です。玖珠ICからも近くて便利ですね。 この後は伐株山にある玖珠城に向かいます。 角牟礼城 1280年頃に地元の豪族の森氏が居を構えた山城です。三方を断崖に囲まれ南からだけ登れる堅固な城ですね。 毛利高政の手によるとされる立派な石垣が見所です。 豊薩合戦の際に、地元の豪族はまず玖珠城(伐株山)に籠城するのですが、内応者が出て落城。落ち延びたあとはこちらの角牟礼城に籠もって戦い続けます。 さしもの島津軍もこの城を落とせませんでした。島津軍を退けた数少ない城です。 大友氏の改易の後は毛利高政(佐伯城を築城した初代佐伯藩主)による改修をうけて近代的な山城に。 その後に入ってきた久留島氏は城持ちの格がなかったので、城として使用することができずに山麓に館を構えました。
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