憧れの雪稜──リベンジ──

ゆるゆるの雪に阻まれて撤退したのが丁度1年前── 今回はそのリベンジ！！ 前回の敗因は── スタート時間が遅かった 気温上昇に伴う雪質の変化を考慮して無かった 今回はその辺を加味して挑む事にする── 早朝4時 付近の防犯ブザーの手荒い歓迎を受けてスタート お！ 去年よか雪少ないけどまだ締まってるぞ！ 音が全然違う── 前回はシャクッシャクッ 今回はジャキッジャキッ アイゼンがよく噛む── 前回撤退した場所を見送り進む でも登りはやっぱりキツイ── ルートを見極めながら一歩一歩確実に踏み出す 前回見れ無かった憧れの雪稜が目の前に── アップダウンに雪庇と気が抜けない 一度だけ雪庇を踏み抜いてしまうが大事には至らず 山頂は近くて遠く この雪稜が永遠に続く様な錯覚にもなる 憧れの雪稜を無事通過し山頂に到着！ まだ昼飯には早い時間だけど風景を見ながらカップ麺とおにぎり── 続々とハイカーが上がってくる。 昼食を済ませ来た道を戻る。 下りは下りで気が抜けない 登りとは違う雪稜の風景を味わいながら一歩一歩下りていく。 終盤はやはり雪はゆるゆるで、派手に踏み抜くわ尻餅つけばそのまま滑るわで散々。 けど良い勉強になった── 憧れの雪稜、なんとか完歩──