四浦半島の河津桜と久保泊城

2023.02.25(土) 日帰り

活動データ

タイム

00:18

距離

611m

のぼり

51m

くだり

36m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
18
休憩時間
0
距離
611 m
のぼり / くだり
51 / 36 m
19

活動詳細

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四浦半島の河津桜が見頃と聞き、早速行ってきました。 ついでに四浦半島にあった山城、久保泊(くぼどまり)城にも寄っていきます。 津久見市街を過ぎて、荒代トンネルを過ぎると濃いピンクの河津桜が目に飛び込んできます。 トンネルを抜けるとそこは楽園だった! さらにつくみイルカ島を過ぎて四浦展望台へ。 展望台を通らないトンネルもありますが、展望台へは絶対によった方がいいです。 展望台周辺の河津桜は見頃ですね。 やや白っぽい空で、すっきりした快晴ではないですが贅沢は言えないです。 展望台から降りていき、刀自ヶ浦の辺りにもたくさん桜があり、近くの電波塔の駐車場に車を止めます。 ここの河津桜にはメジロがよく来るので、大きいカメラを持った人がよくいますね。 久保泊城はここからすぐです。 道の脇から登って行く道があり、すぐに樹林帯に入ります。道は不明瞭で目印は全く無いです。 段々畑か曲輪の跡を抜けると、明瞭な堀切と土橋の跡がありますね。 ここからは岩場になり道は細くなります。この辺りが敵を主に待ち受ける虎口だったのでしょう。 三方が海に囲まれ西からしか攻められないので、どうしてもここを通るしかないですから。 岩尾根に上がると石仏や祠などがたくさん設置されており、やや平坦な場所がありその奥に大きめの祠。この辺が主郭でしょうね。 石垣はありますが戦国時代のものかはわかりません。 樹林に覆われていますが、突きだした岩場から展望があり、眺めがいいです。 では下山。ぐるっと巡っても20分くらいですね。 あとは四浦半島の河津桜をゆっくりと堪能していきます。 二世児童公園、高浜の集落から541号線までの間の桜がお勧めです。 濃いピンクの河津桜は満開で、わずかに散り始めていますが見頃ですね。 帰りには津久見にある、大友別館に行きます。今は立派な公園として整備されています。 こちらは宗麟が隠居したあと住んでいた所で、高台にあって眺めがいいです。 そこから少し離れて宗麟の墓所。 墓所の説明書きには宗麟がやたら誉められていますが、ここは突っ込まないのが大人ですかね。 久保泊城 久保泊城は久保泊と刀自ヶ浦との間にある東へ突きだした岬の上にあります。 三方が海で絶壁に囲まれ、西からしか攻め上がれません。城というより、海上の砦といった感じです。 築城年は定かではありませんが、豊薩合戦の折に鳩の浦の鳩氏、久保泊の加島氏、深浦の加嶋氏、越智の浦の紀氏の四浦衆が立て籠もっています。 島津は200の軍船で攻め寄せますが、城兵は鉄砲と大筒で迎え撃ち、これを撃退しています。 登山口、道中、山頂にも一切標識はありません。整備すればいい感じになりそうなんですが。

彦岳 四浦展望台に到着。素晴らしい眺めです。
四浦展望台に到着。素晴らしい眺めです。
彦岳 展望台周辺の河津桜が綺麗です。
展望台周辺の河津桜が綺麗です。
彦岳 展望台の南にこれから登る久保泊城。
展望台の南にこれから登る久保泊城。
彦岳 久保泊城にも触れていますね。
久保泊城にも触れていますね。
彦岳 刀自ヶ浦の河津桜。ここへメジロが多いです。
刀自ヶ浦の河津桜。ここへメジロが多いです。
彦岳 メジロはちょこちょこ動くので普通のデジカメだと厳しいです。
メジロはちょこちょこ動くので普通のデジカメだと厳しいです。
彦岳 刀自ヶ浦の道の脇が登山口。
刀自ヶ浦の道の脇が登山口。
彦岳 登山口からすぐは不明瞭ですが、道はあります。
登山口からすぐは不明瞭ですが、道はあります。
彦岳 写真だと分かりにくいですが、左右から1mほどの深さの谷間があり、そこに土橋がかかっています。堀切ですね。
写真だと分かりにくいですが、左右から1mほどの深さの谷間があり、そこに土橋がかかっています。堀切ですね。
彦岳 岩場を登って行きます。ここら虎口でしょうか。ここで待ち構えれば10倍の敵にも対応できそうです。
岩場を登って行きます。ここら虎口でしょうか。ここで待ち構えれば10倍の敵にも対応できそうです。
彦岳 尾根に出ると石仏などがあります。
尾根に出ると石仏などがあります。
彦岳 尾根沿いに奥へ。
尾根沿いに奥へ。
彦岳 やや広くて平坦な場所にシダが生えています。ここらが主郭でしょう。
やや広くて平坦な場所にシダが生えています。ここらが主郭でしょう。
彦岳 主郭の奥に石垣と祠。この石垣が戦国時代のものかはわかりません。
主郭の奥に石垣と祠。この石垣が戦国時代のものかはわかりません。
彦岳 露岩にでれば展望がいいです。
露岩にでれば展望がいいです。
彦岳 堀切の外に段々になった平坦な場所があります。段々畑か曲輪の跡。
堀切の外に段々になった平坦な場所があります。段々畑か曲輪の跡。
彦岳 戻って来ました。
戻って来ました。
彦岳 河津桜の名所、二世児童公園。
河津桜の名所、二世児童公園。
彦岳 漁港には人なつこい猫がいることが多いです。
漁港には人なつこい猫がいることが多いです。
彦岳 田の浦の天満宮。
田の浦の天満宮。
彦岳 小学校の跡地も桜の名所です。
小学校の跡地も桜の名所です。
彦岳 桜のトンネルがいいですね。
桜のトンネルがいいですね。
彦岳 高浜の集落から南の道がとてもいいです。
高浜の集落から南の道がとてもいいです。
彦岳 四浦半島の一番奥に広い駐車場があります。ここから見える高台にも登って見ました。
四浦半島の一番奥に広い駐車場があります。ここから見える高台にも登って見ました。
彦岳 道はありますが、整備はされていません。
道はありますが、整備はされていません。
彦岳 電柱の真下まで来ました。
電柱の真下まで来ました。
彦岳 一番上の岩場は取り付けなかったので、一段下から駐車場を見下ろします。いい景色です。
一番上の岩場は取り付けなかったので、一段下から駐車場を見下ろします。いい景色です。
彦岳 津久見に戻って、大友別館。今は大友公園として整備されています。
津久見に戻って、大友別館。今は大友公園として整備されています。
彦岳 宗麟は島津が攻めてきたときは臼杵城に籠もりましたが、それ以外はここで過ごしていました。
宗麟は島津が攻めてきたときは臼杵城に籠もりましたが、それ以外はここで過ごしていました。
彦岳 堀切は確認できませんでした。
堀切は確認できませんでした。
彦岳 宗麟は大友別館で病死し、そこから少し奧のこちらに葬られました。
宗麟は大友別館で病死し、そこから少し奧のこちらに葬られました。
彦岳 最初のお墓は荒廃し、大友家臣の末裔が1800年頃に作り直し、さらに1977年にキリシタン風のこのお墓が作られています。
最初のお墓は荒廃し、大友家臣の末裔が1800年頃に作り直し、さらに1977年にキリシタン風のこのお墓が作られています。
彦岳 説明書きの横の宗麟像。なぜか頭だけがツルツルです。
説明書きの横の宗麟像。なぜか頭だけがツルツルです。
彦岳 求道者のような面持ちで津久見湾を眺めています。
求道者のような面持ちで津久見湾を眺めています。

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