荒川三山→赤石岳→聖岳周遊４日の旅

　３泊４日、予備日１日とれたので、これまで縁のなかった南アルプスの南側に出かけることにした。 　身内の不幸があったり、狭い仕事場に座りっきりの生活が続いた自分を、南アは受け入れてくれるのか。 　小屋どまりとはいえ単独なので、慎重に行動し、かつ小屋では缶ビール１本に抑えるという節制をはかり、なんとか４日間を乗り切ることができた。 　元気な体に生んでくれた親のおかけと感謝。 ●８月１１日（土）椹島→千枚小屋 　毎日アルペン号で１０日（金）夜竹橋発、畑薙ダム臨時駐車場に事故渋滞で９時ごろ着。 ７時30分の椹島行きマイクロバスに乗れず。１０時20分の臨時便で１１時半ごろ到着。 暑いさなかに歩き始め、なんとか夕方６時前に千枚小屋に到着できた。 ●８月１２日（日）千枚小屋→悪沢岳→荒川小屋→赤石岳→百間洞山の家 　朝からガスで眺望なし。荒川小屋で強い雨に会い休憩。赤石手前で再び雨。雷鳴がする中をおびえながら登る。 　赤石過ぎると雨が上がる。百間洞は激混み。長い待機時間を乗り越えとんかつにありつく。 ●８月１３日（月）百閒洞山の家→兎岳→聖岳→聖平小屋 　やっと視界良好の中、最高の稜線歩きとなる。南アルプスの大きさを実感。小屋まであと１５分というところで大雨にあう。 　夜まで雷雨が続く。 ●８月１４日（火）聖平小屋→椹島 　深い深い山を実感する下り道。椹島から送迎バスの臨時便が多数でていた。