お盆山行2/4日目 五色ヶ原〜薬師岳〜太郎平

2018.08.13(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 42
休憩時間
1 時間 2
距離
14.6 km
のぼり / くだり
1474 / 1634 m
24
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46
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活動詳細

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お盆の山ごもり2日目。 五色ヶ原から薬師岳を経て太郎平へ。いつも富山市内から眺めている、あの稜線をいつか歩いてみたいと思っていました。 朝5時、小雨のなか、五色ヶ原山荘を出発。最初は木道で、やがて大きな岩の登りになり、鳶山山頂へ。日本三大山崩れの大鳶山大崩壊地が見たかったけど、もちろんガッスガスで見えませんでした。また晴れた日に来よ。 ハイマツ帯をどんどん下り、シラビソの林のなかの木道をゆき、越中沢乗越。越中沢岳への登りの道は広く、ガスが濃いときは迷いやすそう。ここらへんで、七倉ダムから走ってきたというトレラン兄さんたちに会いました。スゴイな! 越中沢岳からは大きな岩場の道を激しく下ります。えらい急坂でした。すこし、重太郎新道と似てるような気がしました。で、また急坂を登ってスゴの頭。アップダウンがエグいです。スゴ乗越にさしかかる手前で一瞬だけ、黒部川方面のガスが晴れて元気になる。ほんの一瞬だけでしたが。 ここまで樹林帯に岩場や崩壊地とバラエティに富んだ道で、昼間に歩く分には楽しいんですけど、TJARの選手たちはこんな道を夜中に進んだのかと思うと…本当に超人たちだなと思います。 スゴ乗越小屋に到着して、ごはん休憩。雨が本降りになってきたので、屋根付きの休憩スペースがとってもありがたかったです。小屋の玄関にはお香が焚かれていて、素敵なふんいきでした。数量限定のカレーは準備中だったけど、おいしそうでした。 小屋を出発。シラビソ林、ハイマツ帯と、稜線へ向けどんどん高度を上げていきます。間山への登りの途中から、ゴロゴロと不穏な音がきこえるようになりました。ハイマツ帯の窪地にて雷退避してる方がいたので少しお話。雷は稜線を走るので、稜線にいたら身を伏せてもアウト。窪地にかがんで、ただし着地面積は最小限にする(座ったらダメ!)そうです。勉強になりました!!雷鳴の間隔がすこし開いてきたので、出発。 雷鳴止んだと思ってたけど、しばらくしたらまたゴロゴロ…😨間山過ぎたらこの先、稜線しかないし。いざという時の逃げ場所を常に考えながら、夢中ですすみました。やっとこさ北薬師岳。めっちゃ遠く感じた。 北薬師〜薬師間も思いっきり稜線なので気が抜けず。ここ、めっちゃ岩稜帯でした。すごい好きな感じの道だったので晴れた日にまた来よう。やがて見覚えのある祠が見え、薬師岳山頂到着!「雷に打たれませんように」と薬師如来様に手を合わせて祈り、下ります。 ここから先は下るのみ。薬師峠のテン場から雨脚が一気に強まり、びしょぬれになって太郎平小屋着。生ビールをたのしみに歩いてきたのに、さむすぎてビールどころじゃなかったです😂 テン泊の方が多数避難してこられてたようで、小屋は混雑してました。乾燥室での雨具やザックカバーの取り違いも多数発生していたようです。 今日の行程は、鳶山、越中沢岳、スゴの頭、間山、北薬師岳、薬師岳、と6つのピークを越えるので、アップダウンの連続、天候もよくなかったこともあり、なかなかハードな1日でした。途中で会ってお話した方々はほとんどテン泊の方でした。みなさん、ずっしり重いザックを背負って、たくましいなあ。疲れてしまったので、明日に向けて、早々就寝した私でした。

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