雪の皆子山

2023.02.12(日) 日帰り

活動データ

タイム

07:06

距離

8.6km

のぼり

735m

くだり

738m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 6
休憩時間
5
距離
8.6 km
のぼり / くだり
735 / 738 m
9
2 36
1 11
1 53
14

活動詳細

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2年ぶりの雪の皆子山であるが、その時は寡雪で、平の駐車場で積雪を見てスノーシューやワカンを車に置いていったのだ。しかし今回は皆子谷源頭部を散策しようと背中にスノーシューを背負って平の集落を進むと、正教院の門には雪が被っていて、登山口にある地蔵さんの屋根は雪に覆われていた。 地蔵さん裏の道はやはり雪が少なめで時々土が見えるくらいであるが、少し登ると雪が続き、凍った部分が出てきたので、軽アイゼンやチェーンスパイクを履いて急な細尾根斜面をロープの補助で少し緊張して登った。雪は徐々に増えて来て爪がしっかりと雪をつかんでいる。檜の植林から自然林になった700mを越えた場所は南側が良く見えて春の陽ざしのような眩しい太陽が雪の斜面を照らしている。時には足が埋まるが雪の踏み跡は順調に高度を上げていく。権現、蓬莱が良く見えると言っていると、その先に武奈の西南稜が真っ白に見えた。 941mピーク周辺は杉の植林で景色もろくに見えないのが残念至極であるが、そこから斜面を下って再び灌木帯を登ると杉の植林が続く。山頂近くの寺谷からのコースと合流すると、すぐ皆子山頂である。山頂からの景色は少しの木々の枝に遮られるも、蓬莱のリフト建物や武奈の西南稜が更に良く見える。峰床も見えて、南に目を転ずると西折立山が花折峠からの稜線を従えて木々の間の雪が見える。その先には比叡山の大比叡と四明岳までよく見える。 皆子山頂でスノーシューのデビューメンバーも足元の準備よろしく、皆子谷源頭へ向けて西尾根を進む。風成雪で凹凸の大きなうねりを越えて、皆子谷右股の広いカール状窪地へ下降していく。傾斜地のトラバースは中々難しいが、デビュー開始からあしらいいいのか快適にスノーシューを楽しみながら散策をした。右股と左股を分ける中尾根で風を避けて右股を見下ろしながらのランチとした。右股のカールを散策する単独の女性がいるが、東尾根の登り始めに我々を追い越していった人のようだ。そういえば、今日は他には2名+1名のパーテイーしか見ていない。日曜なのに少ない入山者である。平の駐車地には全部で10台には届かない(数か所)くらいの車があったと思われるが、比良の権現方面が多かったのかもしれない。 食後は中尾根を下ってから左股方面にトラバースをして西尾根稜線まで登ってから皆子山頂に戻った。初めてのスノーシューデビューも完全に会得しながら皆子谷源頭の散策を無事終了した。山頂でスノーシューを脱いで軽アイゼンでの下山をしたが、700mから下の細い尾根や急斜面は雪が腐っていて、下るのにかなり神経を使いながらお地蔵さんまで転ばずに何とか降りてこられた。平の何か所かの駐車場には我々の車だけが残っているだけだった。 平の集落内の雪は当然除雪されているので積雪量は屋根でしか判らないが、今年も例年に比べると山も雪が少ないような気がした。 ”竹”、”長”

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