初のテン泊で初アルプス！剱岳！！！

日頃から「テン泊がしてみたい！」と憧れが強く、行くと決まったからにはと全て揃えて行きました。 テント NaitureHike 2万 シュラフ ナンガ オーロラライト450DX 2.9万 マット NaitureHike 0.3万 ジェットボイル 2万 (書き出すと結構かかってるな…) 1日目 天候の関係で当初の予定より1日早く出発。 仕事が終わり、家に帰ったら即出発でした。 何回見ても、下界の天気予報は雨。 不安を募らせながら向かいました。 駐車場に着いた頃には朝になっており、人はまぁまぁ居ました。ですが、小雨状態。 これが晴れるのを願いながら、ケーブルカーとバスに乗ります。 室堂に着いたけど、雲は晴れず…… 落ち込みながら合羽等の用意してると、徐々に晴れ間が見えたり見えなかったり(´･ω･`) 用意ができ、外に出てみると…！！！ 雲が晴れて素晴らしい世界がそこにありました。 テンションはどん底からMAXまで上がり、そのテンションのまま登山開始！ 予想より遥かに楽な道なはずなのに、しんどい…すぐにバテる。 その原因はテン泊装備の重量にありました。 初のテン泊だからと詰め込みすぎたのです。出発前に測ったときは、19kg弱あったっけ…そこからビール詰め込んだから20kgはあるはず… いつもよりスローペースで歩き雷鳥沢まで辿り着き、ここまでは家族連れが多いイメージでした。 「そこから剱岳に向けて出発するひともいるのかな…」 なんて考えながら剱沢に向けて足を進めたのを覚えています。 そこから剱御前までの登りがまたキツかった… ですが、途中で会った方とまさかの出身が同じ神戸で会話が弾み、ちょっと気持ちが楽に。 やっと剱御前に着きご褒美の展望……と見えた写真がベストショットになってます。思わず声を上げてしまうほど美しく格好良かったです。 後は下りだけだから！と体に鞭を打って進みます。 剱沢に着いたときには、想像よりテントいっぱい… そこからテントを張って剱を眺めながらのビールは人生で一番幸せな瞬間でした。 2缶飲んだ後、そのままテントでバタンキュー、、、 寒さで目が覚めた頃には21時頃になってました。 トイレに行きたくなり、外に出てみるが星空は微かにしか見えず…ちょっと残念です(´･ω･`) あと1日あるし大丈夫！と眠りにつきました。 2日目 約束の時間10分前に起床。 微妙に冷えた体を温めるために、朝食を摂りザックにジェットボイル、水分等を詰め出発。 この日は剱岳アタックの予定。そのまま戻ってきて剱沢でもう一泊の予定…ですが、今夜は雷雨とのこと。 出来るだけ戻った方が良いかもと話しながら上りだしました。 雪渓を越え岩を越え…前剱に到着した頃には雲の中。 その後も雲の中で残念なアタックに。 山頂で晴れるかも…！？と願ってましたが、残念ながら山頂も雲の中。これは今夜ヤバいかも…と計画を練りながら下ります。因みに渋滞はタテバイ30分ヨコバイ1時間ぐらいでした(記憶が曖昧です) 下りきり剣山荘に着いた頃にはテン場も霧がかかっていました。 結局できる限り室堂に戻ることに決まりました。 テントを畳みザックに詰め込んで出発です。 前日の疲れと剱往復した疲労が足に残りながら20kgを背負い進んだ為か1日目より遥かにしんどい。 剱御前まで行き中休憩。剱御前小屋でアルフォート購入し食べました。人生で一番美味いアルフォートだった。 僕はそこから雷鳥沢までの下りが一番しんどかったです。その後、疲労感がひと山越えるとマシになってきました。 雷鳥沢でテント張ってもう一泊する元気もなく、雷鳥荘まで行って泊めさせてもらうことに。 夕暮れ時にいきなり押しかけてしまいましたが、快く受け入れてくれました。感謝感謝です！ お風呂もあり、「次は最初からここを予定に入れておこう」と思うぐらいに良い山荘でした。 部屋に入った時には夕立も降ってきて、もうちょっと遅れていたらびしょ濡れでした。 それから、夜奇跡的に雲が少なくなり、星空を眺めることができました。(ちょうど流れ星の日だったんですが、僕は見れませんでした…) 暖かい部屋で布団にくるまり寝たんですが、、、最高だった……(´∀｀ ) 3日目 後は帰るだけ！ということで足早に室堂ターミナルまで戻りバス、ケーブルカーと乗り継ぎ無事下山しました。 当初の予定より1日早く行動したのは大正解で、剱岳山頂は雲の中でしたが、初アルプス初テント泊でこれだったらまずまずでは！？といった感じです。 来年必ずリベンジします。 ※軌跡は途中再開し忘れたりしたので曖昧です。