活動データ
タイム
09:24
距離
16.1km
のぼり
1513m
くだり
1614m
活動詳細
すべて見る今シーズン1番の天気(山鮪調べ)な週末だったので、会津駒ヶ岳でBC決めてきました。嬉しい東北の日本百名山踏破です。 【ルート概要】 ◇アプローチ◇ 嬉しい公共交通機関で行ける山。東武に乗って、鬼怒川温泉のさらに奥、会津高原尾瀬口へ。そこからバスを乗り継いで檜枝岐村。ただ、都心からかなりかかります。そしてバスが少なく、冬は1日2本笑。 始発のバスで11時過ぎ登山口着なので遅めのスタートなのが悩みどころですが、この週末は土曜午後からが晴れる予報だったので天候的にはこのルートのための天気と言っても良いくらいでした。 始発のバスに乗るには特急リバティの始発(6:30浅草発)に乗れば間に合うわけですが、なんとリバティが満席…!3両編成だと運送能力に限界があるんですね…😢その前の4:58浅草発に乗る荒療治で何とかしましたが、特急ご希望の方は早めのご予約をオススメします…笑。 ◇駒ヶ岳登山口〜会津駒ヶ岳◇ 尾根の取付のみ、夏道と谷を挟んだ南側の支尾根で登ります。尾根に乗るまで谷を登りますが、ちょっと雪崩が怖いかも。夏道と合流してからはゆるゆる登っていくので難しい所はありません。 前日の南岸低気圧での湿った雪&この時期には珍しい超快晴でトレースばっちりでしたが、ドカ雪後の入山は2日かけても山頂に着かなかったという記録も聴くので、今回はかなり好条件だと思います。 会津駒ヶ岳から若干東寄りに降りたところでイグルー泊。 ◇会津駒ヶ岳〜三岩岳◇ 大戸沢岳までは広々した稜線で視界が良ければとても快適。大戸沢から三岩岳2057点までは、雪波が発達してやや面倒。ここでサークルの先輩後輩と偶然出逢ったので、行動をともにしました。本当なら窓明山経由で降りるつもりでしたが、せっかくの機会&窓明山方面も雪波が面倒そうだったので。 ◇三岩岳〜三岩岳登山口◇ 1600mくらいまでは、硬かったですがまずまずスキーを楽しめました。問題はそこからで、だいぶ湿った雪だったのかとても重く、ブレーキングに苦労しながらの下山。制動が難しく、転ぶことも何度か。かなり疲れました。若干の登り返しが2回くらいあります。 下山後は窓明の湯のつもりでしたが、先輩の車で燧の湯へ。 宮城に住んでいたものの、東京からと大して距離が変わらずなかなか行けなかった会津。ようやく訪ねることができましたが、山深い感じ、豊かなブナ林、BC最適な豪雪と東北を感じて懐かしかったです。でもやっぱり、少し雰囲気が独特なんだよなぁ、会津は会津、といった趣を感じます。 そして今回の会津駒ヶ岳で東北にある日本百名山15座すべて登頂なのも嬉しいですし、サークルメンバーと偶然の遭遇もなかなか思い出深い山行となりました。 深田久弥の「山全体を駒の走る勢いに見た」と評した駒ヶ岳、スキーで駒のように駆け降りようという目論見は雪質が悪くできなかったですが、素晴らしい景色に胸の高まることまさに駒の如くという感じでした。湿原も魅力的な山なので、また雪が溶けたら来たいと思います。
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