氷瀑は自然が作った芸術ですね。金剛山

2023.02.05(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 38
休憩時間
1 時間 28
距離
7.5 km
のぼり / くだり
735 / 741 m
5
1 23

活動詳細

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「氷瀑」とは、漢字の意味から考えると「氷の滝、氷のしぶき」(「瀑」は、滝という意味と、しぶきという意味があるようです。爆発の爆とは違うようです)になります。 氷点下の気温が続く地域では、滝から流れ落ちる水が凍っていく現象で、滝全体が真っ白に凍結する神秘的な氷瀑ができます。 まさに自然が作った氷の彫刻と言っていいと思います。 「氷点下が続く地域」、「滝が凍る。」と聞くと東北や北海道などの寒い地域や、信州などの山奥に行かないと「氷瀑」は見れないと思われるかも知れませんが、関西地域でも氷瀑を楽しめる山があります。 氷瀑とは、真っ白い塊になった滝の下の方にある氷瀑は光を反射する様子もなく、その圧倒的な存在感で岩肌に形成された氷瀑全体を支えていました。 本来の滝の姿は、上から下に滝の流れていて、水しぶきをあげながら流れる水の流れを楽しんでいると思います。 氷瀑は、一番下にある氷の塊から上を仰ぎ見るような、ある意味重力に反したような造形を不思議な心地で楽しみました。 そんな、不思議で圧倒的な存在感のある氷瀑のまわりで、歓喜の声をあげている登山者の喜びに満ちた声からは想像できないくらい静寂感も醸し出していました。 氷瀑とは、圧倒的な存在感と静寂感の両方を持っている不思議な氷の彫刻でした。

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