活動データ
タイム
03:43
距離
6.3km
のぼり
471m
くだり
476m
活動詳細
すべて見る夜峰山は池の窪園地からのスタートであり、登山と言うよりはハイキングのようなものだった。牧場の中を通過するコースであり、良く言えば美ヶ原を彷彿させる雰囲気があった(かなり良く言い過ぎた)。山頂はヤブとなっているものの、南外輪山や鳥帽子岳、御竈門山などが見渡され眺望は良い。但し、御竈門山は逆光となるため、山容を拝むなら午後からの方が良さそうだ。 御竈門山は遠景が綺麗で登るのを楽しみにしていたが、登山ルートはヤブに覆われており、どこが本来のルートであるのか全く分からなかった。基本的には尾根をたどったが、スタートから3分の2は背丈以上もある茅のヤブを手で掻き分けながら上る必要があった。茅に隠れて色々な花も咲いていたようだが、あまり楽しむ余裕はなかった。立派な角が生えた牡鹿とニアミスしそうになったが、視界が悪いだけに熊鈴を装着した方が安全かも。 山頂付近のヤブは腰高まで短くはなるが、ヤブ漕ぎは最後まで続いた。山頂は狭いが、360度視界が開けており、先に登った夜峰山や鳥帽子岳、中岳、高岳、根子岳の眺望が楽しめた。下りは鳥帽子岳へ続く縦走ルートを進み、途中から西に伸びる尾根をたどった。 下り始めのルートが目視できたおかげで、足元はヤブに覆われ見えなくなるものの、用心深く足を進めることでなんとなく下山ルートをたどることができた。但し、このルートは所々(おそらく地震によるもの)崩落箇所があり、気を付けないとそのまま足を踏み出してしまいそうになるので、要注意だ。 山頂からの眺望が良く、良い山だとは思うが、あのヤブ道だと余程のことがなければ、二度と登ることはないであろう。非常に残念だ。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。