ヤブ漕ぎ必須の御竈門山

2018.08.11(土) 日帰り

注意情報

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活動データ

タイム

03:43

距離

6.3km

のぼり

471m

くだり

476m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 43
休憩時間
6
距離
6.3 km
のぼり / くだり
471 / 476 m
5
3
1 24
1 3
2

活動詳細

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 夜峰山は池の窪園地からのスタートであり、登山と言うよりはハイキングのようなものだった。牧場の中を通過するコースであり、良く言えば美ヶ原を彷彿させる雰囲気があった(かなり良く言い過ぎた)。山頂はヤブとなっているものの、南外輪山や鳥帽子岳、御竈門山などが見渡され眺望は良い。但し、御竈門山は逆光となるため、山容を拝むなら午後からの方が良さそうだ。  御竈門山は遠景が綺麗で登るのを楽しみにしていたが、登山ルートはヤブに覆われており、どこが本来のルートであるのか全く分からなかった。基本的には尾根をたどったが、スタートから3分の2は背丈以上もある茅のヤブを手で掻き分けながら上る必要があった。茅に隠れて色々な花も咲いていたようだが、あまり楽しむ余裕はなかった。立派な角が生えた牡鹿とニアミスしそうになったが、視界が悪いだけに熊鈴を装着した方が安全かも。  山頂付近のヤブは腰高まで短くはなるが、ヤブ漕ぎは最後まで続いた。山頂は狭いが、360度視界が開けており、先に登った夜峰山や鳥帽子岳、中岳、高岳、根子岳の眺望が楽しめた。下りは鳥帽子岳へ続く縦走ルートを進み、途中から西に伸びる尾根をたどった。  下り始めのルートが目視できたおかげで、足元はヤブに覆われ見えなくなるものの、用心深く足を進めることでなんとなく下山ルートをたどることができた。但し、このルートは所々(おそらく地震によるもの)崩落箇所があり、気を付けないとそのまま足を踏み出してしまいそうになるので、要注意だ。  山頂からの眺望が良く、良い山だとは思うが、あのヤブ道だと余程のことがなければ、二度と登ることはないであろう。非常に残念だ。

阿蘇山・高岳・根子岳 道路脇のスペースに駐車しスタート。
道路脇のスペースに駐車しスタート。
阿蘇山・高岳・根子岳 ここから夜峰山に向かうようだ。右手が夜峰山になるが、結構高い位置からスタートするようで、これも登山になるのか?
ここから夜峰山に向かうようだ。右手が夜峰山になるが、結構高い位置からスタートするようで、これも登山になるのか?
阿蘇山・高岳・根子岳 池の窪園地になるようだ。
池の窪園地になるようだ。
阿蘇山・高岳・根子岳 地震の影響で荒れた状態。
地震の影響で荒れた状態。
阿蘇山・高岳・根子岳 放牧?柵の外に食事中の牛が点在していた。
放牧?柵の外に食事中の牛が点在していた。
阿蘇山・高岳・根子岳 小高い丘のような箇所は、休憩所か何かがあったのだろうが、壊れたままになっている。
小高い丘のような箇所は、休憩所か何かがあったのだろうが、壊れたままになっている。
阿蘇山・高岳・根子岳 フウロ?
フウロ?
阿蘇山・高岳・根子岳 山頂にある観測所と思わしき建物は傾いている。
山頂にある観測所と思わしき建物は傾いている。
阿蘇山・高岳・根子岳 ヤブに覆われたここが山頂のようだ。
ヤブに覆われたここが山頂のようだ。
阿蘇山・高岳・根子岳 夜峰山の標識。
夜峰山の標識。
阿蘇山・高岳・根子岳 夜峰山から見た南外輪山。右手に見えるは俵山か?
夜峰山から見た南外輪山。右手に見えるは俵山か?
阿蘇山・高岳・根子岳 夜峰山から見た左手が鳥帽子岳、右手が御竈門山。残念ながらこの時間は逆光であった。ここは午後から登った方が良さそうだ。
夜峰山から見た左手が鳥帽子岳、右手が御竈門山。残念ながらこの時間は逆光であった。ここは午後から登った方が良さそうだ。
阿蘇山・高岳・根子岳 夜峰山を後にして御竈門山に向かうと、道路沿いの直ぐ近くにふれあい交流館がある。駐車場としてつかえそうだと思ったが、近くに寄って見ると大きな亀裂が・・・。完全復興までの道程はまだまだ遠そうだ。
夜峰山を後にして御竈門山に向かうと、道路沿いの直ぐ近くにふれあい交流館がある。駐車場としてつかえそうだと思ったが、近くに寄って見ると大きな亀裂が・・・。完全復興までの道程はまだまだ遠そうだ。
阿蘇山・高岳・根子岳 ナデシコ?
ナデシコ?
阿蘇山・高岳・根子岳 登山口などの案内は見当たらないが、マップではここら辺が登山口となっている。
登山口などの案内は見当たらないが、マップではここら辺が登山口となっている。
阿蘇山・高岳・根子岳 ルート上は背丈以上もあるヤブに覆われている。以前上った鳥帽子岳が脳裏をよぎった。
ルート上は背丈以上もあるヤブに覆われている。以前上った鳥帽子岳が脳裏をよぎった。
阿蘇山・高岳・根子岳 キスゲ?に似てるけど・・・。キツネノカミソリ?らしい。(他の人の活動記録で確認。勉強させていただきました)
キスゲ?に似てるけど・・・。キツネノカミソリ?らしい。(他の人の活動記録で確認。勉強させていただきました)
阿蘇山・高岳・根子岳 ようやく尾根に取り付き、ここから尾根沿いに上って行く。
ようやく尾根に取り付き、ここから尾根沿いに上って行く。
阿蘇山・高岳・根子岳 オニユリ?
オニユリ?
阿蘇山・高岳・根子岳 スタートして1時間が経過。大分高度が上がってきたが倍以上時間を要している。
スタートして1時間が経過。大分高度が上がってきたが倍以上時間を要している。
阿蘇山・高岳・根子岳 尾根ルートは所々に急な箇所があるが、茅を掴みよじ上って行く。
尾根ルートは所々に急な箇所があるが、茅を掴みよじ上って行く。
阿蘇山・高岳・根子岳 周囲が全く見えないヤブを掻き分けながら進んでいるため、気付かないままに鹿に遭遇。おそらく2、3m程の距離まで近づいていたようだが、いきなり鹿が飛び跳ねたので、思わず大声を出してしまった。立派な角を携えていただけに、少々身の危険を感じた。
周囲が全く見えないヤブを掻き分けながら進んでいるため、気付かないままに鹿に遭遇。おそらく2、3m程の距離まで近づいていたようだが、いきなり鹿が飛び跳ねたので、思わず大声を出してしまった。立派な角を携えていただけに、少々身の危険を感じた。
阿蘇山・高岳・根子岳 御竈門山の山頂まで後一息。
御竈門山の山頂まで後一息。
阿蘇山・高岳・根子岳 御竈門山山頂に到着。三角点はあるが、標識はなかった。
御竈門山山頂に到着。三角点はあるが、標識はなかった。
阿蘇山・高岳・根子岳 御竈門山から見た鳥帽子岳。西側斜面の崩落が激しい。
御竈門山から見た鳥帽子岳。西側斜面の崩落が激しい。
阿蘇山・高岳・根子岳 同じく夜峰山。
同じく夜峰山。
阿蘇山・高岳・根子岳 阿蘇中岳に高岳。根子岳もかすかに認識できた。
阿蘇中岳に高岳。根子岳もかすかに認識できた。
阿蘇山・高岳・根子岳 下りで使う尾根ルート。
下りで使う尾根ルート。
阿蘇山・高岳・根子岳 下山のため、鳥帽子岳までの縦走ルートを使って、とりあえず1つ先のピークを目指す。綺麗なルートに見えるが、ヤブ漕ぎ決定。
下山のため、鳥帽子岳までの縦走ルートを使って、とりあえず1つ先のピークを目指す。綺麗なルートに見えるが、ヤブ漕ぎ決定。
阿蘇山・高岳・根子岳 御竈門山の山頂の様子。山頂は狭く数人でいっぱいになる。
御竈門山の山頂の様子。山頂は狭く数人でいっぱいになる。
阿蘇山・高岳・根子岳 ヤブで見えない足元を注意深く探りながら進むと崩落箇所に突き当たる。
ヤブで見えない足元を注意深く探りながら進むと崩落箇所に突き当たる。
阿蘇山・高岳・根子岳 ピークには貯水用と思わしきタンクがあった。
ピークには貯水用と思わしきタンクがあった。
阿蘇山・高岳・根子岳 鳥帽子岳。このまま縦走できれば面白いと思うが、多分最後までヤブ漕ぎだろうなぁ。
鳥帽子岳。このまま縦走できれば面白いと思うが、多分最後までヤブ漕ぎだろうなぁ。
阿蘇山・高岳・根子岳 ピークから西側に伸びる尾根を使って下山する。
ピークから西側に伸びる尾根を使って下山する。
阿蘇山・高岳・根子岳 ピークから見た御竈門山。
ピークから見た御竈門山。
阿蘇山・高岳・根子岳 上りで使った尾根ルート。
上りで使った尾根ルート。
阿蘇山・高岳・根子岳 へんぴなところにオニユリ?が咲いており、良く目立つ。
へんぴなところにオニユリ?が咲いており、良く目立つ。
阿蘇山・高岳・根子岳 下りの尾根ルート上には、かなり狭い箇所もある。
下りの尾根ルート上には、かなり狭い箇所もある。
阿蘇山・高岳・根子岳 この辺りの尾根は狭く切り立っており、要注意(危険)。尾根を避けることも考えたが、ヤブで斜面の状態が把握できなかったので、姿勢を低くして岩の上を下った。
この辺りの尾根は狭く切り立っており、要注意(危険)。尾根を避けることも考えたが、ヤブで斜面の状態が把握できなかったので、姿勢を低くして岩の上を下った。
阿蘇山・高岳・根子岳 おそらく貯水タンクに繋がっていたと思われるが、斜面崩落と共にパイプ管が破損してしまっているようだ。
おそらく貯水タンクに繋がっていたと思われるが、斜面崩落と共にパイプ管が破損してしまっているようだ。
阿蘇山・高岳・根子岳 危険箇所をやり過ごし、残りの下山ルートを確認。南外輪山も大分はっきりと見え出した。
危険箇所をやり過ごし、残りの下山ルートを確認。南外輪山も大分はっきりと見え出した。
阿蘇山・高岳・根子岳 山頂から下ってきた尾根ルートを振り返る。
山頂から下ってきた尾根ルートを振り返る。
阿蘇山・高岳・根子岳 登山口に近付いた。
登山口に近付いた。
阿蘇山・高岳・根子岳 ここの登山口にも特に案内板とうはない。
ここの登山口にも特に案内板とうはない。
阿蘇山・高岳・根子岳 スタート地点までは阿蘇パノラマラインを下る。
スタート地点までは阿蘇パノラマラインを下る。
阿蘇山・高岳・根子岳 写真は御竈門山。正面の尾根を上り、左手に伸びる尾根を下った。
写真は御竈門山。正面の尾根を上り、左手に伸びる尾根を下った。
阿蘇山・高岳・根子岳 ミヤコグサ?
ミヤコグサ?
阿蘇山・高岳・根子岳 スタート地点の駐車スペースに到着。気付かなかったが、ここからは鳥帽子岳が見えていたようだ。
スタート地点の駐車スペースに到着。気付かなかったが、ここからは鳥帽子岳が見えていたようだ。

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