三峰山北尾根縦走（まつさか香肌イレブン５／１１）

　ピークハンターを自称する私の山行スタイルは「縦走」。 　目的の山である一座をピークハンティングすることを目的に登るのも楽しいのですが、それではコスパが悪すぎます。 　というわけで、一度で複数のピークをハンティングできる縦走が私の山スタイル。 　ましてや、ガソリン代急騰の折、一回の遠征で一座でも多くピークハンティングしたいところ。 　YAMAPのダッシュボードの登頂回数と軌跡マップが増えていくのを見るたびにニンマリしているのです。 　さて、今回の遠征目的地は「まつさか香肌イレブン」の第三座である三峰山🏔 　三峰山自体は人気もあり、比較的難易度も高くありませんし、三峰山を登って帰るだけでは寂しいところ。 　というわけで、今回は三峰山北尾根を縦走してピークを目指して行きます。 　自宅を午前４時にクルマで出発して、三峰山登山客駐車場（無料）に到着したのが６時前。　 　まだ、駐車場には3台しかクルマは停まっていません。 　ベッドライトを持ってきてないので、あたりが明るくなるのを待って出発します。 　三峰山の方向は南なんですが、私は北尾根から縦走して行くので北に向けて歩いていきます。 　しばらくアスファルトの田舎道を歩き、林道に沿って歩いていきます。 　林道にはケモノの足跡があり、それを追いかけて行き歩いていくと行き止まりに! 　YAMAPのマップを確認したところ、ルートから外れているのが判明。もとのルートに戻ります。 　北尾根までの取付きは、かなり歩きやすいトレイル。 　ラジオを聞きながら適当に歩いていると、左足のグリップが消失してスカスカします。 　なんやろかと見てみると、左足のチェーンスパイクが無くなっているではありませんか！ 　「うそやろ？」と思いつつ引き換えしてチェーンスパイク捜索開始。 　３００メートルくらい引き返したところで発見しました。 　雪がなく足跡も残らず、トレイルが明瞭でないので、自分が歩いてきたのがどこか分からないのに、発見できて良かったです。 　北尾根をピークハンティングしながら歩いていくと、それまでの雪に残されていた足跡が急に無くなり、「誰の足跡も無い！ヒャッホー」と下り坂を機嫌よく駆け下りていると、「何かがおかしい」と思ってYAMAPを見ると痛恨のルートミス(T_T) 　もとのルートまで登り返すのは、めっちゃ損した気分(T_T)　 　三峰山ピーク手前は激坂であり、そこそこの積雪量。 　チェーンスパイクが効かない！ 　残された踏み跡を辿って登っていくと、目の前に黄色い染み跡が🟡 　ルート上にオシッコするのはやめて💢 　とはいえ、ど快晴の雪山らしく奈良県とは思えない白銀の世界にうっとりしながら、三峰山のピークに到着。 　ギャラリーの衆目環視の中、ジャンピング記念撮影は恥ずかしいなあ。 　その後、栗ノ木岳まで行こうと思ったんですけど、平倉峰までは踏み跡があって快適な山歩きでしたが、平倉峰以東は踏み跡がなくラッセルを強いられる様子。 　というわけで断念して下山。 　この日は三峰山霧氷まつりが開催されていましたが、これと言って見るべきものもなく、そそくそとクルマに乗って帰宅しました。