🐘live in チェンマイ 6日目「Dtaat Mook滝」 8日目「仏陀の足跡」  強力なアイテムを二つゲットした。  いずれも、チェンマイでのアウトドア系プチ移住ライフを支えるものだ。  一つはスクーター。  治安と道路インフラ(マナー含む)がいいので、わりと気軽に乗れる。  「登山口までのアクセス」という厄介な問題が解消され、ツアー会社に頼らなくても、バンバン遠出&個人ハイクできる。  もう一つは"AllTrails"。シリコンバレー生まれのアウトドア地図アプリ&サイトである。https://www.alltrails.com  驚くべきことに、チェンマイ界隈のトレイルも網羅。しかも、世界各国の放浪系ハイカーによる投稿(写真も)が役に立つ。  石垣島でも県最高峰・於茂登(おもと)岳など3座13件の投稿があった。ただし、屋良部(やらぶ)岳は"Yaburadake"と誤記されていた。  YAMAPのGPS機能は海外でも重宝するが、ユーザーが日本在住者に偏り、海外の活動日記が少ないので、情報収集には使えない。  さっそくAllTrailsで検索し、「Dtaat Mook滝」と「仏陀の足跡」に目を付けた。  投稿件数がそこそこあり(人出を見込める)、評価(☆)もいい。投稿は英語とは限らないが、ワンクリックで英訳され、何とか読める。  お陰で重要な英単語を三つ覚えた。  📌ここでクイズ。意味は何でしょう?(答えは文末)   ①out-and-back  ②overgrown  ③leech  🐘2月1日/Dtaat Mook滝  プチ移住先のBaitong Homestayから北へ16km。ファイ・トゥン・タオ湖(Huay tueng thao)の駐車場にバイクを止めた。  登山口はすぐに見つかったが、先日登ったステープ山から一転、無人の雰囲気。異国のお山での「無人」は、精神的にきつい。   とはいえ、乾季なので地面はカチカチだ。雑草は枯れ、トレイル鮮明。蚊もヒルもいない。分岐が多いものの、GPSがあればOK。  滝らしき音が遠くに聞こえてきた辺りで、子供の歓声が交じり始めた。「お、人間」。気持ちが一気にほぐれる。  向こうから下りてきたのは、中国語を話す子供5人だった。その後ろにママ2人。  「Hi! 滝はいかがでした?」と話しかけると、はるかに洗練された英語が返ってくる。上海市民だった。石垣市民とは格が違う。  「こっちは通れませんでした。あっちから回り込まないと」  「え。マジすか」  YAMAPに似た地図アプリで説明してくれた。あざす。ただの観光客じゃないな。  見事な2段滝を上海市民と一緒に愛でる。  石垣市の離島の領海を日常的に侵す独裁ならず者国家は嫌い。その国民と接する時は、ビミョーな気持ちになると白状しておく。  しかし「中国共産党を憎んで、人を憎まず」。これが肝要なのだろう。  ファイ・トゥン・タオ湖に戻った後、さらに北へ向かって田園地帯をツーリング。田植えの真っ最中だった。  この日の走行距離120km。Baitong(お家)に無事帰り着いた時、心底ホッとした。  🐘2月3日/仏陀の足跡  Baitong Homestayから西へ山道を26km、1月30日に登ったステープ山の奥に「ドイ・プイ村」がある。  山岳民族モン族が暮らす。ステープ山の金ピカ仏塔とセットにしやすく、人気の観光地だ。翌31日のツーリング初日に見に行った。  AllTrailsで後から知ったが、村の外れから「仏陀の足跡」まで往復するトレイルがあるという。2月3日、改めてバイクで向かった。  この日のトレイルの8割方は濃いジャングル。乾季で歩きやすいのもDtaat Mook滝と同じだったが、大量のコバエ(?)に終始まとわりつかれた。  おまけに無人。ああ、寂しい......  テンション低めのまま最終盤の尾根道に出ると、眺望が開けた。しかも、岩場でタイ人のお父さんが休んでいるではないか。  思わず笑みがこぼれるのが、自分でも分かる。異国のマニアック登山道で人間に出会えるどうかは「読後感」を大きく左右する。  AllTrailsの投稿には、タイ最高峰インタノン山を眺められると書いてあった。  「インタノン山は、どっちですか? インタノン、インタノン」  お父さんに尋ねると、あちこち指さして説明してくれるのだが、よく分からない。まあ、いいや。出会えただけで光栄です。  ゴールとした「仏陀の足跡」は、ただの岩にしか見えなかった。  トレッキングより、行き帰りの山道のバイク走行のほうが、きつくて危なかった。  🐘  🐘  🐘  🐘  🐘  お家のBaitong Homestayに荷物を置いたまま、2泊3日のトレッキングツアーに加わることにした。山岳民族の集落に泊まる人気アクティビティーだ。  シャワーも使えるというから、楽勝だろう。スマホの充電はできないらしい。モバイルバッテリーない......  📌おことわり———  執筆パワー節約のため、2月1日と3日の軌跡を合体しました。トータルの距離や標高差は無意味です。正しくは「DAY1」「DAY3」の各データをご参照下さい。  📌クイズの答え———  ①ピストン  ②草ぼうぼう  ③ヒル(蛭)  ——————————————————

 【1月31日】プチ移住先Baitong Homestayの近所には、タイの国技ムエタイのジムがある。町を歩いていると、あちこちにある。
 タイ政府観光局によると、ムエタイとは「立ち技世界最強格闘技」とされるタイ式キック・ボクシング。その歴史は古く、13世紀のタイ族による初めての王朝スコータイでも、軍隊の実戦格闘技として取り入れられていたという。

 【1月31日】プチ移住先Baitong Homestayの近所には、タイの国技ムエタイのジムがある。町を歩いていると、あちこちにある。  タイ政府観光局によると、ムエタイとは「立ち技世界最強格闘技」とされるタイ式キック・ボクシング。その歴史は古く、13世紀のタイ族による初めての王朝スコータイでも、軍隊の実戦格闘技として取り入れられていたという。

 【1月31日】プチ移住先Baitong Homestayの近所には、タイの国技ムエタイのジムがある。町を歩いていると、あちこちにある。  タイ政府観光局によると、ムエタイとは「立ち技世界最強格闘技」とされるタイ式キック・ボクシング。その歴史は古く、13世紀のタイ族による初めての王朝スコータイでも、軍隊の実戦格闘技として取り入れられていたという。

 最近は、体験トレーニングが人気らしい。実際、チェンマイのジムを通りかかると、タイ人のトレーナーが専ら白人(女性含む)を仕込んでいる。
 外から写真を撮っていたら、ジムのお母さんが「どうぞ中にお入り下さい」。フルパワーを出し続ける格闘技というのは並大抵の鍛え方では無理だと、見ていて分かった。

 最近は、体験トレーニングが人気らしい。実際、チェンマイのジムを通りかかると、タイ人のトレーナーが専ら白人(女性含む)を仕込んでいる。  外から写真を撮っていたら、ジムのお母さんが「どうぞ中にお入り下さい」。フルパワーを出し続ける格闘技というのは並大抵の鍛え方では無理だと、見ていて分かった。

 最近は、体験トレーニングが人気らしい。実際、チェンマイのジムを通りかかると、タイ人のトレーナーが専ら白人(女性含む)を仕込んでいる。  外から写真を撮っていたら、ジムのお母さんが「どうぞ中にお入り下さい」。フルパワーを出し続ける格闘技というのは並大抵の鍛え方では無理だと、見ていて分かった。

 31日、バイクを借りた。Baitongで申し込むと、デリバリー可。1日280バーツ(1120円)。やって来たのは、ヤマハのスクーター(125cc)だった。ガソリンは1ℓ=35バーツ(140円)くらい。
 国際免許証はチェックされないが、パスポートまたは現金3000バーツ(1万2000円)程度をデポジットとして差し出すのが一般的。
 日本と同じ左側通行。赤信号でも左折はOK。交通マナーは少しだけ劣るが、新興国としては上出来だし、路面の状態も及第点なので、わりと気軽に乗れる。

 31日、バイクを借りた。Baitongで申し込むと、デリバリー可。1日280バーツ(1120円)。やって来たのは、ヤマハのスクーター(125cc)だった。ガソリンは1ℓ=35バーツ(140円)くらい。  国際免許証はチェックされないが、パスポートまたは現金3000バーツ(1万2000円)程度をデポジットとして差し出すのが一般的。  日本と同じ左側通行。赤信号でも左折はOK。交通マナーは少しだけ劣るが、新興国としては上出来だし、路面の状態も及第点なので、わりと気軽に乗れる。

 31日、バイクを借りた。Baitongで申し込むと、デリバリー可。1日280バーツ(1120円)。やって来たのは、ヤマハのスクーター(125cc)だった。ガソリンは1ℓ=35バーツ(140円)くらい。  国際免許証はチェックされないが、パスポートまたは現金3000バーツ(1万2000円)程度をデポジットとして差し出すのが一般的。  日本と同じ左側通行。赤信号でも左折はOK。交通マナーは少しだけ劣るが、新興国としては上出来だし、路面の状態も及第点なので、わりと気軽に乗れる。

ツーリングの途中、食堂でランチ。タイ風焼きそば「パッタイ」60バーツ(240円)。コメの麺でモチモチしていて、味付けは甘酸っぱい。でも、ちょっと甘すぎる。

ツーリングの途中、食堂でランチ。タイ風焼きそば「パッタイ」60バーツ(240円)。コメの麺でモチモチしていて、味付けは甘酸っぱい。でも、ちょっと甘すぎる。

ツーリングの途中、食堂でランチ。タイ風焼きそば「パッタイ」60バーツ(240円)。コメの麺でモチモチしていて、味付けは甘酸っぱい。でも、ちょっと甘すぎる。

 31日のツーリングの行き先は、前日登った(はずの)ステープ山。実は、ゴールとした金ピカ寺院(標高1080m)の奥に、真の山頂?(1676m)があると判明。トレイルは見当たらないが、車で山頂下の展望ポイントに行けることも分かった。
 写真は、その展望ポイントからの眺め。左の集落はドイ・プイ村で、山岳民族モン族が暮らしている。
 肝心の「真の山頂」は樹林帯の道路脇にあるが、目印がなく、見つからなかった。真の山頂があまりにも冴えないせいか、金ピカ寺院を山頂とする観光ガイドも多々見られ、確かに、そのほうが収まりはいい。

 31日のツーリングの行き先は、前日登った(はずの)ステープ山。実は、ゴールとした金ピカ寺院(標高1080m)の奥に、真の山頂?(1676m)があると判明。トレイルは見当たらないが、車で山頂下の展望ポイントに行けることも分かった。  写真は、その展望ポイントからの眺め。左の集落はドイ・プイ村で、山岳民族モン族が暮らしている。  肝心の「真の山頂」は樹林帯の道路脇にあるが、目印がなく、見つからなかった。真の山頂があまりにも冴えないせいか、金ピカ寺院を山頂とする観光ガイドも多々見られ、確かに、そのほうが収まりはいい。

 31日のツーリングの行き先は、前日登った(はずの)ステープ山。実は、ゴールとした金ピカ寺院(標高1080m)の奥に、真の山頂?(1676m)があると判明。トレイルは見当たらないが、車で山頂下の展望ポイントに行けることも分かった。  写真は、その展望ポイントからの眺め。左の集落はドイ・プイ村で、山岳民族モン族が暮らしている。  肝心の「真の山頂」は樹林帯の道路脇にあるが、目印がなく、見つからなかった。真の山頂があまりにも冴えないせいか、金ピカ寺院を山頂とする観光ガイドも多々見られ、確かに、そのほうが収まりはいい。

 【1日】お家のBaitongから北へ16km、ファイ・トゥン・タオ湖を目指す。
 交通量が多い幹線道路は緊張する。車がバイクを追い越す時、サイドに十分な距離を取ってくれない。相手が大型トラックの時は、特に怖い。
 写真は、日本なら必ず警察官に止められるパターンである。

 【1日】お家のBaitongから北へ16km、ファイ・トゥン・タオ湖を目指す。  交通量が多い幹線道路は緊張する。車がバイクを追い越す時、サイドに十分な距離を取ってくれない。相手が大型トラックの時は、特に怖い。  写真は、日本なら必ず警察官に止められるパターンである。

 【1日】お家のBaitongから北へ16km、ファイ・トゥン・タオ湖を目指す。  交通量が多い幹線道路は緊張する。車がバイクを追い越す時、サイドに十分な距離を取ってくれない。相手が大型トラックの時は、特に怖い。  写真は、日本なら必ず警察官に止められるパターンである。

ファイ・トゥン・タオ湖に着いた。ちょっとしたリゾートになっていて、入場料50バーツ(200円)。Dtaat Mook滝(読み方不明)への登山口は、この近くにある。

ファイ・トゥン・タオ湖に着いた。ちょっとしたリゾートになっていて、入場料50バーツ(200円)。Dtaat Mook滝(読み方不明)への登山口は、この近くにある。

ファイ・トゥン・タオ湖に着いた。ちょっとしたリゾートになっていて、入場料50バーツ(200円)。Dtaat Mook滝(読み方不明)への登山口は、この近くにある。

 カラカラに乾いたジャングルのトレイルは、初め無人と思われ、少し寂しかった。
 たまに案内標識があるが(写真)、タイ文字読めない......。日本の主要登山道でも、アルファベット併記の推進が求められる。日本語を読めないハイカーだって大勢いるのである。

 カラカラに乾いたジャングルのトレイルは、初め無人と思われ、少し寂しかった。  たまに案内標識があるが(写真)、タイ文字読めない......。日本の主要登山道でも、アルファベット併記の推進が求められる。日本語を読めないハイカーだって大勢いるのである。

 カラカラに乾いたジャングルのトレイルは、初め無人と思われ、少し寂しかった。  たまに案内標識があるが(写真)、タイ文字読めない......。日本の主要登山道でも、アルファベット併記の推進が求められる。日本語を読めないハイカーだって大勢いるのである。

 滝の手前の竹林で人間の声が聞こえ、気持ちがほぐれた。上海市民のママ2人と子供たちだった。
 この先は通れないので、別ルートで回り込む必要があると教えてくれた。あざす。

 滝の手前の竹林で人間の声が聞こえ、気持ちがほぐれた。上海市民のママ2人と子供たちだった。  この先は通れないので、別ルートで回り込む必要があると教えてくれた。あざす。

 滝の手前の竹林で人間の声が聞こえ、気持ちがほぐれた。上海市民のママ2人と子供たちだった。  この先は通れないので、別ルートで回り込む必要があると教えてくれた。あざす。

彼らと一緒に改めて滝を目指す。ちょっとした渡渉があり、上海キッズを先に行かせて様子を見る悪魔の石垣市民。

彼らと一緒に改めて滝を目指す。ちょっとした渡渉があり、上海キッズを先に行かせて様子を見る悪魔の石垣市民。

彼らと一緒に改めて滝を目指す。ちょっとした渡渉があり、上海キッズを先に行かせて様子を見る悪魔の石垣市民。

Dtaat Mook滝。湖から1時間かかったが、来た甲斐があった。

Dtaat Mook滝。湖から1時間かかったが、来た甲斐があった。

Dtaat Mook滝。湖から1時間かかったが、来た甲斐があった。

下山中のバナナ林で、白人ソロ♂が登ってきた。この日出会ったハイカーは以上。

下山中のバナナ林で、白人ソロ♂が登ってきた。この日出会ったハイカーは以上。

下山中のバナナ林で、白人ソロ♂が登ってきた。この日出会ったハイカーは以上。

ファイ・トゥン・タオ湖から、さらに北に向かって田園地帯を適当にツーリング。幹線道路を離れると、放浪感が跳ね上がって最高。この日の走行距離120km。

ファイ・トゥン・タオ湖から、さらに北に向かって田園地帯を適当にツーリング。幹線道路を離れると、放浪感が跳ね上がって最高。この日の走行距離120km。

ファイ・トゥン・タオ湖から、さらに北に向かって田園地帯を適当にツーリング。幹線道路を離れると、放浪感が跳ね上がって最高。この日の走行距離120km。

 田植えの季節だった。1年に何回作るか知らないが、タイミングは石垣島と同じだ。
 写真は、田植えではなく、苗を育てる田んぼ(苗代)での作業。女性は、目だけ出した覆面姿だった。日焼け防止だろうか。
 農村では、英語なんか全く通じない。でも、タイ語であいさつすると、満点の笑顔つきの元気なあいさつが返ってくる。

 田植えの季節だった。1年に何回作るか知らないが、タイミングは石垣島と同じだ。  写真は、田植えではなく、苗を育てる田んぼ(苗代)での作業。女性は、目だけ出した覆面姿だった。日焼け防止だろうか。  農村では、英語なんか全く通じない。でも、タイ語であいさつすると、満点の笑顔つきの元気なあいさつが返ってくる。

 田植えの季節だった。1年に何回作るか知らないが、タイミングは石垣島と同じだ。  写真は、田植えではなく、苗を育てる田んぼ(苗代)での作業。女性は、目だけ出した覆面姿だった。日焼け防止だろうか。  農村では、英語なんか全く通じない。でも、タイ語であいさつすると、満点の笑顔つきの元気なあいさつが返ってくる。

 この日のディナーは、いつもの掘っ立て小屋食堂で、定番中の定番ガパオライス目玉焼き付き。60バーツ(240円)。
 翻訳アプリで「スパイスを少なくして下さい」と頼んだら、理解してもらえたようだったが、それでも辛かった。

 この日のディナーは、いつもの掘っ立て小屋食堂で、定番中の定番ガパオライス目玉焼き付き。60バーツ(240円)。  翻訳アプリで「スパイスを少なくして下さい」と頼んだら、理解してもらえたようだったが、それでも辛かった。

 この日のディナーは、いつもの掘っ立て小屋食堂で、定番中の定番ガパオライス目玉焼き付き。60バーツ(240円)。  翻訳アプリで「スパイスを少なくして下さい」と頼んだら、理解してもらえたようだったが、それでも辛かった。

 【2日】休養日。近所の食堂を新規開拓した。
 いつもの掘っ立て小屋食堂と違って、メニューの英語表記が完璧。洋食もある。グーグルマップにも載っているせいか、お客のほとんどは白人だった。
 でも、外国人にアピールできる分、割高になる。掘っ立て小屋食堂で40バーツ(160円)だった缶ビールは55バーツ(220円)だった。

 【2日】休養日。近所の食堂を新規開拓した。  いつもの掘っ立て小屋食堂と違って、メニューの英語表記が完璧。洋食もある。グーグルマップにも載っているせいか、お客のほとんどは白人だった。  でも、外国人にアピールできる分、割高になる。掘っ立て小屋食堂で40バーツ(160円)だった缶ビールは55バーツ(220円)だった。

 【2日】休養日。近所の食堂を新規開拓した。  いつもの掘っ立て小屋食堂と違って、メニューの英語表記が完璧。洋食もある。グーグルマップにも載っているせいか、お客のほとんどは白人だった。  でも、外国人にアピールできる分、割高になる。掘っ立て小屋食堂で40バーツ(160円)だった缶ビールは55バーツ(220円)だった。

 カオソイ(ポーク)を注文した。チェンマイ名物のカレー麺で、ココナッツミルクを入れる、揚げ麺をトッピングするといった特徴がある。
 1月29日に近所の行列カオソイ屋で食べたものと比べると、あっさり系。平べったい茹で麺は太めで、うどんに近い。どちらかと言うと、こっちのお店のほうが好み。
 60バーツ(240円)。行列店より40円高い。

 カオソイ(ポーク)を注文した。チェンマイ名物のカレー麺で、ココナッツミルクを入れる、揚げ麺をトッピングするといった特徴がある。  1月29日に近所の行列カオソイ屋で食べたものと比べると、あっさり系。平べったい茹で麺は太めで、うどんに近い。どちらかと言うと、こっちのお店のほうが好み。  60バーツ(240円)。行列店より40円高い。

 カオソイ(ポーク)を注文した。チェンマイ名物のカレー麺で、ココナッツミルクを入れる、揚げ麺をトッピングするといった特徴がある。  1月29日に近所の行列カオソイ屋で食べたものと比べると、あっさり系。平べったい茹で麺は太めで、うどんに近い。どちらかと言うと、こっちのお店のほうが好み。  60バーツ(240円)。行列店より40円高い。

【3日】3日ぶりにドイ・プイ村にやって来た。がっつり観光地化されていて、モン族の民族衣装などのお土産屋が並んでいる。

【3日】3日ぶりにドイ・プイ村にやって来た。がっつり観光地化されていて、モン族の民族衣装などのお土産屋が並んでいる。

【3日】3日ぶりにドイ・プイ村にやって来た。がっつり観光地化されていて、モン族の民族衣装などのお土産屋が並んでいる。

 お土産屋のお母さんと話していたら、モン族の民族衣装完全装備の女の子が戻ってきた。普段着というより営業用と思われる。右手に持っているのはスマホ?
 買い物をしたわけでもないのに、お母さんは「どうぞ撮って下さい」と言い、娘に「笑って!」と声をかけているようだった。プライバシー感覚は日本人とはかなり異なる。

 お土産屋のお母さんと話していたら、モン族の民族衣装完全装備の女の子が戻ってきた。普段着というより営業用と思われる。右手に持っているのはスマホ?  買い物をしたわけでもないのに、お母さんは「どうぞ撮って下さい」と言い、娘に「笑って!」と声をかけているようだった。プライバシー感覚は日本人とはかなり異なる。

 お土産屋のお母さんと話していたら、モン族の民族衣装完全装備の女の子が戻ってきた。普段着というより営業用と思われる。右手に持っているのはスマホ?  買い物をしたわけでもないのに、お母さんは「どうぞ撮って下さい」と言い、娘に「笑って!」と声をかけているようだった。プライバシー感覚は日本人とはかなり異なる。

村の外れにある「仏陀の足跡」登山口(右側)。案内標識はないので、GPSアプリがないと分からないと思う。

村の外れにある「仏陀の足跡」登山口(右側)。案内標識はないので、GPSアプリがないと分からないと思う。

村の外れにある「仏陀の足跡」登山口(右側)。案内標識はないので、GPSアプリがないと分からないと思う。

トレイルの8割方は眺望のないジャングル。乾季のため歩きやすいが、大量のコバエ(?)に終始まとわりつかれて、かなりテンション・ダウン=帰路に撮影

トレイルの8割方は眺望のないジャングル。乾季のため歩きやすいが、大量のコバエ(?)に終始まとわりつかれて、かなりテンション・ダウン=帰路に撮影

トレイルの8割方は眺望のないジャングル。乾季のため歩きやすいが、大量のコバエ(?)に終始まとわりつかれて、かなりテンション・ダウン=帰路に撮影

 最後の最後に尾根道に出て、左右の眺望が一気に開ける。
 タイ人のお父さんが休憩中。タイ最高峰インタノン山がどこに見えるのか必死に聞いたが、よく分からなかった。

 最後の最後に尾根道に出て、左右の眺望が一気に開ける。  タイ人のお父さんが休憩中。タイ最高峰インタノン山がどこに見えるのか必死に聞いたが、よく分からなかった。

 最後の最後に尾根道に出て、左右の眺望が一気に開ける。  タイ人のお父さんが休憩中。タイ最高峰インタノン山がどこに見えるのか必死に聞いたが、よく分からなかった。

この岩が「仏陀の足跡」らしい。線香があげられていた。標高1500mくらい。

この岩が「仏陀の足跡」らしい。線香があげられていた。標高1500mくらい。

この岩が「仏陀の足跡」らしい。線香があげられていた。標高1500mくらい。

「仏陀の足跡」からの眺め。かなりの山奥だが、畑が見える。

「仏陀の足跡」からの眺め。かなりの山奥だが、畑が見える。

「仏陀の足跡」からの眺め。かなりの山奥だが、畑が見える。

タイ最高峰インタノン山の方向に、古びた展望台があった。一番奥の山がインタノン山かもしれないが、確認不能。

タイ最高峰インタノン山の方向に、古びた展望台があった。一番奥の山がインタノン山かもしれないが、確認不能。

タイ最高峰インタノン山の方向に、古びた展望台があった。一番奥の山がインタノン山かもしれないが、確認不能。

ドイ・プイ村に戻ってランチ。ワンタン麺65バーツ(260円)。日本の塩ラーメンに近い味。麺もスープもインスタントぽいが、具だくさんなのはgood。

ドイ・プイ村に戻ってランチ。ワンタン麺65バーツ(260円)。日本の塩ラーメンに近い味。麺もスープもインスタントぽいが、具だくさんなのはgood。

ドイ・プイ村に戻ってランチ。ワンタン麺65バーツ(260円)。日本の塩ラーメンに近い味。麺もスープもインスタントぽいが、具だくさんなのはgood。

 【1月31日】プチ移住先Baitong Homestayの近所には、タイの国技ムエタイのジムがある。町を歩いていると、あちこちにある。  タイ政府観光局によると、ムエタイとは「立ち技世界最強格闘技」とされるタイ式キック・ボクシング。その歴史は古く、13世紀のタイ族による初めての王朝スコータイでも、軍隊の実戦格闘技として取り入れられていたという。

 最近は、体験トレーニングが人気らしい。実際、チェンマイのジムを通りかかると、タイ人のトレーナーが専ら白人(女性含む)を仕込んでいる。  外から写真を撮っていたら、ジムのお母さんが「どうぞ中にお入り下さい」。フルパワーを出し続ける格闘技というのは並大抵の鍛え方では無理だと、見ていて分かった。

 31日、バイクを借りた。Baitongで申し込むと、デリバリー可。1日280バーツ(1120円)。やって来たのは、ヤマハのスクーター(125cc)だった。ガソリンは1ℓ=35バーツ(140円)くらい。  国際免許証はチェックされないが、パスポートまたは現金3000バーツ(1万2000円)程度をデポジットとして差し出すのが一般的。  日本と同じ左側通行。赤信号でも左折はOK。交通マナーは少しだけ劣るが、新興国としては上出来だし、路面の状態も及第点なので、わりと気軽に乗れる。

ツーリングの途中、食堂でランチ。タイ風焼きそば「パッタイ」60バーツ(240円)。コメの麺でモチモチしていて、味付けは甘酸っぱい。でも、ちょっと甘すぎる。

 31日のツーリングの行き先は、前日登った(はずの)ステープ山。実は、ゴールとした金ピカ寺院(標高1080m)の奥に、真の山頂?(1676m)があると判明。トレイルは見当たらないが、車で山頂下の展望ポイントに行けることも分かった。  写真は、その展望ポイントからの眺め。左の集落はドイ・プイ村で、山岳民族モン族が暮らしている。  肝心の「真の山頂」は樹林帯の道路脇にあるが、目印がなく、見つからなかった。真の山頂があまりにも冴えないせいか、金ピカ寺院を山頂とする観光ガイドも多々見られ、確かに、そのほうが収まりはいい。

 【1日】お家のBaitongから北へ16km、ファイ・トゥン・タオ湖を目指す。  交通量が多い幹線道路は緊張する。車がバイクを追い越す時、サイドに十分な距離を取ってくれない。相手が大型トラックの時は、特に怖い。  写真は、日本なら必ず警察官に止められるパターンである。

ファイ・トゥン・タオ湖に着いた。ちょっとしたリゾートになっていて、入場料50バーツ(200円)。Dtaat Mook滝(読み方不明)への登山口は、この近くにある。

 カラカラに乾いたジャングルのトレイルは、初め無人と思われ、少し寂しかった。  たまに案内標識があるが(写真)、タイ文字読めない......。日本の主要登山道でも、アルファベット併記の推進が求められる。日本語を読めないハイカーだって大勢いるのである。

 滝の手前の竹林で人間の声が聞こえ、気持ちがほぐれた。上海市民のママ2人と子供たちだった。  この先は通れないので、別ルートで回り込む必要があると教えてくれた。あざす。

彼らと一緒に改めて滝を目指す。ちょっとした渡渉があり、上海キッズを先に行かせて様子を見る悪魔の石垣市民。

Dtaat Mook滝。湖から1時間かかったが、来た甲斐があった。

下山中のバナナ林で、白人ソロ♂が登ってきた。この日出会ったハイカーは以上。

ファイ・トゥン・タオ湖から、さらに北に向かって田園地帯を適当にツーリング。幹線道路を離れると、放浪感が跳ね上がって最高。この日の走行距離120km。

 田植えの季節だった。1年に何回作るか知らないが、タイミングは石垣島と同じだ。  写真は、田植えではなく、苗を育てる田んぼ(苗代)での作業。女性は、目だけ出した覆面姿だった。日焼け防止だろうか。  農村では、英語なんか全く通じない。でも、タイ語であいさつすると、満点の笑顔つきの元気なあいさつが返ってくる。

 この日のディナーは、いつもの掘っ立て小屋食堂で、定番中の定番ガパオライス目玉焼き付き。60バーツ(240円)。  翻訳アプリで「スパイスを少なくして下さい」と頼んだら、理解してもらえたようだったが、それでも辛かった。

 【2日】休養日。近所の食堂を新規開拓した。  いつもの掘っ立て小屋食堂と違って、メニューの英語表記が完璧。洋食もある。グーグルマップにも載っているせいか、お客のほとんどは白人だった。  でも、外国人にアピールできる分、割高になる。掘っ立て小屋食堂で40バーツ(160円)だった缶ビールは55バーツ(220円)だった。

 カオソイ(ポーク)を注文した。チェンマイ名物のカレー麺で、ココナッツミルクを入れる、揚げ麺をトッピングするといった特徴がある。  1月29日に近所の行列カオソイ屋で食べたものと比べると、あっさり系。平べったい茹で麺は太めで、うどんに近い。どちらかと言うと、こっちのお店のほうが好み。  60バーツ(240円)。行列店より40円高い。

【3日】3日ぶりにドイ・プイ村にやって来た。がっつり観光地化されていて、モン族の民族衣装などのお土産屋が並んでいる。

 お土産屋のお母さんと話していたら、モン族の民族衣装完全装備の女の子が戻ってきた。普段着というより営業用と思われる。右手に持っているのはスマホ?  買い物をしたわけでもないのに、お母さんは「どうぞ撮って下さい」と言い、娘に「笑って!」と声をかけているようだった。プライバシー感覚は日本人とはかなり異なる。

村の外れにある「仏陀の足跡」登山口(右側)。案内標識はないので、GPSアプリがないと分からないと思う。

トレイルの8割方は眺望のないジャングル。乾季のため歩きやすいが、大量のコバエ(?)に終始まとわりつかれて、かなりテンション・ダウン=帰路に撮影

 最後の最後に尾根道に出て、左右の眺望が一気に開ける。  タイ人のお父さんが休憩中。タイ最高峰インタノン山がどこに見えるのか必死に聞いたが、よく分からなかった。

この岩が「仏陀の足跡」らしい。線香があげられていた。標高1500mくらい。

「仏陀の足跡」からの眺め。かなりの山奥だが、畑が見える。

タイ最高峰インタノン山の方向に、古びた展望台があった。一番奥の山がインタノン山かもしれないが、確認不能。

ドイ・プイ村に戻ってランチ。ワンタン麺65バーツ(260円)。日本の塩ラーメンに近い味。麺もスープもインスタントぽいが、具だくさんなのはgood。