天下分け目の天王山で、冬の雰囲気満喫ハイク(^-^)

2023.01.29(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 20
休憩時間
46
距離
8.5 km
のぼり / くだり
428 / 426 m
1 18
3
6
7
6
1 41
4

活動詳細

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今回は冬の「近すぎてなかなか足が向かなかった山」シリーズ! 京都府乙訓郡大山崎町にやってきました。山崎と言えば天下分け目の天王山! 1582年に羽柴秀吉軍と明智光秀軍が天王山の麓で戦った山崎の戦いです。この一戦に勝利した秀吉は織田信長の後継者としての地位を固め、天下人への道を歩み始める。 この山崎の地は摂津国と山城国を結ぶ交通の要衝なんですね。この辺りは山(天王山)と川(淀川)の間の平地が極端に狭いんです。ここに西国街道が通っていて、京への玄関口になっている。この地を手中に収めた者は、経済的にも防衛的にも優位に立つことができるのです。 現在もこの狭い平地に東海道新幹線、JR東海道本線、阪急京都線、名神高速道路、国道171号線がひしめいている。昔も今もここは交通の重要ポイントだったんです。 実際の山崎の戦いは天王山ではなく麓の湿地帯で行われたようですが、秀吉は天王山を占拠し、進軍する兵を鼓舞したと伝わります。 秀吉の天下統一のきっかけとなったこの戦は天下分け目の一戦と言われ、現在でも例えばスポーツなどで雌雄を決する大事な一戦のことを「天王山」と呼ぶのは、この山崎の戦いが行われた天王山が語源となっています。 それからもう一つ、天王山と言えば名神高速天王山トンネルです。古くから渋滞の名所として有名だった天王山トンネル。一昔前は「天王山トンネルを先頭に◯◯kmの渋滞」なんてアナウンスをよく聞いたものです。それで渋滞緩和のために上下線ともに右ルート、左ルートとルートを拡幅し、それに伴って上下2つだったトンネルを4つに増やしたんですね。 1998年に新トンネルが完成した時に、開通前に天王山トンネルを歩こう!というイベントが開催されました。私の前職はイベント・放送・音楽関係の裏方(音響技術)。その天王山トンネルウォークのイベントにも仕事で携わったんです。 真新しい天王山トンネルを歩きましたよ!その頃は全くアウトドアに興味のなかった私。まさか25年後にトンネルの上の山を歩くなんて思ってもみなかったな(^-^) さらにさらに!山崎と言えば…サントリーに決まってるでしょ! この山崎にはサントリーの山崎蒸溜所があります。山崎の名水が日本が世界に誇るシングルモルトウイスキー「山崎」を生んだわけです。 サントリーは山崎の象徴と言っても過言ではない!…ですが、私はビールしか飲まないのでウイスキーのことはわかりません! 随分前置きが長くなってしまいました。天王山や山崎の予習が終わったところで、いよいよ山歩きへと出発しましょう! 今日の駐車場はJR山崎駅近くの有料駐車場。24時間¥800。可もなく不可もなく。買い出しを含めても自宅から車移動で50分。日常の行動範囲内です。 山崎聖天までは住宅地を歩く。大山崎瓦窯跡は興味深かったですね!平安京造営に伴う瓦工房なんですが、10基の瓦窯(有畦式平窯)が整然とL字形に並んでいる。 平安京造営となるとかなりの数の瓦が必要だったでしょう。平城京だと大寺院や、平城宮でも主要な建物は瓦葺きでしたが、そうでない建物に関しては瓦葺きでないものも多かった。でも平安京だとほとんど瓦葺きでしょうから、この瓦工房も連日フル稼働だったことでしょう。昔の人は働き者だなぁ、なんて(^^) 私は現在物流の仕事に携わっていますから、物流も気になる。出来上がった瓦をどうやって平安京まで運んだのか?淀川の水運か、山崎からだと陸送も可能かな?1日がかりになりそうですけど。 山崎聖天からようやく登山道に入ります。標高の低いところは京都らしい竹林を歩く。ほどよい斜面が続きますが、基本的には階段が整備されていますので難しいことはありません。 道幅が広く岩を踏んで歩くことも可能ですが、この日は気温が低く岩が凍っていて滑りやすかったので、階段と岩をミックスで歩きました(^^) 酒解神社の大鳥居の辺りは開けていて開放的。旗立松展望台は数少ないビューポイント。天気がよくて空気が澄んでていい眺めです(^^) 山崎の戦いの巨大な壁画を眺めながら、天下分け目の一戦に思いを馳せる。…まあ、私の歴史好きは古代史に特化してるので、戦国時代はちんぷんかんぷんなんですけど、やはり交通の要衝を押さえることは今も昔も大事なことだったんでしょうね。 信長を討った光秀を破ったことで、秀吉は天下人への地位を高めていった。まさにこの一戦は天下分け目…勝った方が天下人となる権利を得る大事な戦いであったことは、無知な私でも容易に想像がつきます。 十七烈士の墓も考えさせられる。 幕末の公武合体派と尊王攘夷派との抗争…きっと誰もが今こそ時代を変えるのだと、高い意志を持って戦っていたんでしょうけど…時代の変革期には必ず争いがあって、必ず人が死ぬ…なんて人間は崇高で、そして愚かなんだろう(T-T) 禁門の変に敗れ天王山に立てこもった尊王攘夷派の真木和泉守以下17人は、火薬に火をつけ爆死するという壮絶な最期を遂げた…切ないなぁ… せめて今は天王山から変わりゆく日本の姿を見守ってほしいと願うばかりです。 酒解神社を過ぎてからは、もう上りらしい上りはありません。道もほぼフラット。息も切れないし疲れることもありません。ただ道がガッチガチのツルッツルに凍ってます(~_~;) 道はほぼ平坦なのに何度も滑ってバランスを崩す。 ザックの中には冬の緊急避難用の軽アイゼンが入っています。このような凍った地面では、流行りのチェーンスパイクなんかより軽アイゼンの方が断然威力を発揮するんですが…付けるの面倒臭いし斜面でもないので、注意しながらそのまま歩くことにします(^_^;) 天王山山頂には山崎城があったということで、かなり広い平坦地になっていますが、残念ながら展望はそれほどでもありません。 ここから先、サントリー山、小倉山、十方山と辿りますが、ほとんど大したアップダウンはありません。 冬独特の凛とした冷たい空気の中、氷をザクザクと踏みしめながら歩きます。冬の低山ハイクの醍醐味ですね!(^^) 常緑樹が多いですね。高木は落葉してますが、意外と緑が多いです。気温は低い。でもいい天気ですし風もないので、歩くと体がぽかぽかと温まってくる。冷たい空気が気持ちいい(^-^) 十方山を過ぎて少し下った所にある、見晴らしのいい岩場で休憩。しばらく座っていても体が冷えることはありません。それくらいいい天気☆ 今日はどら焼きで糖分補給(^^)実は無類のあんこ好きなんです!チョコより断然あんこ派。一番好きなあんこはもちろん赤福!でも奈良県の當麻寺近くで売ってる中将餅もめちゃウマで大好き!日本人なら黙ってあんこ!です。 下山路もほとんど急斜面はありません。穏やかに下るだけ。 街が近づいてくると名神高速が目に飛び込んできます。4本の道路。そのうちの1本は私が立っている真下に吸い込まれて行く。まさに今私は天王山トンネルの真上に立っている。 数多くの歴史の舞台となった天王山に、4本もトンネルを通しちゃうなんて…人間てのはスゴいもんだな。。。 水無瀬の滝を見て、春日神社に寄って、住宅地を抜けて駅を目指す。巨大な建物が見えてきました!サントリー山崎蒸溜所です。 この山崎の地に湧き出る水は本当にいい水らしいですね。この山崎の水と気候がウイスキー作りに適しているのだそうです。霧が多いので。 山崎蒸溜所では無料で工場見学ができるんですが、コロナの影響で完全予約制になっているようです。興味のある方はサイトから予約をしてください。ウイスキーの試飲もあるみたいですよ(^^) 西国街道を歩き関大明神へ。この場所には摂津国と山城国の関があったそうです。なので道行きの神を祀っていたんでしょうね。現在の祭神はオオナムチとアメノコヤネですが、おそらく関が廃止されてから後に祀られたのでしょう。 そして離宮八幡宮へ。 元々は石清水八幡宮であったこの神社は、淀川の対岸にある男山に遷宮された後も存続し、嵯峨天皇の離宮跡のあったため離宮八幡宮と呼ばれるようになりました。 立派な神社ですよ。摂末社も多いですし。それとこの神社は製油発祥の地としても知られています。 この離宮八幡宮で長木という道具が発明され、荏胡麻の種子からの搾油が行われるようになったのがその由来とされています。 離宮八幡宮からJR山崎駅は目と鼻の先。12:30、無事に駐車場へと戻ってきました*\(^o^)/* 見所が多くていろんな所に引っ掛かりながらゆっくり歩いて4時間20分。8.5kmで累積標高400mとちょっと、実高低差は300m弱ですから、山登りというよりは贅沢な散歩(^_^;)疲れもなく、心身のリフレッシュにはちょうどよかったです。 何しろ今週は酷い雪でしたから。普段あまり積もらない地域までガッツリと雪が積もる。トラックで会社(大阪府茨木市)を出発したら、山を越えて京都の亀岡に抜けるのが通常なんですが、その道がいきなり雪で通行止め!(>_<) R9もダメ、R173もダメ、京都縦貫もダメ、舞鶴道もダメ、そこらじゅうどこもかしこも通行止め!…もうみな担当エリアに向かうことすらままならない。 ひたすら雪と氷の一般道をゆっくりと走り続ける…こんなことが3日も続いたらクタクタですよ(~_~;) そんな疲れ切った心と身体を癒すには、この天王山ハイクはピッタリでした(^^) 晴れ渡った青空!風もなく穏やかないい天気。空気は冷え切って凛とした冷たさ。でも陽の光が降り注ぎ、歩いていると体は暖かい。冷えた空気がちょうどいい!道は雪と氷。澄んだ空気で景色も鮮やか!まさに冬の低山ハイクの気持ちよさを存分に味わえた一日でした(^-^) さあ、天気は一体どうなるのでしょう?春の訪れはまだ先かな? 早朝の路面凍結が怖くてまだまだ遠出はできません。しばらくは「近すぎてなかなか足が向かなかった山」を徘徊しそうな予感。でもまたそれも楽しかったりするものです。 結局、近くても遠くても、高くても低くても、山がそこにあることだけで幸せなんです☆(^-^)

ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 JR山崎駅近くの有料駐車場に車を止めてスタート!
7時に自宅を出発して、買い出ししても7:50に着く。めっちゃ近い(^^)
JR山崎駅近くの有料駐車場に車を止めてスタート! 7時に自宅を出発して、買い出ししても7:50に着く。めっちゃ近い(^^)
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 出発早々踏切に引っかかる。長ぁぁぁい貨物列車が来る(^_^;)
出発早々踏切に引っかかる。長ぁぁぁい貨物列車が来る(^_^;)
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 今日は山崎聖天から天王山に登る予定。しばらくは舗装路歩き。
今日は山崎聖天から天王山に登る予定。しばらくは舗装路歩き。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 山崎院跡がありました。
奈良時代の高僧行基は、725年に山崎を訪れ淀川に山崎橋を架けました。その橋の管理と行基の教えを広めるための道場として、山崎院が作られたそうです。
山崎院跡がありました。 奈良時代の高僧行基は、725年に山崎を訪れ淀川に山崎橋を架けました。その橋の管理と行基の教えを広めるための道場として、山崎院が作られたそうです。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 大山崎瓦窯跡公園です。ここには平安時代前期の瓦窯遺跡があります。平安京造営に伴う瓦工房です。
大山崎瓦窯跡公園です。ここには平安時代前期の瓦窯遺跡があります。平安京造営に伴う瓦工房です。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 瓦窯跡の奥には雪を被った比叡山(^^)
瓦窯跡の奥には雪を被った比叡山(^^)
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 こちらは先週登った音羽山です☆
こちらは先週登った音羽山です☆
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 この瓦工房には全部で12基(この公園エリアには10基)の窯跡があります。有畦式平窯と呼ばれるものです。
この瓦工房には全部で12基(この公園エリアには10基)の窯跡があります。有畦式平窯と呼ばれるものです。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 窯は瓦を焼く焼成室と燃料を燃やす燃焼室に分かれ、焼成室には畦が作られこの間を焔が通る。平瓦であれば一度に670枚の瓦を焼くことができたという。
窯は瓦を焼く焼成室と燃料を燃やす燃焼室に分かれ、焼成室には畦が作られこの間を焔が通る。平瓦であれば一度に670枚の瓦を焼くことができたという。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 窯跡の向こうには、淀川を挟んで鳩ヶ峰が見える。石清水八幡宮のある山です。地元の人には男山の方が馴染みが深い。
窯跡の向こうには、淀川を挟んで鳩ヶ峰が見える。石清水八幡宮のある山です。地元の人には男山の方が馴染みが深い。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 山崎聖天へ向かいます。ここが天王山への登山口になります。
山崎聖天へ向かいます。ここが天王山への登山口になります。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 稲荷大明神でお参りをしてから…
稲荷大明神でお参りをしてから…
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 長い石段を登り切ると…
長い石段を登り切ると…
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 山崎聖天観音寺に到着(^^)静かでかなり広いお寺ですね。
創建は平安時代と伝わるが明確ではない。江戸時代に聖天堂を建立し歓喜天を祀り発展したという。商売繁盛にご利益があり、大阪商人がこぞって参拝したそうです。現在の堂宇は明治時代以降の再建。
山崎聖天観音寺に到着(^^)静かでかなり広いお寺ですね。 創建は平安時代と伝わるが明確ではない。江戸時代に聖天堂を建立し歓喜天を祀り発展したという。商売繁盛にご利益があり、大阪商人がこぞって参拝したそうです。現在の堂宇は明治時代以降の再建。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 本堂です。観音寺ですから本尊はもちろん観音菩薩。しかし歓喜天の方が人気がある(^_^;)
山号は妙音山。いい名前だ(^^)
本堂です。観音寺ですから本尊はもちろん観音菩薩。しかし歓喜天の方が人気がある(^_^;) 山号は妙音山。いい名前だ(^^)
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 山門が巨大で素晴らしいです!仁王像も力強い。ただ…柱が木でないよーな??
山門が巨大で素晴らしいです!仁王像も力強い。ただ…柱が木でないよーな??
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 天王山への登山道はこの鳥居を抜けた先。屋根に雪が残ってるのもいい感じ(^^)
天王山への登山道はこの鳥居を抜けた先。屋根に雪が残ってるのもいい感じ(^^)
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 聖天堂です。歓喜天を祀ってあります。
聖天堂です。歓喜天を祀ってあります。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 登山道に入りました。まずは竹林に囲まれた道を登る。京都らしくていい☆
登山道に入りました。まずは竹林に囲まれた道を登る。京都らしくていい☆
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 それほど急な斜面はありません。全体的にとても穏やか。階段も整備されています。
それほど急な斜面はありません。全体的にとても穏やか。階段も整備されています。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 少し雪が残ってますね。今週はこの辺りでもかなり降ったでしょうから。
少し雪が残ってますね。今週はこの辺りでもかなり降ったでしょうから。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 酒解神社の大鳥居に到着しました*\(^o^)/*
酒解神社の大鳥居に到着しました*\(^o^)/*
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 鳥居のすぐ近くに旗立松があります。
山崎の合戦の際、秀吉は天王山の松の木に自らの旗を掲げ、麓で奮闘する兵を鼓舞したそうです。伝承の域を出ませんが、この松がその松だと伝わります。
鳥居のすぐ近くに旗立松があります。 山崎の合戦の際、秀吉は天王山の松の木に自らの旗を掲げ、麓で奮闘する兵を鼓舞したそうです。伝承の域を出ませんが、この松がその松だと伝わります。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 旗立松展望台です。
旗立松展望台です。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 今日は天気がいいので展望が素晴らしい!
今日は天気がいいので展望が素晴らしい!
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 画像中央は鷲峰山ですね。
画像中央は鷲峰山ですね。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 すぐそばには山崎合戦之地の石碑があります。
実際の戦闘は麓の湿地帯で行われたようです。ただ天王山を占拠した秀吉は、この山から麓を進軍する兵を鼓舞したと伝わります。
すぐそばには山崎合戦之地の石碑があります。 実際の戦闘は麓の湿地帯で行われたようです。ただ天王山を占拠した秀吉は、この山から麓を進軍する兵を鼓舞したと伝わります。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 それでは酒解神社の神域に入っていくことにしましょう!青空サイコー!
それでは酒解神社の神域に入っていくことにしましょう!青空サイコー!
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 天王山の麓、淀川のほとりで対峙する秀吉軍と光秀軍の壁画。相当大きなもので思わず見入ってしまう。
天王山の麓、淀川のほとりで対峙する秀吉軍と光秀軍の壁画。相当大きなもので思わず見入ってしまう。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 こちらは山崎の合戦図。勢いに乗る秀吉軍の本陣は自信に満ち溢れ、劣勢の光秀軍の本陣には思い空気が漂っている。
こちらは山崎の合戦図。勢いに乗る秀吉軍の本陣は自信に満ち溢れ、劣勢の光秀軍の本陣には思い空気が漂っている。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 分岐を左にとって酒解神社、天王山を目指します。
分岐を左にとって酒解神社、天王山を目指します。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 江戸時代末期の公武合体派と尊王攘夷派の抗争に関連する形で発生した禁門の変。敗れた攘夷派の十七人の烈士は山崎に戻り自決した。明治時代になり攘夷派の行動は改めて見直され、彼らを顕彰するために十七烈士の墓がここ天王山に整備された。
江戸時代末期の公武合体派と尊王攘夷派の抗争に関連する形で発生した禁門の変。敗れた攘夷派の十七人の烈士は山崎に戻り自決した。明治時代になり攘夷派の行動は改めて見直され、彼らを顕彰するために十七烈士の墓がここ天王山に整備された。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 十七烈士の墓のある場所も休憩所として整備されています。
十七烈士の墓のある場所も休憩所として整備されています。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 途中に三社宮がありました。祭神は天照大神、月読大神、蛭子神。
途中に三社宮がありました。祭神は天照大神、月読大神、蛭子神。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 明智光秀の最期の場面。
戦場を脱出し近江坂本城を目指した光秀を仕留めたのは、落武者狩りの村人だった…
明智光秀の最期の場面。 戦場を脱出し近江坂本城を目指した光秀を仕留めたのは、落武者狩りの村人だった…
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 酒解神社の本殿です。祭神は大山祇神。山の神様です(^^)
酒解神社の本殿です。祭神は大山祇神。山の神様です(^^)
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 それでは天王山に向かいます!
それでは天王山に向かいます!
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 天王山山頂、山崎城跡に到着です*\(^o^)/*
天王山山頂、山崎城跡に到着です*\(^o^)/*
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 山頂にも大きな壁画があります。
山頂にも大きな壁画があります。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 ここは井戸跡。
ここは井戸跡。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 木々の間から生駒山!
木々の間から生駒山!
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 一段高くなった所が山頂です。標高は低いですが歴史は重い!
一段高くなった所が山頂です。標高は低いですが歴史は重い!
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 天下分け目の天王山!
スポーツなどでもを雌雄を決する大事な一戦のことを天王山と言いますが、この天王山が由来です。
天下分け目の天王山! スポーツなどでもを雌雄を決する大事な一戦のことを天王山と言いますが、この天王山が由来です。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 それでは先へと進みます。雪が積もってるように見えますが、実はガチガチに凍っている。スケートリンク!めっちゃ滑る!(>_<)
それでは先へと進みます。雪が積もってるように見えますが、実はガチガチに凍っている。スケートリンク!めっちゃ滑る!(>_<)
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 サントリー山に到着!
このネーミングはどーなんだろう?(ー ー;)
サントリー山に到着! このネーミングはどーなんだろう?(ー ー;)
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 山頂標示は切り株(^_^;)
山頂標示は切り株(^_^;)
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 続いて小倉山に向かいます。もうほとんど登っている感覚はありません。冬の里山をのんびりと散歩している気分です(^-^)
続いて小倉山に向かいます。もうほとんど登っている感覚はありません。冬の里山をのんびりと散歩している気分です(^-^)
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 分岐を左に進む。道はガチガチのツルツル。
ザックには軽アイゼンが入ってますが、斜面でもないし、面倒臭いのでそのまま進みます。何度も滑ってバランスを崩す(^_^;)
分岐を左に進む。道はガチガチのツルツル。 ザックには軽アイゼンが入ってますが、斜面でもないし、面倒臭いのでそのまま進みます。何度も滑ってバランスを崩す(^_^;)
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 何気ないベンチも美しい登山道☆
何気ないベンチも美しい登山道☆
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 小倉山に到着*\(^o^)/*今日の最高地点です。305m!
小倉山に到着*\(^o^)/*今日の最高地点です。305m!
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 山頂は小広場になっていますが、木々に囲まれ展望はありません。
山頂は小広場になっていますが、木々に囲まれ展望はありません。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 さらに進んで十方山へと向かいます。
さらに進んで十方山へと向かいます。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 ほどなく十方山に到着*\(^o^)/*
ほどなく十方山に到着*\(^o^)/*
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 この山頂には三等三角点があります。感謝を込めて、グローブ外してありがたくタッチ(^^)
この山頂には三等三角点があります。感謝を込めて、グローブ外してありがたくタッチ(^^)
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 十方山から5分ほど下ったところに展望の良い岩場がありました☆
十方山から5分ほど下ったところに展望の良い岩場がありました☆
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 展望良好!*\(^o^)/*
展望良好!*\(^o^)/*
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 この岩場で休憩にします。今日はどら焼き(^^)
無類のあんこ好きなんです☆
この岩場で休憩にします。今日はどら焼き(^^) 無類のあんこ好きなんです☆
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 それでは下山します!
それでは下山します!
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 標高が下がってくると竹林が多くなる。
標高が下がってくると竹林が多くなる。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 竹林の向こうに街が見える!
竹林の向こうに街が見える!
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 眼下に名神高速道路とその向こうに鳩ヶ峰。
眼下に名神高速道路とその向こうに鳩ヶ峰。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 島本町の方かな?
島本町の方かな?
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 足元に名神高速が吸い込まれて行く!今、立っている真下がトンネルやな?
足元に名神高速が吸い込まれて行く!今、立っている真下がトンネルやな?
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 名神高速上り右ルートの天王山トンネル(^^)
名神高速上り右ルートの天王山トンネル(^^)
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 水無瀬の滝近くのサザンカ。
水無瀬の滝近くのサザンカ。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 水無瀬の滝。落差20m。後鳥羽上皇も鑑賞されたそうです。
水無瀬の滝。落差20m。後鳥羽上皇も鑑賞されたそうです。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 滝の横には何柱かの竜神が祀られています。竜神信仰があったんですね。
滝の横には何柱かの竜神が祀られています。竜神信仰があったんですね。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 さらに近くの春日神社へ。
社名の石柱に小さく東大寺と記してあるでしょ?実はここ、東大寺という地名なんです。三島郡島本町東大寺。元々東大寺の寺領だったそうです。
さらに近くの春日神社へ。 社名の石柱に小さく東大寺と記してあるでしょ?実はここ、東大寺という地名なんです。三島郡島本町東大寺。元々東大寺の寺領だったそうです。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 祭神はタケミカヅチ、フツヌシ、アメノコヤネ、ヒメガミ…なので、まさに春日神社です。
祭神はタケミカヅチ、フツヌシ、アメノコヤネ、ヒメガミ…なので、まさに春日神社です。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 名神高速の下を潜って住宅地に入る。
名神高速の下を潜って住宅地に入る。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 サントリー山崎蒸溜所。1923年の建設というから、今年はちょうど100周年ですね!
山崎の名水があってこそ、日本が世界に誇るウイスキー「山崎」が生まれたんでしょうね。
サントリー山崎蒸溜所。1923年の建設というから、今年はちょうど100周年ですね! 山崎の名水があってこそ、日本が世界に誇るウイスキー「山崎」が生まれたんでしょうね。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 正面の入り口には蒸留釜のモニュメントがあります。
無料の工場見学があるんですが、現在はコロナの影響で完全予約制になっているようです。
正面の入り口には蒸留釜のモニュメントがあります。 無料の工場見学があるんですが、現在はコロナの影響で完全予約制になっているようです。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 駅に向かって西国街道を歩いていると、関大明神がありました。
創建は不明ですが、この場所には摂津国と山城国の関があったと伝わるため、関守神または辻神を祀ったのが始まりだと考えられています。現在の祭神はオオナムチとアメノコヤネ。
駅に向かって西国街道を歩いていると、関大明神がありました。 創建は不明ですが、この場所には摂津国と山城国の関があったと伝わるため、関守神または辻神を祀ったのが始まりだと考えられています。現在の祭神はオオナムチとアメノコヤネ。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 さらに進むと離宮八幡宮があります。
石清水八幡宮の元宮とも伝わる。嵯峨天皇の離宮があった場所に建てられたため、離宮八幡宮と呼ばれています。
禁門の変で社殿のほとんどが失われましたが、画像の惣門と東門のみが往時の建物として残存しています。
さらに進むと離宮八幡宮があります。 石清水八幡宮の元宮とも伝わる。嵯峨天皇の離宮があった場所に建てられたため、離宮八幡宮と呼ばれています。 禁門の変で社殿のほとんどが失われましたが、画像の惣門と東門のみが往時の建物として残存しています。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 広い境内、立派な鳥居です(^^)
広い境内、立派な鳥居です(^^)
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 拝殿です。重厚ですね!
祭神は八幡宮ですから、もちろん応神天皇と神功皇后。
拝殿です。重厚ですね! 祭神は八幡宮ですから、もちろん応神天皇と神功皇后。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 境内には摂末社がずらりと建ち並んでいる。
境内には摂末社がずらりと建ち並んでいる。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 東門です。これも数少ない古い建物。
東門です。これも数少ない古い建物。
ポンポン山・釈迦岳・小塩山・若山 なんやかんやで駐車場まで戻ってきました*\(^o^)/*
また貨物列車…(^_^;)
なんやかんやで駐車場まで戻ってきました*\(^o^)/* また貨物列車…(^_^;)

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