プチ移住 始めました

2023.01.28(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 59
休憩時間
27
距離
14.7 km
のぼり / くだり
121 / 119 m
4

活動詳細

すべて見る

 🐘live in チェンマイ 2日目 チェンマイ旧市街  1月27日の夕暮れ。通りでタクシーを降りて、グーグルマップを頼りに住宅街の狭い路地に入っていく。  白い家々も、止めてある車も、石垣島のご近所より小綺麗だ。どんどん豊かになっているなあ。  乾季の真っ只中なので、週間天気予報はオール快晴。気温は、だいたい最低10℃~最高25℃。ああ、気持ちいいなあ。  "Baitong Homestay"は簡単に見つかった。  ここは古都チェンマイ。16泊する予定の「お家」である。  📌チェンマイ———  タイ王国北部の中心都市。首都バンコクから720km。1296年来の古都なので、人口13万人なのに「タイ第二の都市」と呼ばれる。  周辺は、タイ最高峰インタノン山(標高2565m)をはじめとする山岳地帯。避暑地としても人気がある。  ——————————————————  「Excuse me~。サワディー・カップ!」と入口で声をかけた。  奥のキッチンから、お母さんが笑顔で出てくる。「サワディー・カ~」  タイ語では、丁寧に言う時の語尾(です・ます)が男女で異なる。女性の「カ-」は、聞くだけで心が和む、独特の余韻がある。  際立って高い口コミ評価。シャワー・エアコン・朝食付きシングルが1800円というお得感。"Homestay"という語感。ここを選ぶのに時間はかからなかった。   ドイツ人Manfredとタイ人Narumolが営む。夫がドイツ料理、妻がタイ料理を担当するというハイブリッド食堂も魅力的だった。  Baitong(バイトン)とは、タイ語で「バナナの葉」。  かつてNarumolはドイツ南部アウグスブルクのタイ料理店"Baitong"のシェフとして働いていて、Manfredと出会ったという。  グーグルマップによると、そのレストランは超人気店だ。そのテイストを受け継ぐチェンマイ版「バナナの葉」に期待できないわけがない。  🐘  🐘  🐘  🐘  🐘  もう午後6時(日本8時)だった。博多のビジホを午前6時半に出て、13時間半かかった。疲れた。ビール飲みたい。ご飯食べたい。  Narumolに頼むと、困った顔をされた。専業食堂ではないので、早い時間に注文を受けて買い物をしておく必要があるという。  ところが、「チキンカレーなら」と女神が仰るではないか。  「Thank you so much! あ、辛いのは苦手ですが」  「大丈夫。そんなに辛くないです」  ビールを飲んでいるうちに出てきたチキンカレー・青菜炒め付きは、広尾あたりのカフェでも通用しそうだった。  料理に興奮している場合ではない。住み心地を左右するインフラを確かめねば。  「朝食は何時からですか?」  「8時です」(ちょっと遅いな~)  「洗濯機、使えますか?」  「1kg=40バーツ(160円)で承ります」(よっしゃ)  欧州暮らしが長かったNarumolの英語は格上で、コミュニケーション楽チン。「ここ、大当たりだわ......」と満足していると、彼女は気になることを言い出した。  「今夜、外出の予定は?」  「ありません。クタクタです」  「ならいいわ。野良犬に咬まれるかもしれないから」  な、なるほど。帰宅は早めにしよう。  家々も車も物価も「もう一人前」といったところだが、野良犬対策は半人前のようだ。   🐘  🐘  🐘  🐘  🐘  翌28日は、明けぬうちから近所で「コケコッコー祭り」が始まった。  そうそう。これを聞くと「タイに来たなあ」と実感するのだ。  朝食中に夫Manfredに出会った。  背中が少し曲がり始めた大柄のおじいちゃん。パンデミックも一段落して、Narumolと共に穏やかな老後を取り戻した様子がにじみ出ている。そんな第一印象だった。  前半の宿泊代4176バーツを支払うため、紙幣で4500バーツを渡すと、少し多い400バーツのお釣りが返ってきた。どんぶり勘定に癒やされる。  日中はお手伝いさんもいて、こちらは絵に描いたような「下町のおばちゃん」。とにかく、よく笑う。  丁寧表現「カップ」「カー」の正しい発音を知りたかったので、教えてもらった。  カタカナでは「クラップ」とも表記される男性の語尾は、実際のところ「カッ」に近い。「カー」と伸ばすと「オネエ」と誤解されるから、それだけ注意すればよさそうだ。  Narumolには、当夜のメニューとして「魚料理」を注文した。  値段を尋ねると「市場で買ってみないと分からないけど、昨日よりは高い」とのこと。  彼女の表情から、今の夫婦には夕食サービスまでフル回転させる余裕はなさそうだと見た。近場の良質な食堂を探す必要がある。  🐘  🐘  🐘  🐘  🐘  プチ移住の一発目として、旧市街を歩くことにした。一辺1.5kmのお堀と城壁跡に囲まれた正方形をしている。  旧市街には、チェンマイの7大仏教寺院のうち、最も格上のワット・プラ・シン(1345年~)▽2番手のワット・チェディ・ルアン(1391年~)▽一番長い歴史を持つワット・チェン・マン(1296年~)が建っている。  この3寺院を巡礼すれば、溜まりまくった我が煩悩も、ある程度は振り払われるだろう。  新市街の南側にあるBaitongを出発。お堀を一周した後、旧市街に入った。  クライマックスは、最も格上のワット・プラ・シンでの坊さんとの出会いだった。  付属学校の3階建て校舎からの眺めが良さそうだ。「何とかならないものか」と思案していると、坊さんのほうから「日本人?」と聞いてきた。時節柄、野球日本代表キャップをかぶっていたからだ。  「オキナワから来ました」  「へえ。実は4月、日本にSakuraとお寺を見に行くんですよ」  世間話の後、申し訳なさそうな顔をこしらえて、切り出してみる。  「上の階から写真を撮りたいんですが......」  坊さんは、さすがに困惑の表情を見せたが、それもすぐに消えた。その場で「OK」と言い、生徒を呼んで、鍵を開けさせた。  「きょうは休みですから」  日本では遭遇し得ない「ノリ」に遭遇できるのは、地球放浪の醍醐味の一つだろう。  バナナの葉"Baitong"を拠点にしたプチ移住は、トラブルを全く予感させずに始まった。トルコやフィリピンとは、えらい違い。  特に、直近放浪したフィリピンと比べると、町も人々も洗練されていて、ストレスフリー。ツッコミどころが足りないくらいだ。  次回から、山登りを始めようと思う。  🐘付録「プチ移住」  地球を「放浪」するのではなく「居住」したら、どんな感じか?  これまで一カ所での滞在は最長5泊くらいだったが、今回は16泊。"go to"というよりは"live in"に近い。  もとより、海外移住に憧れがある。そのプチ体験の場所としてチェンマイを選んだのは、消去法というか、成り行きというか。  「ガダルカナル、どうする?」  gotoフィリピンから石垣島に帰った当日の2022年12月20日夜、横浜市に住む元同僚(日本人♂)にメールを送った。  この放浪の同志から「中国による要塞化の見学と戦地巡礼を兼ねて行きませんか?」と激マニアックな誘いを受けていたからだ。ただ、本気かどうか計りかねてもいた。  案の定「転職してシンガポールに引っ越すので、しばらく休みづらい」と仰る。gotoガダルカナルは今夏に延期された。  翌21日、夏を迎えたニュージーランドのトレッキングの世界的聖地「ミルフォード・サウンド」に狙いを変え、7泊8日の最長コース"The Classic"にエントリーを試みた。  しかし、今季(11月16日~4月8日)は完売。環境保護のため人数制限が厳しく、一方で入国規制はなくなっているため、当然と言えば当然か。gotoニュージーランドは1年後に延期された。  🐘  🐘  🐘  🐘  🐘  じゃあ、チェンマイに行くか......  いつになく緩い思いつきだった。強いて理由を挙げると、  ①季節  日本の冬に渡航する場合、夏の南半球か、冬がない東南アジアが軸になる。タイなど乾季になる地域は快適&安全。  一方、北半球のハードルは大幅に上がる。北海道より緯度が高い国々など珍しくなく、寒さはもちろん日照時間の短さが旅人にとっては厳しい。  ②安くて近い  東南アジアなら、どこでもLCCで飛べる時代。コストも飛行時間も時差も抑えられる。  エアアジアの福岡ーチェンマイ(バンコク乗り継ぎ)は、往復5万3960円(預入荷物1個)。ピーチの石垣島ー福岡は、往復1万6380円(同)。  宿泊料金(シャワー・エアコン・冷蔵庫・テレビ・朝食付き1800円)は、鬼物価スイスの4分の1くらい。  交通費や屋台も安いが、ビッグマックは意外にも145バーツ(580円)。日本では450円。  経済産業省の「未来人材ビジョン」(2022年5月)の資料によると、「部長」の平均年収は▽米国3400万円▽タイ2054万円▽日本1714万円。もはや「G7」を名乗るのもしんどい。  ③安定の衣食住  タイには乗り継ぎ泊も含めて5回ほど入国しているのに、下痢をしたことは一度もない。東南アジアの先頭集団で、衣(洗濯環境)・食(衛生)・住(治安)に安定感がある。  ④地球放浪の原点=後述    📌タイ王国———  面積は日本の1.4倍。人口6617万人で、ほとんどがタイ族。仏教徒94%。  首都バンコク。その正式名称は「クルンテープ・マハナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット」。日本語訳は「天使の都 雄大な都城 帝釈天の不壊の宝玉 帝釈天の戦争なき平和な都 偉大にして最高の土地 九種の宝玉の如き心楽しき都 数々の大王宮に富み 神が権化して住みたもう 帝釈天が建築神ヴィシュカルマをして造り終えられし都」  1238年にタイ族が開いたスコータイ王朝以来の王朝の歴史を持つ。東南アジアでは唯一、植民地支配を受けていない。  料理の美味さは、東南アジア最高級。トムヤムクンは「世界三大スープ」とされる。  ——————————————————  2022年の年の瀬、押し入れの段ボールからA4版の「書物」2冊を発掘してみた。読み返すのは何年ぶりか思い出せない。  その名も「タイ王国旅行記」。大学時代に書いた。写真のほか手書きイラストや資料もあしらった、我が入魂の処女作だ。    メイン・イベントは、チェンマイ発で山岳民族の村々を訪ね歩く、バックパッカー向きのツアーだった。ドイツ人兄弟、デンマーク人女子2人と4日間、寝食を共にした。  その4人の名前は忘れられない。Gerhard、Robert、Charlotte、Lillianに適当な漢字を当ててみせたら、大喜びされたからだ。例えば、リリアンは「里里安」。  竹製いかだの川下りでオチが付いた。竹ざおで操舵中に左手の親指に深めの傷を負い、チェンマイの病院で検査を受けたら、バクテリアに感染していた。今も傷跡が残る。  🐘  🐘  🐘  🐘  🐘  その旅行記には「旅を終えて」と題したコラムがあり、「"日本は豊かである"という常識を信じられなくなった」と書いている。  当時のタイでは「自動〇〇機」の類が見当たらなかった。バスにも車掌がいて、料金を一人ひとり徴収。鉄道の切符1枚、コーラ1本買うにも、人間との対面を省けなかった。  とても非効率だが、ふれあいや会話は圧倒的に生まれやすい。初めて独りで海を渡ったヘタレ都民学生は、そんな「三丁目の夕日」な世界に心を打たれたらしい。  それをもって話を「心の豊かさ」に飛躍させたのは、少しイタい。しかし、放浪で感じたことを細々と書き残す癖が当時から1㍉も変わっていないのは、興味深い。  というわけで、タイそしてチェンマイは、地球放浪の原点なのである。  今そこに舞い戻り、プチ移住を試みる時、自分は何を書き残すのだろう。  📌おしらせ———  タイと日本の時差は2時間。わりと普通にレスできると思います。  "Baitong Homestay"に2月半ばまで住んでいます。近くにお越しの際は、お立ち寄り下さい。Singhaビールをご用意しております。  ——————————————————

チエンマイ  【クイズ】首都バンコクのドン・ムアン空港のマクドナルド。他国の店舗との大きな違いは何でしょう?
 答えは、最後の写真コメントで。

 今回、バンコクには乗り継ぎで降りるだけで、チェンマイに集中。
 【クイズ】首都バンコクのドン・ムアン空港のマクドナルド。他国の店舗との大きな違いは何でしょう?  答えは、最後の写真コメントで。  今回、バンコクには乗り継ぎで降りるだけで、チェンマイに集中。
チエンマイ  チェンマイ空港からタクシーで10分(市街まで定額600円)。少し手前で降りて、住宅街の狭い路地を歩いていく。
 道路を行き交う車(ほとんど日本車)は、明らかにフィリピンより立派。というか、日本と変わらない。家並みも、日本の地方と比べて遜色がない。路上生活者も目立たない。
 いつの間に、こんなに豊かになったのだろう。
 チェンマイ空港からタクシーで10分(市街まで定額600円)。少し手前で降りて、住宅街の狭い路地を歩いていく。  道路を行き交う車(ほとんど日本車)は、明らかにフィリピンより立派。というか、日本と変わらない。家並みも、日本の地方と比べて遜色がない。路上生活者も目立たない。  いつの間に、こんなに豊かになったのだろう。
チエンマイ その住宅街に建つ"Baitong Homestay"。緑豊かな3階建てだった。16泊する予定。
その住宅街に建つ"Baitong Homestay"。緑豊かな3階建てだった。16泊する予定。
チエンマイ  宿泊代の支払いは「夫がいる時でいいです」と言われ、パスポートも宿帳記入も求められないまま案内されたのは、2階の一番奥の205号室だった。
 wifi(かなり高速)のパスワードを聞くと「Baitong123」。一発で覚えられた。
 他の宿泊客は白人が数人。いずれもお行儀がよく、順調なスタートになった。
 宿泊代の支払いは「夫がいる時でいいです」と言われ、パスポートも宿帳記入も求められないまま案内されたのは、2階の一番奥の205号室だった。  wifi(かなり高速)のパスワードを聞くと「Baitong123」。一発で覚えられた。  他の宿泊客は白人が数人。いずれもお行儀がよく、順調なスタートになった。
チエンマイ  シングルルームを予約していたが、ダブルルームだった。ラッキー。
 シャワー・エアコン・冷蔵庫・テレビ・朝食付きで1800円。食費は日本と大差がない印象だが、なぜか宿泊代は安い。
 シングルルームを予約していたが、ダブルルームだった。ラッキー。  シャワー・エアコン・冷蔵庫・テレビ・朝食付きで1800円。食費は日本と大差がない印象だが、なぜか宿泊代は安い。
チエンマイ 到着まもなくありついた夕食。Narumolに無理をお願いしたところ、チキンカレー・青菜炒め付きを作ってくれた。計150バーツ(600円)。ビール大瓶70バーツ(280円)。
到着まもなくありついた夕食。Narumolに無理をお願いしたところ、チキンカレー・青菜炒め付きを作ってくれた。計150バーツ(600円)。ビール大瓶70バーツ(280円)。
チエンマイ 【ここから28日】朝食は、こんな感じ。この後、果物(マンゴーとバナナ)も出てきた。
【ここから28日】朝食は、こんな感じ。この後、果物(マンゴーとバナナ)も出てきた。
チエンマイ  まずは、すぐ近所の小さな市場とスーパー、セブン-イレブンを視察して、水を1ダース買った。
 市場の野菜売り場で、巨大な魚の切り身が唐突にドーンと置かれている(手前)のが目に付いた。
 まずは、すぐ近所の小さな市場とスーパー、セブン-イレブンを視察して、水を1ダース買った。  市場の野菜売り場で、巨大な魚の切り身が唐突にドーンと置かれている(手前)のが目に付いた。
チエンマイ  セブン-イレブンは、そこら中にある。コーラ250ml缶16バーツ(64円)だった。左奥は白亜の仏塔。
 左端の赤い車は、ピックアップトラックの荷台を座席に改造したタイの乗合タクシー「ソンテウ」。これまた、そこら中を走っている。
 セブン-イレブンは、そこら中にある。コーラ250ml缶16バーツ(64円)だった。左奥は白亜の仏塔。  左端の赤い車は、ピックアップトラックの荷台を座席に改造したタイの乗合タクシー「ソンテウ」。これまた、そこら中を走っている。
チエンマイ 正方形の旧市街を取り囲むお堀。歩道橋は花々で飾り付けられていた。
正方形の旧市街を取り囲むお堀。歩道橋は花々で飾り付けられていた。
チエンマイ  旧市街の門で一番有名な東側の「ターペー門」。
 左端の坊さんは、サングラスにショルダーバッグ姿。同僚2人と観光中のように見えた。
 旧市街の門で一番有名な東側の「ターペー門」。  左端の坊さんは、サングラスにショルダーバッグ姿。同僚2人と観光中のように見えた。
チエンマイ 前を行くのは「ほうき売り」のお母さん。何やら唱えていたので、単なる「運搬中」ではなく「販売中」らしい。
前を行くのは「ほうき売り」のお母さん。何やら唱えていたので、単なる「運搬中」ではなく「販売中」らしい。
チエンマイ  お堀を一周し、南側のチェンマイ門から旧市街に入ったところでランチ。豚肉の焼き飯50バーツ(200円)。タイ料理で一番の好物。
 肉や野菜が大胆にカットされて、ふんだんに投入される。キュウリのスライスが添えられるのもタイ風。日本のチャーハンのようにポロポロしておらず、少しベチャっとしているのも特徴。
 コメと醤油をベースにしたアジアの料理は、やはり美味い。
 お堀を一周し、南側のチェンマイ門から旧市街に入ったところでランチ。豚肉の焼き飯50バーツ(200円)。タイ料理で一番の好物。  肉や野菜が大胆にカットされて、ふんだんに投入される。キュウリのスライスが添えられるのもタイ風。日本のチャーハンのようにポロポロしておらず、少しベチャっとしているのも特徴。  コメと醤油をベースにしたアジアの料理は、やはり美味い。
チエンマイ  至る所で見られる「グリーンの葉っぱ」の英語の看板は、大麻販売店のものだ。
 タイ政府は2022年6月、大麻を事実上全面解禁した。中毒者が増えて社会・政治問題化していると、日経が今月書いていた。
 ここでは、ホステルが大麻販売店を兼営していて、暗~い雰囲気だったが、カジュアルなお店のほうが多い。グーグルマップで検索した限りでは、旧市街エリアだけでも20軒ほどある。
 「コレが目的で来たんちゃう?」と思われるのもアレなので、詳細なリポートについては割愛させていただく。
 至る所で見られる「グリーンの葉っぱ」の英語の看板は、大麻販売店のものだ。  タイ政府は2022年6月、大麻を事実上全面解禁した。中毒者が増えて社会・政治問題化していると、日経が今月書いていた。  ここでは、ホステルが大麻販売店を兼営していて、暗~い雰囲気だったが、カジュアルなお店のほうが多い。グーグルマップで検索した限りでは、旧市街エリアだけでも20軒ほどある。  「コレが目的で来たんちゃう?」と思われるのもアレなので、詳細なリポートについては割愛させていただく。
チエンマイ  本日の巡礼1カ所目は、一番長い歴史を持つワット・チェン・マン(1296年~)。
 タイの仏教と日本のそれは別物で、寺院の雰囲気も大きく異なる。この仏塔のように、象が多く登場する。
 本日の巡礼1カ所目は、一番長い歴史を持つワット・チェン・マン(1296年~)。  タイの仏教と日本のそれは別物で、寺院の雰囲気も大きく異なる。この仏塔のように、象が多く登場する。
チエンマイ  巡礼2カ所目は、最も格上のワット・プラ・シン(1345年~)。
 付属学校は休日だったが、生徒が掃除していた。住み込みか?
 英語が達者な教師(?)の坊さん(右)に、ダメ元で「上の階から写真撮りたいんですけどw」とお願いしたところ.......
 巡礼2カ所目は、最も格上のワット・プラ・シン(1345年~)。  付属学校は休日だったが、生徒が掃除していた。住み込みか?  英語が達者な教師(?)の坊さん(右)に、ダメ元で「上の階から写真撮りたいんですけどw」とお願いしたところ.......
チエンマイ  ......あっさり「OK」が出て、指示を受けた生徒が校舎の鍵を開けてくれた。
 写真は最上階3階の廊下。そこからワット・プラ・シンを眺めると......
 ......あっさり「OK」が出て、指示を受けた生徒が校舎の鍵を開けてくれた。  写真は最上階3階の廊下。そこからワット・プラ・シンを眺めると......
チエンマイ  ......ばっちり撮れた!
 坊さんと生徒の皆さん、ありがとうございました♡
 ......ばっちり撮れた!  坊さんと生徒の皆さん、ありがとうございました♡
チエンマイ  巡礼3カ所目は、2番手格のワット・チェディ・ルアン(1391年~)。ここだけ入場料50バーツ(200円)を支払う。
 こういうふうに正しい作法で参拝しないと、煩悩は消えないのかもしれない。
 巡礼3カ所目は、2番手格のワット・チェディ・ルアン(1391年~)。ここだけ入場料50バーツ(200円)を支払う。  こういうふうに正しい作法で参拝しないと、煩悩は消えないのかもしれない。
チエンマイ  名物の仏塔チェディ・ルアン。1411年に建てられ、1545年の地震で壊れるまでは、高さ86mを誇った。ピラミッドのような偉容。
 1992年、ユネスコと日本政府の援助で修復されている。
 名物の仏塔チェディ・ルアン。1411年に建てられ、1545年の地震で壊れるまでは、高さ86mを誇った。ピラミッドのような偉容。  1992年、ユネスコと日本政府の援助で修復されている。
チエンマイ  Baitong2日目の衝撃のディナー。魚の丸揚げ甘酢ソース。
 Narumolに聞くと、地元の川魚。鯛と言われても信じられる、高級レストラン並みの料理だった。280バーツ(1120円)。
 Baitong2日目の衝撃のディナー。魚の丸揚げ甘酢ソース。  Narumolに聞くと、地元の川魚。鯛と言われても信じられる、高級レストラン並みの料理だった。280バーツ(1120円)。
チエンマイ  Baitong HomestayオーナーのManfred(右)とNarumol=Baitongサイトから
 帰国までに3ショットを撮らせてほしいと思っている。
 Baitong HomestayオーナーのManfred(右)とNarumol=Baitongサイトから  帰国までに3ショットを撮らせてほしいと思っている。
チエンマイ  大学時代の処女作「タイ王国旅行記」。
 当時の地球放浪では、毎日ノートに日記を書き、帰国後にデスクトップのワープロソフトで清書していた。撮影は、いわゆる「バカチョンカメラ」で。もちろんフィルムタイプ。
 モノ書きの訓練を全く受けていないド素人時代だし、公開を前提にしていないし、出来はひどい。ただ、細々と書き残す癖や文体は「三つ子の魂なんとやら」だな~と思う。
 インターネットもモバイル端末も普及していなかったから、分厚い「地球の歩き方」の地図とにらめっこしながら、未知の町をウロウロする。苦労が絶えない時代だった。

 【クイズの答え】ドナルドが「合掌」している。仏教が暮らしの隅々まで浸透しているからだろうか。
 大学時代の処女作「タイ王国旅行記」。  当時の地球放浪では、毎日ノートに日記を書き、帰国後にデスクトップのワープロソフトで清書していた。撮影は、いわゆる「バカチョンカメラ」で。もちろんフィルムタイプ。  モノ書きの訓練を全く受けていないド素人時代だし、公開を前提にしていないし、出来はひどい。ただ、細々と書き残す癖や文体は「三つ子の魂なんとやら」だな~と思う。  インターネットもモバイル端末も普及していなかったから、分厚い「地球の歩き方」の地図とにらめっこしながら、未知の町をウロウロする。苦労が絶えない時代だった。  【クイズの答え】ドナルドが「合掌」している。仏教が暮らしの隅々まで浸透しているからだろうか。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。