富士山初挑戦

2014.08.28

活動詳細

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登山を始めるきっかけとなった富士山にとうとう登ってきました。 今回は初富士山ということもありツアーでの富士山登山となります。 ツアーはクラブゲッツという会社の富士山を歩こう、山岳ガイド付きツアーで行きました。 東京駅で集合しバスに乗って、富士スバルライン(山梨県側)の五合目まで移動。 五合目はすでに標高2000m以上の場所になるので、この日は気温12度しかありませんでした。 真夏なのに肌寒いくらいでしたね。 そして天気はあいにくの雨で、最初からレインウェアを着てのスタートとなります。 出発前に色々と諸注意を受けましたが、その時に富士山初挑戦の人の登頂成功率はだいたい50%と言われて、最初はさすがにそれは言い過ぎだろうと思ってましたが、そうじゃなかったことをあとで思い知ります。 そしていよいよ富士山登山スタート。 今回はツアーなので、15人にガイドさんが1人付いているトータル16人での登山となりました。 参加者の年齢層は下は中学1年生から上は76歳のおじいさんと幅広く、参加者の出身地域も九州や北海道からもこられててほんとにバラエティに富んでました。 今回私たちのグループにはいませんでしたが、外国人の方も非常に多く見かけました、さすが世界遺産に登録された日本一の山なだけあります。 ガイドさんが色々と説明してくれながら進むなか、六合目までは緩やかな登りが続くだけなので、まだこのあたりはみんな余裕で登っていきます。 実際標高差も五合目と六合目では90mほどしかないそうです。 ただこの日は天気が雨なので、雲の中を歩いてる状態で霧の中を歩いているみたいでした。 続いて七合目に向かって登っていきますが、ここからは本格的に坂道になっていきます。 でも比較的整備されているので登りやすくはありました。 六合目を過ぎたあたりからは、雨雲よりも高い位置に出たようで雨はやんで下に雲が見えるようになります。 下にも雲が見えて、上にも雲がある雲と雲の間にいる不思議な光景は印象的でした。 六合目を過ぎたあたりが森林限界だったようで、そこからは背の高い植物は一切見なくなります。 なので、見晴らしがとてもよくなり景色を見るには絶好の条件ですが、今回はツアーを通してずっと下は雲がかかっていたので見えるのは雲海だけでした。 途中途中には山小屋があり、そこでは飲み物やお菓子が買えたり金剛杖に焼印をしてもらったりも出来ます。 今回は初挑戦だったので、金剛杖を買って私は焼印もしてもらってましたが、私のグループでは私だけしかやってませんでした。 あとは皆さんストックを持って登っていましたね。 杖をもって登るの今回が初で今まではストックも杖も無しでずっと登山してましたが、杖一本あるだけで疲れ方が全然違いますね、登りの時に杖の補助で腕の筋肉も使いながら登るのでとても楽でした。 それにバランスも崩しにくくなるので良かったです。 そうして途中途中休憩もはさみながら登って行っていくと、ガイドさんが富士山唯一のやまびこポイントを教えてくれました。 やまびこが出来るのは普通は他の山に声が反射してるわけですが、富士山は単独山なので通常やまびこはできないのですが、写真にも載せた岩があるポイントでは、岩に声がぶつかってやまびこが返ってきます。 そういえばこのあたりで持って行ってた行動食のどら焼きを初めて食べたんですが、袋が気圧差でパンパンになってました(笑) ほんとにあんなふうに袋が膨らむんだな~とちょっと感動。 七合目から八合目に向かう途中には岩場が少しあり、このあたりはどうしても足をしっかりとあげなきゃいけないので、一気に疲れ始めます。 でも今回はここでも杖があったので、だいぶ楽に登ることは出来ました。 足だけじゃなく腕などを使って登るの本当に大切ですね。 あとは特別トラブルはなく、八合目の一泊する予定の山小屋まで登り切ります。 ただ、数人八合目前で少し遅れはじめていました。 ツアーで初心者ばかりということもあり、五合目から八合目まで約6時間というものすごくゆっくりなペースでした。 そして八合目では待ちに待った夕食カレー(写真撮るの忘れてました)を食べて、すぐに就寝。 夕方6時に山小屋について、ご飯を食べたり次の日の準備をしたりしてたら夕方7時、そこから深夜12時まで寝て、12時20分に八合目から頂上までの登山を再スタートという予定でした。 ここでご飯を食べるまでは順調だったんですが、八合目についたあたりで実は軽い頭痛がしていて高山病の初期症状が出ていました。 ご飯を食べて仮眠をとってからが地獄でした。 30分くらいしたら頭痛が激しくなり、吐き気もしてきて結局一度吐きました。 ガイドさんにあらかじめ睡眠中が一番高山病になりやすいと聞いており、高山病の症状が出たらポカリスエットを沢山飲んで、トイレに何度も行って排泄することと、気持ち悪いなら一度吐いた方がいい。 そうすれば人によっては症状が改善されると聞いていたのでそれを実践。 それと吐いたあと一気に体が冷えて寒くなったので、ダウンジャケットを着て暖かくして再度寝ました。 仮眠四時間のうち最初の三時間は高山病の症状で苦しんでましたが、最後の一時間はなんとか寝ることが出来て、起きたときには軽い頭痛が残ってるだけだったので、そのまま登山を続ける決断をしました。 体調を崩したのは私だけではなく、結局この日は15人中7人が八合目でリタイアしました。 最初に登頂率50%と聞いてたのが嘘じゃないとわかって戦々恐々としていました。 そうしてリタイアの人たちはそのまま山小屋に残し、残った8人で山頂を目指します。 この時点で気温は0度近くにまで下がっていたので、フリースにダウンジャケット、レインウェア、ネックウォーマーと完全装備でのスタートです。 日の出の時間もあるので、八合目からはペースアップしどんどん登っていきます。 九合目前後には再度岩場が出てきてここが最後の試練となります。 この途中にはつららが出来ているところもあり、頂上付近は気温がマイナスになってることも教えてくれました。 そうして頑張ること約3時間とうとう頂上に着きました。 高山病で一回吐いたこともあり、八合目からは何も食べずに登ったので頂上についた時にはエネルギー切れでした。 本当はお鉢巡りもするつもりでしたが、この日はお鉢巡りは断念。 登頂に成功した8人中2人はお鉢巡りにも参加してました。 残った6人は頂上でご来光の時間まで山小屋でお土産をみたり、軽く食事をしたりしました。 そうして時間になったので、ご来光を待ちますが、この日も雲が多くかなり微妙な状況です。 だいぶ空が明るくなってきましたが、この日は結局ご来光は観ることは出来ませんでした。 でも太陽が出てだんだん明るくなっていく光景はとてもきれいでした。 あとは下るだけですが、富士山は上りと下りでコースが違い、下りはひたすらつづら折りの道が続きます。 ただ、この道が小石が多く、砂もやわらかく滑りやすいとても歩きにくい道が延々続きます。 ゆっくり降りようとブレーキを掛けると膝に負担がものすごくかかりますし、かといってブレーキをかけないとどんどんペースが上がってしまう難しい下りでした。 八合目までは全員で下山してましたが、そこからはフリーで下山とのことだったので少しペースをあげて下山しました。 登りはトータル9時間だったところを下りは約3時間30分で降りてます。 だいぶ下りも慣れてきて、ブレーキを掛けると膝がつらかったので、勢いに任せて降りたので通常より早いペースで降りています。 最後六合目の吉田口と富士スバルラインの分岐点も間違えずに五合目に向かって今回の富士山登山は終了となりました。 五合目でバスの時間までゆっくりして、そのあとバスに乗って紅富士の湯まで行きそこで温泉に入って本当に終了。 あとはバスで東京駅まで行って解散となりました。 今回の全体の感想としては、決して登れない山ではないというのが再確認できました。 富士山に登ると決めてから今まで五回登山の練習もかねて色々山を登りましたが、私が過去に登った五回の山を登れるなら富士山も十分に登れると思います。 ただし、高山病にさえならなければですが。 高山病については事前に調べてましたし、前日はゆっくり睡眠もとってましたし、ご飯もしっかり食べてました。 登山ショップの店員さんに勧められて食べる酸素というサプリも飲みながら登ってましたし、腹式呼吸を意識して登りの間何度も深呼吸もしてました、今回一緒に登った人達の中では体力的にも私は一番あったと思います。 それでも高山病になってしまったので、これはもう正直運でしかないなと思います。 ガイドさんも、高山病は誰がなるか予想がつかないと言っていました。 私たちの前日にはフルマラソンが趣味の方が来てたそうですが、そんな人でも高山病になったそうです。 万全を期してもなってしまったらしょうがないというのが高山病ですね。 あとは頂上は本当に寒いので、真夏でもちゃんとした登山の装備が必要です。 ちゃんと着てても頂上は寒かったので、フリース、ダウンジャケット、レインウェアは最低でも準備していかないとだめですね。 今回は雨が降ってたのもあり、ザックカバーも使いましたし手袋も手先が冷えると一気に体力が奪われるので必要です。 富士山登山の為に準備していた装備をフルで今回は使いました。 あと、富士山はとてもお金がかかります。 トイレはどこも使用するときは一回200円必要(頂上だけ300円でした)ですし、飲み物もお菓子も平地よりもずっと高いです。 今回急きょポカリを買いましたが、500ml一本500円しました。 頂上のお味噌汁一杯も500円です。 なのでお金には余裕をもって登るようにしてください。 金剛杖の焼印は基本300円でときどき400円で二個押してくれるところもありました。 このように小銭が沢山いるので、100円玉を2000円~3000円分くらい用意しておくと登山がスムーズになるかなと思います。 というわけで富士山初挑戦、なんとかリタイアせずに頂上までは登ることが出来ました。 ただ、お鉢巡りが出来なかったこととご来光が見られなかったことがあるので、また挑戦したいなとも思っています。 かなり疲れましたが、良い経験でした。 ※今回五合目から八合目までで一回YAMAPの記録を終了し、次に八合目から頂上そして下山までの記録と富士山登山は二つの記録で保存してましたが、YAMAPの掲示板にあった以下の方法で結合して一つの記録にしました。 https://yamap.co.jp/support/detail/24
富士スバルラインの五合目です。この時気温は真夏なのに12度しかありませんでした
いよいよ登山スタート
天気は雨の為雲の中を歩いていて、霧の中を歩いてる状態でした
昔はここに湧き水が出ていて、ここで水を汲んで登山していたとガイドさんが教えてくれました
雪の重みで傾いてる木々です、ここから先は森林限界で背の高い植物は一切なくなります
六合目は五合目から標高90mしか変わりません
雲が下から上がってくるのは面白い景色でした。
雲海からちょこっと別の山が頭を出してます
金剛杖に焼印をしてもらってるところです
下にも雲、上にも雲がある不思議な景色
行動食で持って行ってたどら焼きの袋が気圧差でパンパン
雲がすごく近くて乗れそうでした
富士山はところどころ岩場があります
富士山唯一のやまびこポイントだとガイドさんが教えてくれました。富士山は単独山なので、周りに山がないためやまびこは出来ませんが、ここでは正面の岩に向かってやっほーすることでやっほーが返ってきます^^
今回泊まった山小屋です
山小屋についてからも下からどんどん人が登ってきます。蛍の行列みたいですね^^
真夏につららが……頂上付近は氷点下まで気温が下がってました
九合目の鳥居です
頂上の山小屋でお味噌汁食べました。生き返る~
山頂の石碑で記念撮影、暗いのであんまりうまく撮れませんでした。ダンボーもちゃんと連れていきました(笑)右手あたりにいます
ご来光を見ようと頑張ってましたが、太陽の気配を感じただけで太陽自体は見えませんでした。
下りもやっぱり雲が出てて、下に見えるのは雲海だけ。下りはこんな感じのつづら折りの道が延々続きます
唯一の分岐点、ここで静岡側と山梨側に分かれるので自分が向かう五合目がどっちかしっかり覚えておきましょう

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