活動データ
タイム
05:35
距離
12.2km
のぼり
1158m
くだり
1256m
活動詳細
すべて見る1日目 昨シーズンは強風とガスで見事に敗退した北アルプスの唐松岳。 YAMAPにもレポートが11月からアップされていなく、先々週に山荘に確認すると登っている人はあまりいないとの情報、しかし今週の頭よりすこしずつレポートが上がり始めて、登山道の雪の状況もわかったので、あとは天気のみ。 今回は敗退しないように、金曜日まで粘って、土曜日は午後まで曇りで、風も強い予報でしたが、午後から弱くなるとのことで、これなら登れるかもと思いあわてて山荘と行きの高速バスを予約する。 新宿から朝一発の高速バスで八方へ、途中八方のライブカメラをチェックしながら、リフトやゴンドラが動いていることを見て安心。 13時前に八方のバスターミナルに到着。 風も弱くゴンドラもリフトも大丈夫。途中ランチを食べて、本日の宿の八方池山荘へ到着。 しばらくすると晴れて来たので、八方池までお散歩、稜線上はそこそこに風もあり、めちゃ寒かったけど、暮れゆく景色をガタガタ震えながら40分ほど止まって景色を堪能しました。 さて、明日は3年ぶりの唐松岳山頂を目指します。 2日目 昨夜は9時には就寝して、たっぷり睡眠をとって、朝は6時に山荘で朝食を食べて6時30分過ぎに山荘を出発。 天気は風が強く、山頂方面は厚い雲に覆われています。 雲の多さに眺望は諦めて、今日は耐風訓練と心に決めて、風に吹き飛ばされそうになるのに耐えて登って行きます。 風は弱くならずに、時折20mを超えるぐらい吹き荒れていて、多くの登山者が途中で諦めて戻って行きます。 丸山の手前にテント泊とイグルー泊の方が居て、少し話をする、丸山の上でガスがすごくて戻ったとの事。情報交換をして先に進みます。 丸山のケルンを過ぎたあたりから雲の中に入り、視界は10m程度、かすかな踏み跡をトレースしながらグングン高度を稼ぎます。 この時期にに何度か登ったので、ルートはわかっている分安心で、唐松山荘直下のトラバース地点も、雪やルートの状態が良くて難なく通過、稜線に出ると、正面から風が迫って来ますが、ここまで来たらあとはあとはピークを踏むだけ。右側の雪庇を気にしながら、ガスガスの中山頂を目指して、無事に真っ白けの山頂に9時過ぎに立てました。 剱岳の勇姿を心の目で見て、とっとと下山です。 益々強くなる風に耐風姿勢をとりながらフラフラと下っていき、丸山の手前からはガスが抜けて、太陽も出て来ましたが、相変わらずの強風で、その後登ってくる登山客と情報交換しながら、山荘に戻りました。 今回の山旅の目的である唐松岳の山頂に立てたことは良かったですが、やっぱり剱岳が見たいので、また今シーズン中に行けたらと思います。 あと、小屋番の方が地元逗子の若者でいろいろと話せたのがとても楽しかった山旅になりました。
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