松田富士と不思議なご縁

2023.01.21(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 35
休憩時間
21
距離
8.4 km
のぼり / くだり
319 / 302 m
1 21
47

活動詳細

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今年の私的な山の目標が郷土富士に登ることと公言したところ、ボランティアで足利の山を整備している方から松田富士の情報をいただいた。 松田富士は足利市松田町にある山で最近命名されたホットな山とのことで早速訪ねてみました。 松田神社入口脇のスペースに駐車し、まずは神社⛩で安全祈願。 次に松田の地名の由来となっている松田氏ゆかりの曹洞宗の宗泉寺を訪ねました。 たまたま、ご住職が外にいて曹洞宗のお寺の建築様式など貴重なお話を聞くことができました。 次に住職から勧められた北台の観音堂に行き、その後足利100名山のわたごさまに向かいました。 いよいよ松田富士とのご対面です。 松田富士は足利100名山のわだこさまから見た山容が富士に似てることから付けられたようです。 わたごさまへの新しい登山道が出来ており、少し登って振り返ると、そこには富士山の形をした山が現れました。 山並みの後方に本家の富士山も見えました。 もうこれで満足ですが、せっかくなので松田富士にも登って見ます。 元の山名が何なのか、また山頂にあると言う大黒天石🪨は誰か何のために設置したのか興味があり、久しぶりに薮漕ぎも楽しいかな? この時点では元の山名は和田山だと思っていましたが、山名はあっけなく分かりました。道端に高尾山入口の石標がありました。 あたりを付けた入口から山に入り薮を漕ぎながら登っていくと幅1m位多少窪んだ道らしいルートが見つかりました。 山頂手前も薄い薮ですが足100ファンの方では物足りないレベルです。 そして登頂です。 新しい山名板と大黒天石と消えかけた240の板がありました。 240は標高です。 下山は薮が薄い様に見える反対側の斜面を降りようかと思いましたが、大黒天が気にかかり、手掛かりを探して道だったと思われるルートを外さないように慎重に下りました。 すると突然神社⛩が現れました。しかも落ち葉が掃いてあります。神社から下る道は2本ありました。 驚きましたが神社にお詣りしてから鳥居からの道を下りました。 おり口は個人宅の駐車場でした。 運良く人がいたため許しをいただき通過してお話しを伺うことがで来ました。 神社は稲荷様で、後ろの祠は大黒天だとのこと。 キター!なぞが解けました。 山頂の大黒天はこの大黒天の分社として祀られていたんですね。 氏子が高齢化して今は祭りもやっていなとのことでした。 そして山頂の大黒天の写真を見せると少し驚かれていました。 忘れられていた山頂の大黒天を氏子と思われる方にお伝えすることができました。 足100の縁を強く感じます。 帰りに、もう一度わたごさまに登って松田富士をじっくり楽しみました。 下山口でおばあさんに声をかけられました。ばあさんは、きれいになったら、こうして登る人が多くなってありがたい、わたごさまの山は宗泉寺さんの山なんですよと言っていました。 キター! 今日たまたまお会いした方、全てが松田富士につながりました。 松田富士と命名していただいた方、整備していただいた方、情報を教えてくれた方に感謝です。 しかし、まだ、なぞが残っています。 わたごさま(火伏せの神様)の名前の由来は? 個人的には以下を推測してます。 ①愛宕様が→わたごさまに変化   ②和田小山→わだこやま→わたごさまに 変化 元禄時代に記録がある和田山はどの山? 松田川上流に向かって右岸の山は順に川田山、不入山、和田山、馬打山、松山、中手山2つ飛ばして藤坂山と検地指出帳に記述されているみたい 和田山が時代とともに高尾山に変化? わたごさまの登山道には山桜があります。次は桜の時期に再訪し、桜と松田富士のコラボとなぞときを楽しみたいと思います😁

両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 松田神社
松田神社
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 拝殿
拝殿
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 本殿
本殿
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 神々しい
神々しい
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 宗泉寺
曹洞宗のお寺らしい立派な作り
宗泉寺 曹洞宗のお寺らしい立派な作り
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 宗泉寺から見た松田富士
ここからは双耳峰
宗泉寺から見た松田富士 ここからは双耳峰
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 行道山から馬打峠の稜線
行道山から馬打峠の稜線
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 至るところに神社⛩がある
至るところに神社⛩がある
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 梅が咲いてるが風が冷たい
梅が咲いてるが風が冷たい
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 かつて日本一の生産高を誇った織物(足利銘仙)支えた織物工場(機屋)跡
小さな機屋跡は探すと結構ある。
当時は機織りの音が町中で聞こていたんでしょうね。
かつて日本一の生産高を誇った織物(足利銘仙)支えた織物工場(機屋)跡 小さな機屋跡は探すと結構ある。 当時は機織りの音が町中で聞こていたんでしょうね。
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 観音堂
宗泉寺の住職の曰くここと宗泉寺との位置関係に意味があったみたい。方位方角は今でも家建てる時に気にしますもんね。
観音堂 宗泉寺の住職の曰くここと宗泉寺との位置関係に意味があったみたい。方位方角は今でも家建てる時に気にしますもんね。
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 なるほど
なるほど
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 石塔群
石塔群
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 樹齢?のツル
ツルは樹齢とは言わないかな^_^
樹齢?のツル ツルは樹齢とは言わないかな^_^
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 新しいわたごさま登山口
灌木が伐採され道が整備してある
新しいわたごさま登山口 灌木が伐採され道が整備してある
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 富士山が見えます
右下の山も富士山の形⛰
富士山が見えます 右下の山も富士山の形⛰
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 拡大して
拡大して
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 そして松田富士
なるほど
そして松田富士 なるほど
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 わたごさま
わたごさま
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 火伏せの神様だとのこと
火伏せの神様だとのこと
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 わたごさまと大きなかしの木
わたごさまと大きなかしの木
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 旧登山道
お助けロープでやっと降りた
旧登山道 お助けロープでやっと降りた
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 松田富士の正体?
松田富士の正体?
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 ここからかな?
この上は墓地
ここからかな? この上は墓地
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 これ以上進ません
おまけに少し上で何かが立ち去る物音が
これ以上進ません おまけに少し上で何かが立ち去る物音が
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 伐採した木が再び成長した痕跡
里山として利用されていたんだな
伐採した木が再び成長した痕跡 里山として利用されていたんだな
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 あった!松田富士の山名板
裏面には2022.12.04の日付
あった!松田富士の山名板 裏面には2022.12.04の日付
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 そして大黒天の石
20k以上ある
硯石ですね。硯も作っていたんですね。
そして大黒天の石 20k以上ある 硯石ですね。硯も作っていたんですね。
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 裏には日付が
この日何の日気になる日
大黒天だから甲子日かな?
裏には日付が この日何の日気になる日 大黒天だから甲子日かな?
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 240と書いてある板
字は消えているけど板はしっかりしてるから設置は5〜10年くらい前かな?
240と書いてある板 字は消えているけど板はしっかりしてるから設置は5〜10年くらい前かな?
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 いきなり神社が出現
しかも落ち葉が掃いてある
いきなり神社が出現 しかも落ち葉が掃いてある
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 お稲荷さん
お稲荷さん
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 整備された参道がある!
整備された参道がある!
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 参道から道におりた所は個人宅の駐車場
許可をいただき通過しました。(足100の大事なマナー😁)
参道から道におりた所は個人宅の駐車場 許可をいただき通過しました。(足100の大事なマナー😁)
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 登り返して大黒天を確認
登り返して大黒天を確認
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 今度は大黒天の左にある道(整備されている)から下山した出口
両脇に桜の木あり
ここから登れば良かったんだ(>_<)
今度は大黒天の左にある道(整備されている)から下山した出口 両脇に桜の木あり ここから登れば良かったんだ(>_<)
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 そして目線の先は宗泉寺
そして目線の先は宗泉寺
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 もう一度わたごさまに登ってベンチに腰かけ松田富士を仰ぐ。
大満足
もう一度わたごさまに登ってベンチに腰かけ松田富士を仰ぐ。 大満足
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 帰りに立ち寄った喫茶店
なんとマスターは松田の山奥のご出身とのことです。
松田は神社が多いと話したところ高齢化で維持が難しいとの話しを良く聞くと言っていた。
帰りに立ち寄った喫茶店 なんとマスターは松田の山奥のご出身とのことです。 松田は神社が多いと話したところ高齢化で維持が難しいとの話しを良く聞くと言っていた。
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 メニュー?
メニュー?
両崖山・仙人ヶ岳・石尊山 焼きうどん
美味
焼きうどん 美味

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