鎌倉アルプス ~野生のリス🐿と出会える山~

2023.01.19(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 56
休憩時間
20
距離
13.6 km
のぼり / くだり
606 / 590 m
10
11
45
9
11
12
3
28
18
3

活動詳細

すべて見る

【前置き】  昨年放映していたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は大変面白く、毎回楽しみにして観ていました。年が明け、『どうする家康』もどうする、どうなるかと興味深く観ています。時代はは鎌倉から江戸へと遷りかわり、すっかり鎌倉ブームは忘れ去られようとしてしている今、何の気なしに鎌倉にやってきました。混んでないといいけど・・・。 【コース概要】  今回のコースは長谷駅を起点として「葛原岡・大仏ハイキングコース」と「天園ハイキングコース」(鎌倉アルプス)をつなぎ、最後に「衣張山ハイキングコース」へ入り山頂を往復する、というコースです。終点は鎌倉駅です。ちなみに鎌倉アルプスは関東百名山です。 【活動日記】  江ノ島電鉄長谷駅下車。車道の脇を鎌倉トンネル方面へ向かいます。トンネルの手前に鎌倉大仏で有名な高徳院があります。トンネルの手前の階段を上ります。ここが「葛原岡・大仏ハイキングコース」の山道入り口となります。  しばらく歩くと茂みからガサガサという音が聞こえてきました。身体の半分ほどの大きな尻尾を持つタイワンリスです🐿。越冬を前にしてどんぐりを口いっぱい頬張っています🐿。近づいても人間になれているのか無心に食していました🐿。とても愛らしいのですが、近隣の住民への被害などで駆除されているようです。何度も遭遇したのでたくさん生息しているようです🐿。  本道から少し外れたところに銭洗弁財天宇賀福神社があります。時間があったらココに立ち寄るのもいいでしょう。第5代執権北条時頼は宇賀福神を敬い、人々に参拝させ、「銭をこの水で洗い清めれば福銭となり、一家は栄え、子孫は長く安らかになるであろう」と、自ら持っていた銭を洗って祈った、と伝えられています🔔。私は門まで行って、引き返しました。  化粧坂から源頼朝像のある源氏山へ。この山は後三年の役で八幡太郎義家が出陣するときに、この山上に源氏の白旗を立てて戦勝を祈ったところから「源氏山」とか「旗立山」といわれるようになったそうです🏳。後醍醐天皇の側近で、鎌倉幕府の倒幕に関わった日野俊基もこの場所で処刑されました💀。その日野俊基の墓や俊基の霊を祀る葛原岡神社の脇を進みます。「葛原岡神社」は、縁結びにご利益があるといわれている神社です♥。境内には「魔去る石」と「縁結び石」という2つの石があり、それぞれ願掛けができるようになっています。「縁結び石」は男石と女石の2つがあり、それぞれ男性は女石に、女性は男石に赤い糸のついた5円玉を結びつけることで縁結びの祈願ができます😍。  下りきったところに浄智寺🛕があります。団体の観光客が来ていたのでスルーして北鎌倉駅方面に歩きます。踏切を渡り、しばらく車道の脇を歩くと建長寺卍に着きます。拝観料を500円払い中へ。実は「天園ハイキングコース」(鎌倉アルプス)の山道入り口は建長寺敷地の奥にあるので、拝観料を通行料金だと思って払ってください。反対側から来ても同じです。建長寺は鎌倉幕府第5代執権・北条時頼により創建された禅宗寺院です。その後のた鎌倉大地震により建造物の大半が倒壊、炎上しましたが、江戸時代には徳川家の援助で主要な建物が新築または他所から移築されたそうです。  半僧坊の入り口からは約270段の階段を昇ります。このコース最大の難関箇所かもしれません。息が上がります。階段脇には天狗の像がたくさんあります👺👺👺👺👺。一体何体あるんだろう。階段を昇りきると半僧坊です。相模湾や江ノ島が見える展望が素晴らしい場所です。「天空と天狗のパワースポット」らしいです。勝上献展望台までは「約5分」と標識にありますが、少々きつめの階段が続きます。階段を昇りきると勝上献展望台です。ここまでが建長寺の敷地内で、建長寺の最奥座敷です。展望は素晴らしく、鎌倉の町並みや相模湾、江ノ島など見える絶景スポットです😍。曇り空で残念ながら富士山は見えませんでした。  「天園ハイキングコース」は分岐や脇道が多いので、何度もヤマップで軌跡を確認したり、人に聞いたりしました。持つべきものはヤマップ(GPSアプリ)です。  鷲峰山から大平山へ。。鷲峰山から天園までの「鎌倉アルプス」は、高低差のある尾根が続きます。「大平山」は鎌倉市の最高峰で標高159mの低山です。ただ黄色い標識があるだけで山頂という感じはしません。広場に向かっております。広場は広く、休憩場所にはいいところです。トイレ🚻の先の分岐を右へ。坂を登ると「天園」です。「天園」は鎌倉市ではなく横浜市で、横浜市の最高地点(159メートル)だそうです。名前の由来は日露戦争で連合艦隊を率いた東郷平八郎が「天国の園に遊ぶよう」と例えたとことからだそうです。しかし、現在は展望もあまりよくありませんし、景観も今ひとつでした。季節によってはきれいなところなのかもしれません。  「天園」からの下り坂は泥濘るでいてとても滑りやすいです。山道を抜け、永福寺跡から鎌倉宮へ。鎌倉宮を拝観した跡、「衣張山ハイキングコース」へと。山道入り口は大木が横倒しとなっていて、少しひるみますが乗り越えることは可能です🪓。しかし、意外と登りがきつかったです。山頂は少し開けていて鎌倉の市街地や由比ヶ浜の海がよく見え、眺望もいいところです😀。鎌倉を舞台にした映画「海街diary」の撮影場所でもあります🎥。  衣張山を下山して、鶴岡八幡宮を経由して鎌倉駅に向かう・・・つもりでしたが、バス停が見え、誘惑にかられてしまいました。山道歩くのはそれほど苦になりませんが、人混みを歩くのは疲れます。言い訳ですけど・・・。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。