沈まないスノーシュー 戻る 次へ

鎌倉森・犬倉山の写真

2023.01.17(火) 11:24

沈まないスノーシュー

この写真を含む活動日記

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02:54

6.0 km

711 m

鎌倉森・犬倉山

岩手山・黒倉山・鞍掛山 (岩手, 秋田)

2023.01.17(火) 日帰り

昼頃から晴れ間との予報、遅出で登山開始。平年並みの気温でした。 登り初めから、雪が固くバスケットをつけたストックが刺さらない。 固雪なので、鎌倉森まではスノーシューを使わず、アイゼンだけで登るかと思ったが、久々にスノシューを使いたかったので、谷沿いの雪が柔らかいコースを選び上りました。 谷を眺めながら小さな尾根を登り、急坂を経て、雪庇の回廊へ。 ここ10年では一番小さい雪庇。 下の方は雪庇の回廊が狭く、上部の一番発達しているところでも、谷に向かって雪庇の高さは雪面より1m位。 網張は冬は毎日雪が降っている場所なのに。今年の雪は貴重だ。 鎌倉森山頂は、どんよりとした雲の下で、岩手山は見えない。 霧氷が美しい世界が広がっていた。 鎌倉森と犬倉山のコルからは、雪が沈み、ここはスノシューが必要なところ。 犬倉山の南斜面も雪が少なく、例年はこんもりとしたフラットな斜面なのに、今年は小雪で斜面が大きなスプーンでえぐられたような窪みがあった。 斜面の西側を登り、斜面最上部でBC3名とスライド。挨拶をしてから、霧氷が美しい灌木を縫うようにして、山頂へ。 時折、雲が切れ陽光が差し込むが、雪面を少し照らすだけで、また雲に閉ざされ、時折雪煙が舞う感じ。 雪は少ないけど、ちゃんとした冬があって少し安心。 四季の中で冬が一番長く過ごしているから、冬は冬じゃなきゃ困るなとふと思った。 犬倉山から先は、いつもの雪原と、樹氷が付き始めた森が広がり、ゆっくり歩きながら稜線の先に広がる雪原の景色を楽しんだ。 網張スキー場脇は、スノーシューのエッジが弾かれるような雪の固いところや、笹が起きているような小雪もあり、やや苦戦。 途中後ろから音が聞こえ、🎿BCのスキーヤーが急接近したかと、肝を冷やしたが、見覚えのある、フォローしているQさんだった。 どこからきたの、鎌倉森?犬倉山?と聞かれ、ご挨拶。 おらを追い越して、谷の方へガツガツと下って行った。 あっちの谷沿いは前に苦労したなと思ったが、Qさんはものともせず、急坂を下り谷底へ😓スゲー。 丁寧な挨拶も出来ず申し訳ございません。 網張ビジターセンターへ、下山しました。