活動データ
タイム
04:41
距離
5.9km
上り
938m
下り
944m
活動詳細
すべて見る1月8日に西日本最高峰の石鎚山に登ったときの活動日記で「これから春までは積雪のない里山メインでいきたいと思います」と書いてから3日しか経っていませんが、今度は中国地方最高峰の伯耆大山に登ってきました。 当初は大山の展望が素晴らしい三平山に登る予定でしたが、したみちを片道3時間近くもかけて行くのに標高差が400mくらいしかない三平山に登っただけで帰るのはもったいないという気持ちになり、大山にも登ることにしました。 大山は「東の谷川岳、西の大山」と呼ばれるほど冬山の遭難事故が多いお山です。視界が悪い場合やアイスバーンになっている場合は撤退することを肝に銘じて登ることにします。 五合目までの登りはチェーンスパイクを装着するとサクサクと快適に登ることができ、ひたすら階段を登る無雪期よりも楽かもしれないと思ったりします。 五合目から「チェーンスパイクではちょっときつくなってきたなあ」と思いながら登っているうちに避難小屋のある六合目に着きました。 六合目からは12本爪アイゼンを装着して、ピッケルを手に持って登ります。 ここからは絶景エリアなのでスマホで写真を撮るのに忙しくてなかなか前に進みません。「スマホ対応」のはずの手袋がほとんどスマホに反応しないので、写真を撮る度に手袋をはずす・つけるの繰り返しで時間がかかります。 絶景を堪能しているうちに山頂に着きました。山頂からは真っ白な三角点峰や剣ヶ峰が見えます。昨年の12月10日に登ったときとは全く違う厳冬期の風景に圧倒されます。 山頂で写真を撮りまくっているうちに寒くなってきました。入山時からドライ系レイヤーに長袖Tシャツで通してきましたが、さすがに山頂で動かないでいると寒いのでソフトシェルを羽織りました。 三角点峰まで行く方もいらっしゃいますが、私は山頂標識の場所で満足しているので下山します。 平日ですが天候がよいこともあって登山者が多く、すれ違いに時間がかかります。傾斜が急な場所では道を譲ると「(苦しいので)先に下りてください」と譲られる場面も多くありました。 駐車場から登山道まで連続して雪があったのでアイゼンを装着したまま下山しました。 それにしても凄いお山でした。絶景が続いて「もうお腹がいっぱい!」という感じです。三平山に登るか迷いましたが、登らないと後で後悔する気がするので、とりあえず三平山に向かいます。 (つづく) 【コース状況】 夏山登山口~六合目 ブナ林の中を登ります。丸太の階段は雪の下です。チェーンスパイクがあると楽に登ることができます。 六合目~八合目 六合目には避難小屋があります。ここから弥山~剣ヶ峰~三鈷峰~甲ヶ山を望むことができます。灌木帯ですが雪に埋まっているため展望が開けます。傾斜は急で厳しい登りが続きます。 八合目~山頂 八合目からは木道が多くなり、九合目手前からはすべて木道ですが雪に埋まっています。傾斜は緩やかになります。 【駐車場】 南光河原駐車場 6時20分に着いた時は残り3台でした。夏山登山口からは遠くなりますが、大山ナショナルパークセンター周辺にも駐車場があります。冬季は駐車料金1,000円です。
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