伯耆大山(夏山登山道往復/鳥取県大山町)

2023.01.11(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 41
休憩時間
1 時間 2
距離
5.9 km
のぼり / くだり
938 / 944 m

活動詳細

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1月8日に西日本最高峰の石鎚山に登ったときの活動日記で「これから春までは積雪のない里山メインでいきたいと思います」と書いてから3日しか経っていませんが、今度は中国地方最高峰の伯耆大山に登ってきました。 当初は大山の展望が素晴らしい三平山に登る予定でしたが、したみちを片道3時間近くもかけて行くのに標高差が400mくらいしかない三平山に登っただけで帰るのはもったいないという気持ちになり、大山にも登ることにしました。 大山は「東の谷川岳、西の大山」と呼ばれるほど冬山の遭難事故が多いお山です。視界が悪い場合やアイスバーンになっている場合は撤退することを肝に銘じて登ることにします。 五合目までの登りはチェーンスパイクを装着するとサクサクと快適に登ることができ、ひたすら階段を登る無雪期よりも楽かもしれないと思ったりします。 五合目から「チェーンスパイクではちょっときつくなってきたなあ」と思いながら登っているうちに避難小屋のある六合目に着きました。 六合目からは12本爪アイゼンを装着して、ピッケルを手に持って登ります。 ここからは絶景エリアなのでスマホで写真を撮るのに忙しくてなかなか前に進みません。「スマホ対応」のはずの手袋がほとんどスマホに反応しないので、写真を撮る度に手袋をはずす・つけるの繰り返しで時間がかかります。 絶景を堪能しているうちに山頂に着きました。山頂からは真っ白な三角点峰や剣ヶ峰が見えます。昨年の12月10日に登ったときとは全く違う厳冬期の風景に圧倒されます。 山頂で写真を撮りまくっているうちに寒くなってきました。入山時からドライ系レイヤーに長袖Tシャツで通してきましたが、さすがに山頂で動かないでいると寒いのでソフトシェルを羽織りました。 三角点峰まで行く方もいらっしゃいますが、私は山頂標識の場所で満足しているので下山します。 平日ですが天候がよいこともあって登山者が多く、すれ違いに時間がかかります。傾斜が急な場所では道を譲ると「(苦しいので)先に下りてください」と譲られる場面も多くありました。 駐車場から登山道まで連続して雪があったのでアイゼンを装着したまま下山しました。 それにしても凄いお山でした。絶景が続いて「もうお腹がいっぱい!」という感じです。三平山に登るか迷いましたが、登らないと後で後悔する気がするので、とりあえず三平山に向かいます。 (つづく) 【コース状況】 夏山登山口~六合目 ブナ林の中を登ります。丸太の階段は雪の下です。チェーンスパイクがあると楽に登ることができます。 六合目~八合目 六合目には避難小屋があります。ここから弥山~剣ヶ峰~三鈷峰~甲ヶ山を望むことができます。灌木帯ですが雪に埋まっているため展望が開けます。傾斜は急で厳しい登りが続きます。 八合目~山頂 八合目からは木道が多くなり、九合目手前からはすべて木道ですが雪に埋まっています。傾斜は緩やかになります。 【駐車場】 南光河原駐車場 6時20分に着いた時は残り3台でした。夏山登山口からは遠くなりますが、大山ナショナルパークセンター周辺にも駐車場があります。冬季は駐車料金1,000円です。

大山・甲ヶ山・野田ヶ山 南光河原駐車場を出発します。
南光河原駐車場を出発します。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 夏山登山口です。
夏山登山口です。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 一合目です。下半身に汗をかいてきたのでハードシェルパンツを脱ぎました。そもそも履く必要がありませんでした・・・
一合目です。下半身に汗をかいてきたのでハードシェルパンツを脱ぎました。そもそも履く必要がありませんでした・・・
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 三合目です。チェーンスパイクを装着しているのでサクサク歩くことができます。
三合目です。チェーンスパイクを装着しているのでサクサク歩くことができます。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 五合目です。「山の神さん」に登山の安全をお祈りしました。
五合目です。「山の神さん」に登山の安全をお祈りしました。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 チェーンスパイクでは滑る感触が出てきました。
チェーンスパイクでは滑る感触が出てきました。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 六合目避難小屋に着きました。12本爪アイゼンを装着してピッケルを手に持ちます
六合目避難小屋に着きました。12本爪アイゼンを装着してピッケルを手に持ちます
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 六合目避難小屋からの展望です。
六合目避難小屋からの展望です。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 展望が開けてきました。
展望が開けてきました。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 次の青いポールが見えない時は撤退のサインです。今日は次もその次も見えます。
次の青いポールが見えない時は撤退のサインです。今日は次もその次も見えます。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 逆光ならではの風景です。
逆光ならではの風景です。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 今日は弓ヶ浜半島がくっきり見えます。
今日は弓ヶ浜半島がくっきり見えます。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 この辺りから傾斜が緩やかになります。
この辺りから傾斜が緩やかになります。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 ダイセンキャラボクは完全に雪の下です。
ダイセンキャラボクは完全に雪の下です。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 頂上避難小屋は凄いことになっています。
頂上避難小屋は凄いことになっています。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 大山山頂に着きました。
大山山頂に着きました。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 山頂のデッキも雪の下です。
山頂のデッキも雪の下です。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 山座同定したいところですが全く分かりません・・・。四国のお山も見えているのかなあ?
山座同定したいところですが全く分かりません・・・。四国のお山も見えているのかなあ?
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 三角点峰と剣ヶ峰です。三角点峰まで行かれる方は多いですが、私はやめておきます。
三角点峰と剣ヶ峰です。三角点峰まで行かれる方は多いですが、私はやめておきます。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 名残惜しいですが下山します。
名残惜しいですが下山します。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 この尾根を下ります。登山者が多くてすれ違いの待ち時間が結構あります。
この尾根を下ります。登山者が多くてすれ違いの待ち時間が結構あります。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 振り返って撮影しました。息を切らしている方が数多くいらっしゃいます。
振り返って撮影しました。息を切らしている方が数多くいらっしゃいます。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 六合目避難小屋です。
六合目避難小屋です。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 今日は行者登山道には行きません。登山者多数の夏山登山道を下ります。
今日は行者登山道には行きません。登山者多数の夏山登山道を下ります。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 標高1100m地点
標高1100m地点
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 標高900m地点
標高900m地点
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 下山しました。大山寺橋からの風景です。
下山しました。大山寺橋からの風景です。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 溝口インターチェンジ近くの展望駐車場で撮影しました。伯耆富士の名にふさわしい山容です。
溝口インターチェンジ近くの展望駐車場で撮影しました。伯耆富士の名にふさわしい山容です。

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