冬の三嶺でお泊り登山

2023.01.08(日) 2 DAYS

活動データ

タイム

12:29

距離

13.6km

のぼり

1524m

くだり

1525m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 41
休憩時間
1 時間 2
距離
6.9 km
のぼり / くだり
1295 / 258 m
6 1
44
15
DAY 2
合計時間
4 時間 48
休憩時間
47
距離
6.6 km
のぼり / くだり
209 / 1267 m
9
3 30

活動詳細

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歳を取るにつれて体力が落ち、山歩きの形態を変えざるを得なくなりつつあります 歳相応に山歩きを楽しもうとすれば「里山を気楽に歩く」のが健康にも良いのは分かっている でも・・・それはもう少し後に残しておこう だとすれば、そこそこの山に登り続ける為にはそれなりの工夫を巡らせてチャレンジするしか手立ては無い それ(工夫)は山友との励まし合いとか、歩くスピードとか、ルート取りとか、道具とか、十分な休養とか、普段のトレーニングとか・・・ 日帰り山行を1泊2日に切り替えるのも悪くはない 「山で一夜を明かす」 これに慣れると山歩きの幅が広がるだけでなく、「日暮れまでに絶対に下山しなければとんでもない事になる」と言う強迫観念から解放されます と言う訳で、天気の良い冬の日に三嶺へ上りに1日、下りに1日をかけてゆっくりと歩いて参りました 山で夜を過ごす安全性以外の役得は夕日と朝日を眺められる事に尽きます 日の出の瞬間をワクワクしながら待って一日の活力が漲(みなぎ)る自然のドラマを体感します この瞬間を過ぎると平凡な風景となります 片や、夕陽が沈む瞬間は物悲しく全てが眠りにつくパワーオフの静けさに包まれますね 里に居る時もそれなりの風景や感情に出会えますが、山では何倍にも増幅されて生きている事を実感します 三嶺の場合は立派な避難小屋があるのでテント装備は必要がありません その為ザックも防寒着主体で10~12kg程で済みます 雪道の登りはちょっとキツいですが、片道だけなので我慢出来ます 登山口は菅生(すげおい)、いやしの温泉郷駐車場 いやしの温泉郷は2021年四月時点で休業状態となっている様です この施設で管理運営されているモノレール(奥祖谷観光モノレール)全長4.6km、最高標高点1,380mもそれにつれて休業中との事です 世界一の観光モノレールという鳴り物入りで地域おこしが期待された施設ですが、メンテナンスや安全管理等の難しさから度々休業してきましたが、モノレールゴンドラも16台中8台が故障して使用不能となっており再起は難しそうに思えます 菅生集落も空き家が目立ち、登山者の車往来以外は寂しそうな場所になりました 1月8日(日)10時過ぎに菅生(すげおい)登山口に着きヤマップの地図をダウンロードしたりの準備をして10時25分出発し、何と三嶺避難小屋に着いたのは16時を少し過ぎていました 若い人達には考えられない歩行時間です 歳なんだからと割り切っていても実に情けないです 避難小屋をベースキャンプにして三嶺山頂に日没と日の出を見に行きます 帰りは避難小屋から菅生登山口まで2時間30分で下れてホッとしました 今回は天気が良いので星空撮影用にオリンパス OMD1マークスリーとレンズ2本を持って行きましたが、余りにも月が明るく空しい道具となりました エントツ山

三嶺・天狗塚・石立山 前回、チチ山の別れ斜面でスノーシューのゴムベルトが経年劣化で全てブチ切れたマーシーさんはアイゼンの紐を流用してテストをすると言う
結果、やはり紐ベルトが緩んでダメだったらしい
次回、ゴムバンドで再挑戦
前回、チチ山の別れ斜面でスノーシューのゴムベルトが経年劣化で全てブチ切れたマーシーさんはアイゼンの紐を流用してテストをすると言う 結果、やはり紐ベルトが緩んでダメだったらしい 次回、ゴムバンドで再挑戦
三嶺・天狗塚・石立山 登山口の最初は雪が少ない
参加は女傑結さんとマーシーさん
登山口の最初は雪が少ない 参加は女傑結さんとマーシーさん
三嶺・天狗塚・石立山 この観光モノレールは冬季中は休業するので今まで動いているのを見たことが無い
現在は年中休業となっている
開設時のイザコザを知っているだけに集客などの事前調査が甘かったのか?
この観光モノレールは冬季中は休業するので今まで動いているのを見たことが無い 現在は年中休業となっている 開設時のイザコザを知っているだけに集客などの事前調査が甘かったのか?
三嶺・天狗塚・石立山 結さんは12本爪アルミアイゼン、私とマーシーさんはチェーンアイゼン(背中にスノーシュー)
結さんは12本爪アルミアイゼン、私とマーシーさんはチェーンアイゼン(背中にスノーシュー)
三嶺・天狗塚・石立山 1791mピークの肩部にある展望所から塔ノ丸、丸笹山、剣山、次郎笈を眺めます
霧氷があると素晴らしい場所です
1791mピークの肩部にある展望所から塔ノ丸、丸笹山、剣山、次郎笈を眺めます 霧氷があると素晴らしい場所です
三嶺・天狗塚・石立山 剣山と次郎笈をアップで
剣山と次郎笈をアップで
三嶺・天狗塚・石立山 塔ノ丸、丸笹山、剣山、次郎笈が並ぶ
塔ノ丸、丸笹山、剣山、次郎笈が並ぶ
三嶺・天狗塚・石立山 暖かいので霧氷は無いのが残念
雪原の光と影模様を楽しむ
早朝歩かれた方のヤマップレポを見ると結構霧氷が付いていた
暖かいので融けてしまった
暖かいので霧氷は無いのが残念 雪原の光と影模様を楽しむ 早朝歩かれた方のヤマップレポを見ると結構霧氷が付いていた 暖かいので融けてしまった
三嶺・天狗塚・石立山 一ヶ所だけで小規模な霧氷を発見
一ヶ所だけで小規模な霧氷を発見
三嶺・天狗塚・石立山 着雪は結構見られた
着雪は結構見られた
三嶺・天狗塚・石立山 1791mピークから三嶺を眺める 標識の上にかわいいウサギ(?)が並んでいた
1791mピークから三嶺を眺める 標識の上にかわいいウサギ(?)が並んでいた
三嶺・天狗塚・石立山 菅生コースの良い点は1791mピークから三嶺の眺めですね
菅生コースの良い点は1791mピークから三嶺の眺めですね
三嶺・天狗塚・石立山 高ノ瀬~丸石~次郎笈への縦走路が見える
高ノ瀬~丸石~次郎笈への縦走路が見える
三嶺・天狗塚・石立山 コルに向かって一旦急斜面を下る
コルに向かって一旦急斜面を下る
三嶺・天狗塚・石立山 丁度太陽が正面で眩しい三嶺への上り
丁度太陽が正面で眩しい三嶺への上り
三嶺・天狗塚・石立山 右手に三嶺の山頂付近が見える
右手に三嶺の山頂付近が見える
三嶺・天狗塚・石立山 10時25分登山口を出発してそんなにラッセルも無くて避難小屋到着が16時過ぎ
う~~ん 老いたり自分!
10時25分登山口を出発してそんなにラッセルも無くて避難小屋到着が16時過ぎ う~~ん 老いたり自分!
三嶺・天狗塚・石立山 三嶺避難小屋は以前スノーシューでドア前の雪かきをしたが、その必要が無かった
三嶺避難小屋は以前スノーシューでドア前の雪かきをしたが、その必要が無かった
三嶺・天狗塚・石立山 ビミョーな雪質でチェーンに雪が固まって付着して歩き辛かった
日没まで少し時間があったので小屋で30分程ザックを開けて荷物を出したりして時間調整
ビミョーな雪質でチェーンに雪が固まって付着して歩き辛かった 日没まで少し時間があったので小屋で30分程ザックを開けて荷物を出したりして時間調整
三嶺・天狗塚・石立山 三嶺山頂の左側に夕日が傾いて行く
三嶺山頂の左側に夕日が傾いて行く
三嶺・天狗塚・石立山 夕陽が三嶺の南斜面と次郎・太郎を染める
夕陽が三嶺の南斜面と次郎・太郎を染める
三嶺・天狗塚・石立山 東熊山(カヤハゲ)~白髪分れと白髪山
東熊山(カヤハゲ)~白髪分れと白髪山
三嶺・天狗塚・石立山 三嶺南斜面と次郎・太郎をアップで
三嶺南斜面と次郎・太郎をアップで
三嶺・天狗塚・石立山 結さんとマーシーさんのシルエットを撮影
結さんとマーシーさんのシルエットを撮影
三嶺・天狗塚・石立山 1月8日夕方は石鎚山系まで良く見えた
1月8日夕方は石鎚山系まで良く見えた
三嶺・天狗塚・石立山 左端=手箱・筒上
正面奥=石鎚
右端=チチ山、笹ヶ峰
左端=手箱・筒上 正面奥=石鎚 右端=チチ山、笹ヶ峰
三嶺・天狗塚・石立山 日が沈む時のメランコリー感は人間だけに与えられた感情だろうか
日が沈む時のメランコリー感は人間だけに与えられた感情だろうか
三嶺・天狗塚・石立山 一人の山歩きも味わい深いが、気の合った山仲間との歩きも又良い
一人の山歩きも味わい深いが、気の合った山仲間との歩きも又良い
三嶺・天狗塚・石立山 あ~~あ 沈んじゃった
空に雲が無いと日没後15分程の茜色天空ショーは期待出来ない
あ~~あ 沈んじゃった 空に雲が無いと日没後15分程の茜色天空ショーは期待出来ない
三嶺・天狗塚・石立山 剣山、次郎笈を眺めながら避難小屋へ帰る
日没後も明るいのでヘッドランプも不要でした
剣山、次郎笈を眺めながら避難小屋へ帰る 日没後も明るいのでヘッドランプも不要でした
三嶺・天狗塚・石立山 雲は無いが空気の層が空を分かつ
雲は無いが空気の層が空を分かつ
三嶺・天狗塚・石立山 三嶺のシルエット
三嶺のシルエット
三嶺・天狗塚・石立山 日没後避難小屋へ下っても西の空はまだ明るい
日没後避難小屋へ下っても西の空はまだ明るい
三嶺・天狗塚・石立山 結構野菜入り具だくさんのラーメンを作ったのだけど写真を撮り忘れました~  ウズラ卵入りのミートボールは不評でした
結構野菜入り具だくさんのラーメンを作ったのだけど写真を撮り忘れました~  ウズラ卵入りのミートボールは不評でした
三嶺・天狗塚・石立山 お月さんが煌々と天空を照らして星空撮影は失敗
オリオン座の三ツ星が見えたのでキャノンのコンデジで撮影
お月さんが煌々と天空を照らして星空撮影は失敗 オリオン座の三ツ星が見えたのでキャノンのコンデジで撮影
三嶺・天狗塚・石立山 一応、オリオン座近辺の星座を入れてみます
避難小屋で月明かりを遮ったのでプロキオンが見えずに冬の大三角形になならず
一応、オリオン座近辺の星座を入れてみます 避難小屋で月明かりを遮ったのでプロキオンが見えずに冬の大三角形になならず
三嶺・天狗塚・石立山 本当に月明かりで幻想的な三嶺台地でした
本当に月明かりで幻想的な三嶺台地でした
三嶺・天狗塚・石立山 06時17分避難小屋を出て山頂へ向かいます
06時17分避難小屋を出て山頂へ向かいます
三嶺・天狗塚・石立山 お月様が一晩中三嶺平原を照らしていました
お月様が一晩中三嶺平原を照らしていました
三嶺・天狗塚・石立山 西の瓶ヶ森、東の三嶺
隆起平原に積もる雪は絹を纏った様に滑らかです
西の瓶ヶ森、東の三嶺 隆起平原に積もる雪は絹を纏った様に滑らかです
三嶺・天狗塚・石立山 地平線に雲があるので中々お日様が姿を現しません
山頂まで慌てなくても大丈夫です
地平線に雲があるので中々お日様が姿を現しません 山頂まで慌てなくても大丈夫です
三嶺・天狗塚・石立山 三嶺の山頂へ向かいます
月が西に、陽は東に
さすがに同時には撮れません
三嶺の山頂へ向かいます 月が西に、陽は東に さすがに同時には撮れません
三嶺・天狗塚・石立山 月とマーシー
写真を撮っている間にマーシーさんは山頂に着いていました
月とマーシー 写真を撮っている間にマーシーさんは山頂に着いていました
三嶺・天狗塚・石立山 結さんもスマホ写真を撮りながら山頂に上がって来ました
結さんもスマホ写真を撮りながら山頂に上がって来ました
三嶺・天狗塚・石立山 地平線の雲の中に太陽が浮かびました
地平線の雲の中に太陽が浮かびました
三嶺・天狗塚・石立山 雲の層を抜けて太陽が姿を現します
雲の層を抜けて太陽が姿を現します
三嶺・天狗塚・石立山 石立山の左側から太陽が昇ります
石立山の左側から太陽が昇ります
三嶺・天狗塚・石立山 日の出場所は丁度縦走路の高ノ瀬付近でしょうか
日の出場所は丁度縦走路の高ノ瀬付近でしょうか
三嶺・天狗塚・石立山 1月9日は地平線が霞んで石鎚山塊は見えません
西熊山の向こう側にある尖ったピークは地蔵の頭と思われます
天狗塚はその後ろ側に重なっている様です
1月9日は地平線が霞んで石鎚山塊は見えません 西熊山の向こう側にある尖ったピークは地蔵の頭と思われます 天狗塚はその後ろ側に重なっている様です
三嶺・天狗塚・石立山 07時25分 三嶺山頂に別れを告げます
07時25分 三嶺山頂に別れを告げます
三嶺・天狗塚・石立山 帰りは三嶺平原の向こうに次郎笈、剣山、丸笹山、塔ノ丸と贅沢な眺めです
帰りは三嶺平原の向こうに次郎笈、剣山、丸笹山、塔ノ丸と贅沢な眺めです
三嶺・天狗塚・石立山 避難小屋の西側雪原にも陽が入り始めました
避難小屋の西側雪原にも陽が入り始めました
三嶺・天狗塚・石立山 三嶺の南斜面は切り立っており、名頃ルートも雪が深い時は危険ルートになります
三嶺の南斜面は切り立っており、名頃ルートも雪が深い時は危険ルートになります
三嶺・天狗塚・石立山 最初の肩部まで下りて来ました
三嶺池は雪に覆われて見えません
最初の肩部まで下りて来ました 三嶺池は雪に覆われて見えません
三嶺・天狗塚・石立山 避難小屋をみんなで掃除をして帰ります
箒(ほうき)や塵取りが入り口に入った場所にあります
来た時よりも美しく
避難小屋をみんなで掃除をして帰ります 箒(ほうき)や塵取りが入り口に入った場所にあります 来た時よりも美しく
三嶺・天狗塚・石立山 銀マットやスリッパも置かれているので助かります
一晩お世話になりました
銀マットやスリッパも置かれているので助かります 一晩お世話になりました
三嶺・天狗塚・石立山 三嶺池で二人乗っても安心・安全~
三嶺池で二人乗っても安心・安全~
三嶺・天狗塚・石立山 再び避難小屋の横を通って菅生コースへ向かいます
再び避難小屋の横を通って菅生コースへ向かいます
三嶺・天狗塚・石立山 三嶺台地のソフトクリームと山頂トッピングに別れを告げて下山
三嶺台地のソフトクリームと山頂トッピングに別れを告げて下山
三嶺・天狗塚・石立山 寒峰~前烏帽子~落合峠~矢筈山~黒笠山んお矢筈山系を眺めながら下ります
寒峰~前烏帽子~落合峠~矢筈山~黒笠山んお矢筈山系を眺めながら下ります
三嶺・天狗塚・石立山 1791mピークから三嶺を振り返るの図
1791mピークから三嶺を振り返るの図
三嶺・天狗塚・石立山 いや~ 下りは楽チン天国です
「年寄りは 下り得意と 皆が言い」
いや~ 下りは楽チン天国です 「年寄りは 下り得意と 皆が言い」
三嶺・天狗塚・石立山 造林小屋は菅生ルートの丁度半分の位置にあります
造林小屋は菅生ルートの丁度半分の位置にあります
三嶺・天狗塚・石立山 菅生ルートは植林帯の長歩きを強いられますが、そこを辛抱すると後半の絶景が自慢ですね
菅生ルートは植林帯の長歩きを強いられますが、そこを辛抱すると後半の絶景が自慢ですね
三嶺・天狗塚・石立山 菅生コース入り口にある大きな屋敷もず~っと空き家になっています
11時20分下山
山歩きを2日に分けると時間的な余裕がありますね
菅生コース入り口にある大きな屋敷もず~っと空き家になっています 11時20分下山 山歩きを2日に分けると時間的な余裕がありますね

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