赤岩ノ頭・硫黄岳・地蔵ノ頭・赤岳(八ヶ岳)

2023.01.07(土) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 39
休憩時間
1 時間 41
距離
11.4 km
のぼり / くだり
1322 / 599 m
DAY 2
合計時間
10 時間 52
休憩時間
5 時間 43
距離
11.6 km
のぼり / くだり
763 / 1494 m

活動詳細

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今回は、硫黄岳、赤岳、アイスキャンディーでした。 本来の企画は、初日にアイスキャンディー、2日目に硫黄岳→横岳→赤岳の縦走を計画していましたが、初日に赤岳鉱泉に到着して、アイスキャンディーの手続きを行おうとしたところ、何とすでに定員で受付終了と告げられるという想定外のトラブルに。去年も同じ3連休で、かつ今回より30分くらい遅い到着でもまだ数ライン空いている感じだったのでびっくり。アイスキャンディーを見てみると、氷の張りが悪く全面使えないことと、また去年より1面あたりのライン数を減らしていることに起因していると考えられました。受付の方曰く、土日は11時には定員になるという情報。今回の企画は、アイスキャンディーも大きなウェイトを占めていたので緊急打ち合わせ。登山とりアイスキャンディーを優先?その結果、初日に硫黄岳。二日目は5時出発して赤岳へ登山し10時に下山してアイスキャンディーと行程変更する事に。 1日目。駐車場は美濃戸口。去年とほぼ同じ時間なのに殆ど満車。やはり去年より登山者が確実に多い。また、この段階少しアイスキャンディーは心配してたのですが、案の定という感じに。また、駐車場代も500円/日から800円/日に値上がりしてました。赤岳鉱泉までは緩やかな行程でかつ、雪がしっかりしまっていて歩きやすいです。途中、美濃戸山荘のトイレを使いましたが、去年と違って荒れ放題。トイレットペーパーすらない状態。もう少し綺麗に使って欲しいものです。赤岳鉱泉は4名パーティの場合、強制的に個室になります。ただ、去年の個室と違ってかなり狭小。室内暖房はこたつ仕様。とりあえず、アタックザックに変えて大きな荷物は室内にデポして硫黄岳へ。硫黄岳までの登山道もしっかりトレースがあり、斜度も緩やか。雪質もしまっていて本当に歩きやすい。初心者の雪山として硫黄岳は最高だと思いました。硫黄岳はいつも爆風というイメージでしたが、やはり風は強いことには変わりないですが今日は全然緩めの風でした。眺めも絶景。晩御飯前の最高の散歩でした。その後は赤岳鉱泉に戻って、明日の行程で安全確保する可能性(地蔵尾根までの急騰でロープによる安全確保)がある事やアイスキャンディーもあるため、簡単なロープワーク講習会を開催。何度も説明しているのに、ふわっとしか覚えてないやる気の感じられないメンバーの方々へ補講。また絶対忘れてる。その後は晩御飯。ここでも想定外。赤岳鉱泉といえばステーキが名物なのに、何故かビーフシチュー。何で?次の日はちゃんとステーキになってました•••。 2日目。5時出発で赤岳へ。大きなザックは乾燥室にデポ。登りは地蔵尾根ルートのため、全員ハーネス、ヘルメットを装着して出発。行者小屋までは緩やかな行程。行者小屋から各自ピッケルの準備をしてスタート。去年と比べて圧倒的に雪が少ない。こんなに急登だった?と思いながら進みましたが、やはりここも雪がしまっていて歩きやすい。斜度があるため、一部、ピッケルもブレード側も使うレベルの斜度。急登の階段の先が雪質次第ではかなり危険になる核心部。そのため補助ロープを準備して行きましたが今回は雪質が良く不要でした。尾根に出ると、地面が露出している所があり明らかに雪が少ない。何とここでご来光。雲海と相まって最高の絶景でした!赤岳にしては風は緩い方でしたが超極寒。私は殆どバラクラバを使う事はないのですが、初めて付けないと無理!という極寒具合。最低気温が-16℃だったので、この風と合わせると体感は-25℃以下。本当に防寒装備を万全にしておかないと危ないです。ただ、赤岳までの尾根沿いの絶景具合がやばい。本当に最高でした。天望荘も営業していたため、暖かい場所で軽い食事を取ることに。雪山登山者のオアシスです。赤岳山頂の絶景を拝んで、後はアイスキャンディーに向けて快速下山というイメージでしたが、文三郎尾根ルートが雪が少なくて、去年の快適登山ルート感がない。と言うか、岩と雪のミックスが多く結構危ない感じでした。やはり積雪量で大きく印象が変わります。こういうのを見ていると、赤岳の雪山は、中級クラスでも上級寄りと言われるのがよく分かります。この後、さらにショッキングな事が。赤岳鉱泉へ9時強に到着して、これなら大丈夫と思っていた所、直前に定員になったと伝えられ、頭が真っ白に。あまりにも残念な気持ちで一杯で、皆さんと乾燥室で下山の準備をため息をつきながらやっていて、ほぼ準備が完了した時に、メンバーの方が1ライン空いたことを見つけて即手続き。超ファインプレイでした!と言う事で、もう一度アイスキャンディーの準備に。恒例のアイスキャンディー企画なのに、出来ずに帰ることは想定してなかったので、本当に良かった!アックスは1パーティで1つ。縦爪アイゼンは効率的なクライミングを考ええ2つレンタル。1日券は1000円/日・人。レンタルは3つ借りたので1500円/日。やっぱりリーズナブル。全員クライミング出来て良かった!十分満喫して下山。また、美濃戸口に到着間際に大トラブル。狩猟の方の鉄砲が私の足にヒット。道路に弾痕がしっかりあり、跳ね返ったものが私の足をかすった感じ。かなり衝撃がありましたが、怪我はなし。でも死んだかと思いました。美濃戸口の駐車券は、コーヒー券になっているので、暖かいコーヒーを頂きながら、お店の方に今回の狩猟問題を報告。一応、長野県の狩猟会?のような所に注意喚起してもらう事に。本当、山はなにがあるか分かりません。そのあと日帰り温泉へ。いつもの、もみの湯へ。その後は、山乃幸というお店で夕食。なかなかのボリュームのある食事でした。 今回は、本当にトラブルだらけでしたが、結果的に天候や風にも恵まれ、超絶景が拝めたこと、また、アイスキャンディーもしっかり出来て、超充実した二日間でした。また、来年も。今度は横岳も加えて行けたらいいな。

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