活動データ
タイム
22:27
距離
44.1km
のぼり
3775m
くだり
3725m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る【往路】 越後下関駅 ↓(タクシー、約20分、今回は3930円でした) 東俣林道ゲート ※荒井タクシー:0120-64-1042 (駅至近なので、駅前に停まっていなくても呼べばすぐきます) バスは平日のみ、下関駅から徒歩5分の下関営業所より金俣上行きに乗車、 約15分の大石入口で下車。340円。 そこから東俣ゲートまで徒歩約1時間。 ・時刻表 https://www.niigata-kotsu.co.jp/~nk-kanko/_pdf/jikoku/ji2252_H30.09.03_2.pdf ・運賃 https://www.niigata-kotsu.co.jp/~nk-kanko/_pdf/kaitei/un_2252_R01.10.01.pdf 【復路】 飯豊山荘 ※バスは7/1-8/31のみ運行、それ以外の季節は徒歩 ↓(5.5km程度、徒歩1~1.5時間) 飯豊梅花皮荘 ↓(小国町営バス、約45分) 小国駅 https://www.town.oguni.yamagata.jp/soshiki/chouminzeimu/1609.html 上記は2023年1月時点で有効な情報です。 ===== ※2015年9月時点の記録です お山仲間で、人生の先輩である友が、夏にお山で天に還りました。 つい何日か前まで普通にやり取りをしていたのに、飲みかけのコーヒーカップをそのままに、ぬくもりだけを残して、いなくなってしまったかのようでした。 こういうことは、誰にでも起こることだと思いながらお山を登り続けてきたし、これまでにも幾度かこういうことはありました。それでも、こういうことには馴染めないし、馴染みたくもありません。 その人が最後に歩き、還ってきたお山の写真が、燦々と紅く輝いていました。そのお山は、飯豊連峰北端の朳差岳。 宙ぶらりんだったシルバーウィークの予定は、その人が見たそのお山に会いに行くことにしました。 ----- 仲間が亡くなった後にお山に出かけるとき、いつもその死に引きずり込まれるような気持ちになります。今回もそうでした。けれど、歩いているうちに、その人を悼む気持ちよりも、その人と一緒に歩いているかのような気持ちに変わっていきました。 その人ならここはどんな風に歩いただろう、この景色はどんな風に感じていたのだろう。知らず知らずのうちにそんな想いが浮かんではふと脚を止めます。ときどき、目から汗が流れます。 その人は、もう天に還ってしまいましたが、決していなくなったわけではない。こうして近くにいる。絵空事なのかもしれませんが、心の底からそう思いました。 人とすれ違うことも少ないこの飯豊連峰で、ことさらにその人の存在感を強く覚えました。 お山は、いつもぼくにいろいろなことを教えてくれます。そして、今回もまた新しいことを教えてくれました。
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