恋の大三角関係❤️…か⁉️ 大和三山

2023.01.03(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 20
休憩時間
20
距離
15.6 km
のぼり / くだり
307 / 321 m
13
26
37
27
9
1 26
9
41
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2
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活動詳細

すべて見る

行ってみたかった大和三山🗻🐥🗻🐥🗻🐥 可愛らしいお山ですが、古の旅〰️😉🎵 私の頭の中は💭🎶 大三角形の軌跡をイメージしてましたが、 思いっきり大四角形でした🤣 完全にお馬鹿です🥳 大和三山を詠んだ 中大兄皇子(後の天智天皇)の歌をご紹介❤️ 〽️香具山は 畝傍(うねび)を愛(を)しと 耳成(みまみなし)と 相(あひ)争ひき神代より かくにあるらし 古昔(いにしへ)も 然(しか)にあれこそ うつせみも  妻(つま)を争ふらしき 訳: 香具山は、畝傍山を愛して耳成山と争った、神々の時代からそうであったらしい。昔からそうなのだから、今の世においても、人は妻を求め争うのだろう。 (兄弟で一人の女性を取り合った(?)という説もあるようです。) この長歌には反歌があることや、 その後、弟・大海人皇子(後の天武天皇)が関わる 皇位継承の争い(壬甲の乱)を考えると、 尚更、味わい深く楽しめますよ🎵

大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) まずは、橿原神宮参拝🙏🌠
まずは、橿原神宮参拝🙏🌠
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 🐰と記念撮影する人々
🐰と記念撮影する人々
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 無事に帰る🐸、大切な人たちの事と…
無事に帰る🐸、大切な人たちの事と…
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) みんなの願い🌠
世界中に穏やかな日常を…🙏❤️&☮️
お祈りしてきました。
みんなの願い🌠 世界中に穏やかな日常を…🙏❤️&☮️ お祈りしてきました。
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 出店いっぱ~い😋💕
朝ごはん食べたばかりなのに
出店いっぱ~い😋💕 朝ごはん食べたばかりなのに
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 人権を守る戦い
人権を守る戦い
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) ここには、柿本人麻呂の歌が🎵

この歌の題詞は、「近江(おうみ)の荒れたる都に過(よぎ)る時、柿本朝臣人麻呂の作る歌」となっています。天智天皇が都とした大津の宮の荒れた様子を見て詠んだと言われています。

〽️玉たすき 畝傍(うねび)の山の 橿原(かしはら)の ひじりの御代(みよ)ゆ 生れましし 神のことごと 栂(つが)の木の いや継(つ)ぎ継(つ)ぎに 天(あめ)の下 知らしめししを そらにみつ 大和を置きて あをによし 奈良山を越え いかさまに 思ほしめせか 天(あま)離(さか)る 鄙(ひな)にはあれど 石(いは)走る 近江(あふみ)の国の 楽浪(ささなみ)の 大津の宮に 天(あめ)の下 知らしめしけむ 天皇(すめろき)の 神の命(みこと)の 大宮は ここと聞けども 大殿(おほとの)は ここと言へども 春草の 茂(しげ)く生(お)ひたる 霞(かすみ)立つ 春日の霧(き)れる ももしきの 大宮ところ 見れば悲しも

訳:
畝傍(うねび)の山の橿原(かしはら)におられました神の代(神武天皇)からお生まれになって栂の木ように代々に渡って天下を継ぎ治められていたのに。大和の国を離れて、奈良山を越え、どのように思われたのか、都から離れているところですが、近江の国の大津の宮で天下を治められたそうだ。
天智天皇の宮はここだと聞いても、宮殿はここだと言うけれど、春草が茂って、霞(かすみ)が立って春(はる)の日がかすんでいる、この都を見ると悲しいのです。

畝傍山近くには、神武天皇陵があります。
ここには、柿本人麻呂の歌が🎵 この歌の題詞は、「近江(おうみ)の荒れたる都に過(よぎ)る時、柿本朝臣人麻呂の作る歌」となっています。天智天皇が都とした大津の宮の荒れた様子を見て詠んだと言われています。 〽️玉たすき 畝傍(うねび)の山の 橿原(かしはら)の ひじりの御代(みよ)ゆ 生れましし 神のことごと 栂(つが)の木の いや継(つ)ぎ継(つ)ぎに 天(あめ)の下 知らしめししを そらにみつ 大和を置きて あをによし 奈良山を越え いかさまに 思ほしめせか 天(あま)離(さか)る 鄙(ひな)にはあれど 石(いは)走る 近江(あふみ)の国の 楽浪(ささなみ)の 大津の宮に 天(あめ)の下 知らしめしけむ 天皇(すめろき)の 神の命(みこと)の 大宮は ここと聞けども 大殿(おほとの)は ここと言へども 春草の 茂(しげ)く生(お)ひたる 霞(かすみ)立つ 春日の霧(き)れる ももしきの 大宮ところ 見れば悲しも 訳: 畝傍(うねび)の山の橿原(かしはら)におられました神の代(神武天皇)からお生まれになって栂の木ように代々に渡って天下を継ぎ治められていたのに。大和の国を離れて、奈良山を越え、どのように思われたのか、都から離れているところですが、近江の国の大津の宮で天下を治められたそうだ。 天智天皇の宮はここだと聞いても、宮殿はここだと言うけれど、春草が茂って、霞(かすみ)が立って春(はる)の日がかすんでいる、この都を見ると悲しいのです。 畝傍山近くには、神武天皇陵があります。
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 行くよ〰️
多く持つところからつけられたそうです。
行くよ〰️ 多く持つところからつけられたそうです。
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 始めに紹介した長歌が載っていますが、
ここでは、反歌2つを紹介🔍️

〽️香具山(かぐやま)と耳成山(みみなしやま)とあひしとき立ちて見に来し印南国原(いなみくにはら)

訳:
香具山と耳成山が争ったとき、立ち上がって見に来たという、この印南国原よ。


〽️わたつみの豊旗雲(とよはたぐも)に入日(いりひ)さし今夜の月夜あきらけくこそ
 
訳:
海の神がたなびかす、大きく美しい雲に、今まさに入日がさしている。今夜の月は明るく澄んでいるにちがいない。

この二つの歌は、斉明天皇と共に軍を率いて、百済救援の際に立ち寄った播磨国の印南国原(明石から加古川にかけて)で、中大兄皇子が詠んだ歌です。
(斉明天皇は、中大兄皇子と大海人皇子の母。斉明天皇の万葉歌碑は、彦根駅の東口にあるよ)
始めに紹介した長歌が載っていますが、 ここでは、反歌2つを紹介🔍️ 〽️香具山(かぐやま)と耳成山(みみなしやま)とあひしとき立ちて見に来し印南国原(いなみくにはら) 訳: 香具山と耳成山が争ったとき、立ち上がって見に来たという、この印南国原よ。 〽️わたつみの豊旗雲(とよはたぐも)に入日(いりひ)さし今夜の月夜あきらけくこそ   訳: 海の神がたなびかす、大きく美しい雲に、今まさに入日がさしている。今夜の月は明るく澄んでいるにちがいない。 この二つの歌は、斉明天皇と共に軍を率いて、百済救援の際に立ち寄った播磨国の印南国原(明石から加古川にかけて)で、中大兄皇子が詠んだ歌です。 (斉明天皇は、中大兄皇子と大海人皇子の母。斉明天皇の万葉歌碑は、彦根駅の東口にあるよ)
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 大和葛城山、二上山だよね…
大和葛城山、二上山だよね…
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 畝傍山三角点
下山して、次は天香久山を目指します💪
畝傍山三角点 下山して、次は天香久山を目指します💪
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 碑の裏に説明書きありました。

〽️忘れ草 我が紐に付く 香具山の 
古(ふ)りにし里を 忘れむがため

訳:
忘れ草を私の紐(ひも)に付けています。香具山のあるあの懐かしい故郷を忘れられるように。

それほどまでに悲しい別れなんでしょうか。
あの人を忘れられる忘れ草(=萱草カンゾウ)なら、私も欲しいです。
ついでに嫌なことも忘れてしまいたい😅
碑の裏に説明書きありました。 〽️忘れ草 我が紐に付く 香具山の 古(ふ)りにし里を 忘れむがため 訳: 忘れ草を私の紐(ひも)に付けています。香具山のあるあの懐かしい故郷を忘れられるように。 それほどまでに悲しい別れなんでしょうか。 あの人を忘れられる忘れ草(=萱草カンゾウ)なら、私も欲しいです。 ついでに嫌なことも忘れてしまいたい😅
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 菜の花
菜の花
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) さあ、香久山へ👣
さあ、香久山へ👣
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) ⚠️
⚠️
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 百人一首 2番歌  持統天皇

〽️春過ぎて夏きにけらし白たへの
                              衣ほすてふ天の香具山

訳:
春が過ぎて夏がやって来たようです。真っ白な衣が干してありますね。天の香具山に。

※持統天皇は、天智天皇の第2皇女で、壬申の乱の時に夫の大海人皇子(おおあまのみこ、後の天武天皇)を助けました。夫の死後、皇子・草壁が28歳の若さで死んだために持統天皇として即位。
百人一首 2番歌 持統天皇 〽️春過ぎて夏きにけらし白たへの 衣ほすてふ天の香具山 訳: 春が過ぎて夏がやって来たようです。真っ白な衣が干してありますね。天の香具山に。 ※持統天皇は、天智天皇の第2皇女で、壬申の乱の時に夫の大海人皇子(おおあまのみこ、後の天武天皇)を助けました。夫の死後、皇子・草壁が28歳の若さで死んだために持統天皇として即位。
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 先ほど登った畝傍山
先ほど登った畝傍山
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) ここにも詠まれています。

〽️大和には、群山(むらやま)あれど、とりよろふ、天の香具山、登り立ち、国見(くにみ)をすれば、国原(くにはら)は、煙(けぶり)立ち立つ、海原(うなはら)は、鴎(かまめ)立ち立つ、うまし国ぞ、蜻蛉島(あきづしま)、大和の国は
                              舒明天皇(じょめいてんのう)

大和(やまと)にはたくさんの山があるが、特に良い天(あめ)の香具山(かぐやま)に登って、国を見渡せば、国の原には煙(けぶり)があちこちで立ち上っているし、海には、鴎(かまめ)が飛び交っている。本当に良い国だ、蜻蛉島(あきづしま)の大和の国は。
(香久山に登って国を見た歌だそうです)
※舒明天皇は、天智天皇と天武天皇の父。
ここにも詠まれています。 〽️大和には、群山(むらやま)あれど、とりよろふ、天の香具山、登り立ち、国見(くにみ)をすれば、国原(くにはら)は、煙(けぶり)立ち立つ、海原(うなはら)は、鴎(かまめ)立ち立つ、うまし国ぞ、蜻蛉島(あきづしま)、大和の国は 舒明天皇(じょめいてんのう) 大和(やまと)にはたくさんの山があるが、特に良い天(あめ)の香具山(かぐやま)に登って、国を見渡せば、国の原には煙(けぶり)があちこちで立ち上っているし、海には、鴎(かまめ)が飛び交っている。本当に良い国だ、蜻蛉島(あきづしま)の大和の国は。 (香久山に登って国を見た歌だそうです) ※舒明天皇は、天智天皇と天武天皇の父。
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) ⚠️
⚠️
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 香久山はこんな落ち葉の絨毯もあるよ🍂
香久山はこんな落ち葉の絨毯もあるよ🍂
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) これから、
万葉の森の方へ下りていきます🌸💓

しばらく、眠りへの誘い時です😪
岩と文字が続きます(碑と和歌よ…😅)
これから、 万葉の森の方へ下りていきます🌸💓 しばらく、眠りへの誘い時です😪 岩と文字が続きます(碑と和歌よ…😅)
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 〽️いにしへにありけむ人もわが如(ごと)か
三輪の檜原(ひばら)に插頭(かざし)折りけむ

(昔いたという人も私のように三輪の檜原で插頭にしようと檜(ひのき)の枝を折ったことだろう)
檜の枝を插頭にする行為は、この時代には単なる髪飾りとしてではなく神聖な三輪の地の檜の霊力を自身の身体に取り込もうとした呪術的な行為のようです🌌
〽️いにしへにありけむ人もわが如(ごと)か 三輪の檜原(ひばら)に插頭(かざし)折りけむ (昔いたという人も私のように三輪の檜原で插頭にしようと檜(ひのき)の枝を折ったことだろう) 檜の枝を插頭にする行為は、この時代には単なる髪飾りとしてではなく神聖な三輪の地の檜の霊力を自身の身体に取り込もうとした呪術的な行為のようです🌌
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 〽️妹が見し楝(あふち)の花は 散りぬべし
わが泣く涙 いまだ干(ひ)なくに
                 山上憶良(やまのうえのおくら)

(妻が生前に見たセンダンの花はもうすぐ散ろうとしているよ。私の泣く涙はいまだ乾かないというのに)
〽️妹が見し楝(あふち)の花は 散りぬべし わが泣く涙 いまだ干(ひ)なくに 山上憶良(やまのうえのおくら) (妻が生前に見たセンダンの花はもうすぐ散ろうとしているよ。私の泣く涙はいまだ乾かないというのに)
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 〽️玉(たま)に貫(ぬ)く、楝(あふち)を家(いへ)に、植(う)ゑたらば、山霍公鳥(やまほととぎす)、離(か)れず来(こ)むかも
                    大伴書持(おおとものふみもち)

訳:
楝(あふち=せんだん)を家に植えたら、山霍公鳥(やまほととぎす)はいつもやってくるでしょうか。
〽️玉(たま)に貫(ぬ)く、楝(あふち)を家(いへ)に、植(う)ゑたらば、山霍公鳥(やまほととぎす)、離(か)れず来(こ)むかも 大伴書持(おおとものふみもち) 訳: 楝(あふち=せんだん)を家に植えたら、山霍公鳥(やまほととぎす)はいつもやってくるでしょうか。
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 〽️たらちねの母が園なる 桑(くは)すらに 
願へば衣(きぬ)に 着すとふものを

訳:
母が生業(なりわい)にしている桑(くわ)でさえ、心から願えば、衣になるというのに。(どうして私の願いは叶わないのでしょう。)

蚕(かいこ)は桑(くわ)の葉を食べて美しい絹を作り出します。ですから、古代の人は蚕を神秘的なものと考えていたようです。
〽️たらちねの母が園なる 桑(くは)すらに 願へば衣(きぬ)に 着すとふものを 訳: 母が生業(なりわい)にしている桑(くわ)でさえ、心から願えば、衣になるというのに。(どうして私の願いは叶わないのでしょう。) 蚕(かいこ)は桑(くわ)の葉を食べて美しい絹を作り出します。ですから、古代の人は蚕を神秘的なものと考えていたようです。
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 白いサザンカの花言葉は「愛嬌」「あなたは私の愛を退ける」。
白いサザンカの花言葉は「愛嬌」「あなたは私の愛を退ける」。
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 〽️目には見て手には取らえぬ月の内の 
楓(かつら)のごとき 妹をいかにせむ

訳:
目には見えるけれど手には取れない月の中の楓(かえで)のようなあなたをどうすればいいのか
〽️目には見て手には取らえぬ月の内の  楓(かつら)のごとき 妹をいかにせむ 訳: 目には見えるけれど手には取れない月の中の楓(かえで)のようなあなたをどうすればいいのか
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 〽️霍公鳥 鳴く声聞くや 卯の花の
              咲き散る岡に 葛引く娘女

訳:
霍公鳥(ほととぎす)の鳴く声を聞きましたか、卯(う)の花が咲いては散る丘で葛(くず)を引いている娘さん。
〽️霍公鳥 鳴く声聞くや 卯の花の  咲き散る岡に 葛引く娘女 訳: 霍公鳥(ほととぎす)の鳴く声を聞きましたか、卯(う)の花が咲いては散る丘で葛(くず)を引いている娘さん。
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 〽️南淵の 細川山に立つ檀(まゆみ)
   弓束(ゆづか)巻くまで 人に知らえじ

訳:
南淵の細川山に立っている檀(まゆみ)の木よ、お前を弓に仕上げて弓束を巻くまで、人に知られたくないものだ。

マユミ(檀・真弓)ニシキギ科
秋、桃色の四角い実をつりさげ、割れると赤い種を出します。昔、 この木で弓を作ったそうです。
〽️南淵の 細川山に立つ檀(まゆみ)   弓束(ゆづか)巻くまで 人に知らえじ 訳: 南淵の細川山に立っている檀(まゆみ)の木よ、お前を弓に仕上げて弓束を巻くまで、人に知られたくないものだ。 マユミ(檀・真弓)ニシキギ科 秋、桃色の四角い実をつりさげ、割れると赤い種を出します。昔、 この木で弓を作ったそうです。
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 〽️藤波の花は盛りになりけり
          奈良の京を思ほすや君
                     大伴四綱(おほとものよつな)

訳:
藤の花は波を打つように盛りになりましたね。奈良の京が恋しく思われますか、君。

背後に藤棚あります🌸
〽️藤波の花は盛りになりけり 奈良の京を思ほすや君 大伴四綱(おほとものよつな) 訳: 藤の花は波を打つように盛りになりましたね。奈良の京が恋しく思われますか、君。 背後に藤棚あります🌸
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 〽️ぬばたまの夜の更けゆけば
    久木生ふる清き川原に千鳥しば鳴く
                         山部赤人(やまべのあかひと)
訳:
夜が更けてゆくにつれ、久木(アカメガシワ)の生える清らかな川原で千鳥がしきりに鳴いていることよ。
〽️ぬばたまの夜の更けゆけば 久木生ふる清き川原に千鳥しば鳴く 山部赤人(やまべのあかひと) 訳: 夜が更けてゆくにつれ、久木(アカメガシワ)の生える清らかな川原で千鳥がしきりに鳴いていることよ。
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 〽️わが園に梅の花散る
    ひさかたの天より雪の流れ来るかも
                                          大伴旅人
訳:
わが家の庭に梅の花が散る。はるか遠い天より雪が流れて来るように。
〽️わが園に梅の花散る ひさかたの天より雪の流れ来るかも 大伴旅人 訳: わが家の庭に梅の花が散る。はるか遠い天より雪が流れて来るように。
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 〽️紅は移ろふものそ橡(つるばみ)の
   馴れにし衣(きぬ)に  なほ及(し)かめやも
                                             大伴家持

訳:
紅色の衣は、美しいけれど、色が褪せてしまうものだよ。橡(つるばみ=クヌギ)で染めた、地味でも慣れ親しんだ着やすい衣に勝るものがあろうかね。
〽️紅は移ろふものそ橡(つるばみ)の 馴れにし衣(きぬ)に なほ及(し)かめやも 大伴家持 訳: 紅色の衣は、美しいけれど、色が褪せてしまうものだよ。橡(つるばみ=クヌギ)で染めた、地味でも慣れ親しんだ着やすい衣に勝るものがあろうかね。
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 〽️高円(たかまど)の野辺の秋萩いたづらに
             咲きか散るらむ見る人無しに
                            笠金村(かさのかなむら)

高円山の野のほとりの秋萩は空しく咲き散っているだろうか、見る人(志貴皇子(しきのみこ)もいなくなったい今も。
〽️高円(たかまど)の野辺の秋萩いたづらに 咲きか散るらむ見る人無しに 笠金村(かさのかなむら) 高円山の野のほとりの秋萩は空しく咲き散っているだろうか、見る人(志貴皇子(しきのみこ)もいなくなったい今も。
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 〽️高円の宮の裾みの 野づかさに
  今咲けるらむ 女郎花はも 
          大伴家持
訳:
高円の宮の裾野のあちらこちらの小高い所で、今ごろ盛んに咲いているだろうな。おみなえしの花は
〽️高円の宮の裾みの 野づかさに   今咲けるらむ 女郎花はも            大伴家持 訳: 高円の宮の裾野のあちらこちらの小高い所で、今ごろ盛んに咲いているだろうな。おみなえしの花は
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 〽️水伝ふ 磯の浦廻(うらみ)の石つつじ
     茂(も)く咲く道を また見なむかも

訳:
水の伝う磯の周りの磯ツツジの花が咲く道をまたいつか見ることが出来るかなあ。
〽️水伝ふ 磯の浦廻(うらみ)の石つつじ 茂(も)く咲く道を また見なむかも 訳: 水の伝う磯の周りの磯ツツジの花が咲く道をまたいつか見ることが出来るかなあ。
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 〽️草枕(くさまくら)旅の宿(やどり)に誰(た)が夫(つま)か      国忘れたる家待たまくに
                                        柿本人麻呂

訳:
草を枕の旅の宿りに誰の夫だろうか、故郷を忘れているのか、家では妻も待っているだろうに。
(香具山で倒れている旅人の屍を見て悲しんで詠んだ鎮魂の一首。)😨…🙏
〽️草枕(くさまくら)旅の宿(やどり)に誰(た)が夫(つま)か 国忘れたる家待たまくに 柿本人麻呂 訳: 草を枕の旅の宿りに誰の夫だろうか、故郷を忘れているのか、家では妻も待っているだろうに。 (香具山で倒れている旅人の屍を見て悲しんで詠んだ鎮魂の一首。)😨…🙏
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 耳成山へ向かいま~す
耳成山へ向かいま~す
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 畝傍山
畝傍山
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 先日、気になっていた参鶏湯風スープ。
生姜がきいて美味しいです。発芽米の粒々ありました。
先日、気になっていた参鶏湯風スープ。 生姜がきいて美味しいです。発芽米の粒々ありました。
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 香久山
香久山
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 行くよ〰️
行くよ〰️
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 最初、耳成山の登山道を見た時、
耳の蝸牛を思い出しました。
理科でやったやつ!
耳👂️とカタツムリ🐌、そのまんまやな😳

耳成山の由来
山の形からすると「耳無し」で、山裾のない、真ん丸い山ということになります。 実際は、どの方向から見てもきれいな円錐形で耳成(余分なところがまったくない)というところから来ているようです。
耳の形を成しているもあるのかな。
最初、耳成山の登山道を見た時、 耳の蝸牛を思い出しました。 理科でやったやつ! 耳👂️とカタツムリ🐌、そのまんまやな😳 耳成山の由来 山の形からすると「耳無し」で、山裾のない、真ん丸い山ということになります。 実際は、どの方向から見てもきれいな円錐形で耳成(余分なところがまったくない)というところから来ているようです。 耳の形を成しているもあるのかな。
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 先ほどの天の香久山👘
先ほどの天の香久山👘
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 〽️耳無の 山のくちなし 得てしがな
               おもひの色の下染にせむ

訳:
耳成山のクチナシの実が欲しいものだ。それで誰にも知られぬ思いを染めるための下染めにしたい。

クチナシの実から染められる色は黄色で、 "思ひの色"は、「火の色」「緋の色」に掛けられていて、その色に染めるために、クチナシの実の色で 「下染め」をしたようです。 
「耳なし」にある 「口なし」ということで、誰にも知られないだろうという意味を込めている。


とても意味深。妻争いの大和三山の耳成山だけに思わせ振りも絶大💓
〽️耳無の 山のくちなし 得てしがな おもひの色の下染にせむ 訳: 耳成山のクチナシの実が欲しいものだ。それで誰にも知られぬ思いを染めるための下染めにしたい。 クチナシの実から染められる色は黄色で、 "思ひの色"は、「火の色」「緋の色」に掛けられていて、その色に染めるために、クチナシの実の色で 「下染め」をしたようです。  「耳なし」にある 「口なし」ということで、誰にも知られないだろうという意味を込めている。 とても意味深。妻争いの大和三山の耳成山だけに思わせ振りも絶大💓
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 大和三山、終了。
ロードを歩きます。
大和三山、終了。 ロードを歩きます。
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) お腹が空いて、疲れたので電車に乗ります🚃💨
お腹が空いて、疲れたので電車に乗ります🚃💨
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 橿原神宮前駅🚉
橿原神宮前駅🚉
大和三山(天香久山・畝傍山・耳成山) 橿原神宮へ
食べ歩きして、本当に終了。

長々とお付き合いして頂きまして、
ありがとうございました🙇
橿原神宮へ 食べ歩きして、本当に終了。 長々とお付き合いして頂きまして、 ありがとうございました🙇

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