座游奔放72　北の山ものがたり３ー雌阿寒岳は活きてた

　北海道山行3日目。 阿寒温泉山水荘からは近かった。相棒は明日に備え、休養する。 ソロで緊張する。「kumatta」。 左側がガサガサする。鈴を鳴らしていたが、「出たか」、「独特の獣臭はない」。チョット安心する。 　一合目、二合目と、景色を楽しみながら、岩山を右に見ながら、進む。五合目くらいから、周辺の眺望がよくなった。 「南無妙法蓮華経」にはビックリ。 コバルトブルーの火口は綺麗だった。火口を覗けば、噴火していることも確認できた。 コマクサもわずかであるが、あっちこっちに咲いていた。やはり感動する。 上りは歩きやすかったが、下りは滑った。 　２合目付近だったか、前をフラフラ歩く人、発見。 当人は大丈夫というが、足取りが怪しく、キャンプ場まで送る。 宿では、源泉にドップリ浸かる。命の洗濯だ。衣類も選択する。