石鎚山(成就コース/愛媛県西条市)

2023.01.01(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 7
休憩時間
1 時間 48
距離
8.6 km
のぼり / くだり
1023 / 1020 m
2
14
4
19
11
11
14
4
44
1

活動詳細

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大晦日はいつもの笠松山で登り納めをしようと思っていましたが、雑用をしているうちに暗くなってしまい、登り納めは大晦日前日の石鎚山になりました。 そして登り初めも石鎚山です。しかも恐怖の雪山ナイトハイクで弥山に登って初日の出を拝む計画です。 天気予報は微妙な感じです。元日起床時点でお天気ナビゲータの見晴らし予報は「悪い」、てんくらは「C」、SCW(無料なので更新が遅い)でも雲があるようです。日中は晴れそうなのですが・・・ 登り納めで登ったときのコースタイムは参拝や休憩、アイゼンの付け替えを含めて3時間ちょうど。日の出が7時10分ごろなので、4時ちょうどの始発に乗れたとしてもギリギリのタイミングです。 駐車場に着いたのが2時50分。登山靴を履いてロープウェイ乗り場に着くと切符売場に20人くらい行列ができていました。 3時40分発の始発の臨時便に乗車。山頂成就駅でトイレに行ってからアイゼンを装着。今回は初めから弥山山頂までアイゼンで登ります。 成就社までの道のりでは先を行く方との距離がどんどん離れて行きますが、自分のペースを守ります。できるだけ休憩をしないで登れば初日の出に間に合うはずです。写真もなるべく撮らないようにします。真っ暗ですし。 衣服を脱ぎ着する時間ももったいないので、初めからドライ系レイヤーの上に長袖Tシャツを着て登ります。汗かきなので我慢しますがそれにしても寒い。風通しが良いところではブワッと風が吹きパウダースノーが舞い上がります。 ニノ鎖元小屋から上は危険地帯です。ニノ鎖の迂回路はパウダースノーで滑りやすい状態で、チェーンスパイクの方は登るのに苦労されていました。一昨日はこんなに歩きにくいことはなかったと思います。 山頂成就駅から2時間20分で弥山山頂に到着しました。初日の出の時間に間に合いました。私の場合は登山中の写真撮影でかなり時間がかかっているみたいです。 弥山頂上は風がとても強いので、風を避けることができる頂上山荘の前で薄手のフリース、インサレーションのベスト、ソフトシェルにハードシェルを着込みます。てんくらがCなのも納得の寒さです。 その後、神社の東側に行くと天狗岳の向こうに橙色に染まった水平線が広がります。 ここからの待ち時間の長いこと寒いこと・・・ 隣で待つ方に室戸岬が見えると教えていただきました。家に帰って写真を確認すると確かに日の出の位置とつじつまが合います。 いよいよ初日の出の瞬間。写真を撮ったり肉眼で見たり大忙し。至福の時間でした。 寒いので下山します。あんパンを持って来たものの寒くて食べる気になりません。 下山時も絶景が広がります。夜明峠からは快晴の空に北壁を望むことができましたし、山頂では雲がかかっていた瓶ヶ森も望むことができました。 きょうは大大大満足の山行になりました。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 【アクセス】 国道194号西条市大久保の交差点から県道12号西条久万線に入り、「石鎚登山口」か「石鎚ロープウェイ」の案内に従えば着きます。 石鎚登山ロープウェイを利用しました。 山麓下谷駅周辺に複数の民間駐車場があります。駐車料金は正月価格の1,000円になっていました。 【コース状況】 積雪がありますがトレースが形成されていました。 12月30日夕方以降に降雪があったのか霧氷が吹き飛ばされたのか分かりませんが、ニノ鎖の迂回路はパウダースノーで滑りやすい雪質になっていました。 ピッケルはニノ鎖元小屋から使いましたが、その手前から手に持っている方もいました。

石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 12本爪アイゼンを装着して出発します。山頂成就駅の気温は氷点下2.7度くらいでした。
12本爪アイゼンを装着して出発します。山頂成就駅の気温は氷点下2.7度くらいでした。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 石鎚神社中宮成就社です。ここから登山道になります。先を急ぐので参拝は帰りにさせていただきます。
石鎚神社中宮成就社です。ここから登山道になります。先を急ぐので参拝は帰りにさせていただきます。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 八丁です。八丁坂は日当たりがよく雪が溶けやすい場所ですが、雪が残っていてアイゼンでも歩けました。
八丁です。八丁坂は日当たりがよく雪が溶けやすい場所ですが、雪が残っていてアイゼンでも歩けました。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 一軒茶屋、あめゆの所です。不動の力水は売っていないのでキリンの「甘さをおさえたスポーツドリンク」で水分補給しました。寒さで凍りはじめていました。
一軒茶屋、あめゆの所です。不動の力水は売っていないのでキリンの「甘さをおさえたスポーツドリンク」で水分補給しました。寒さで凍りはじめていました。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 夜明峠です。この辺りでアイゼンの前爪が引っ掛かって前方に大コケしました。前後に登山者がいたので恥ずかしい・・・。平らな場所なので負傷なしです。気をつけないといけません。
夜明峠です。この辺りでアイゼンの前爪が引っ掛かって前方に大コケしました。前後に登山者がいたので恥ずかしい・・・。平らな場所なので負傷なしです。気をつけないといけません。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 一ノ鎖付近です。
一ノ鎖付近です。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 ニノ鎖元の鳥居です。
ニノ鎖元の鳥居です。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 ニノ鎖元小屋から成就社方面です。ヘッドライトの灯りが見えます。
ニノ鎖元小屋から成就社方面です。ヘッドライトの灯りが見えます。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 弥山山頂に着きました。防寒着を重ね着して陣取ります。初日の出が期待できそうです。
弥山山頂に着きました。防寒着を重ね着して陣取ります。初日の出が期待できそうです。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 三脚でいっぱいです。この場所でスマホのみは少数派です。
三脚でいっぱいです。この場所でスマホのみは少数派です。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 初日の出はもうすぐです。
初日の出はもうすぐです。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 キター!
キター!
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 少しズームして
少しズームして
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 きれいに撮れた
きれいに撮れた
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 ズームで
ズームで
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 これもきれい
これもきれい
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 広角で。瓶ヶ森は雲に隠れています。
広角で。瓶ヶ森は雲に隠れています。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 縦で
縦で
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 撮っていただきました。ありがとうございました。
撮っていただきました。ありがとうございました。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 天狗岳を正面から
天狗岳を正面から
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 やっぱり瓶ヶ森は雲の中です。
やっぱり瓶ヶ森は雲の中です。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 ガスがかかっていた二ノ森方面が見えた!
ガスがかかっていた二ノ森方面が見えた!
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 成就社方面です。
成就社方面です。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 一昨日は鳥居に霧氷が着いていましたが無くなっています。
一昨日は鳥居に霧氷が着いていましたが無くなっています。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 寒いので下山します。北側は雲海が広がっています。
寒いので下山します。北側は雲海が広がっています。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 三ノ鎖の迂回路です。
三ノ鎖の迂回路です。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 北壁です。
北壁です。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 パウダースノーで滑りやすくなっています。
パウダースノーで滑りやすくなっています。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 ニノ鎖元小屋からの展望です。瓶ヶ森が見えました。ここでピッケルを片付けてソフトシェルを脱ぎました。
ニノ鎖元小屋からの展望です。瓶ヶ森が見えました。ここでピッケルを片付けてソフトシェルを脱ぎました。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 ニノ鎖元小屋から少し下って振り返ります。
ニノ鎖元小屋から少し下って振り返ります。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 瓶ヶ森です。
瓶ヶ森です。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 下り道は楽チンです。
下り道は楽チンです。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 夜明峠です。霧氷がないのは残念ですがいい感じです。
夜明峠です。霧氷がないのは残念ですがいい感じです。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 一軒茶屋、あめゆの所から望む瓶ヶ森です。
一軒茶屋、あめゆの所から望む瓶ヶ森です。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 ここで薄手のフリースを脱いでドライ系レイヤーと長袖Tシャツになり、八丁からの登りに備えます。
ここで薄手のフリースを脱いでドライ系レイヤーと長袖Tシャツになり、八丁からの登りに備えます。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 八丁です。最後の登りにかかります。
八丁です。最後の登りにかかります。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 見返遥拝殿から望む石鎚山です。
見返遥拝殿から望む石鎚山です。
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 山頂成就駅に着きました。無事に下山できました。
山頂成就駅に着きました。無事に下山できました。

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