車坂山・槍ヶ鞘・トーミの頭・黒斑山・蛇骨岳・仙人岳・鋸岳

2022.12.30(金) 日帰り

活動データ

タイム

04:16

距離

9.7km

のぼり

749m

くだり

749m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 16
休憩時間
13
距離
9.7 km
のぼり / くだり
749 / 749 m
9
39
7
18
5
14
18
7
22
4
27

活動詳細

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駐車場に着いた時、車の外気温計は−8℃を示していた。外はまだ闇の中だ。 ヘッドライトの灯りで身支度を整える。 手がかじかんでアイゼンのハーネスがうまく結べない。 表コースを歩き出すと、程なく辺りが明るくなってきた。踏み固められた雪道にアイゼンのトレースが残っていた。先客がいるようだ。 そのトレースを踏んで歩くと実に歩きやすかった。歩幅、左右の間隔、上級者である事が解る。 トーミの頭に着いた時には浅間は雲がかかっていた。 黒斑に向かって歩き出すとアイゼンのトレースが無くなり、輪環のトレースに変わっていた。 もしやと思いきや予想通りトレースは草すべりに向かっていた。やはり上級者だ。好奇心に掻き立てられたが自分の技量では自殺行為だ。 黒斑でもやはり浅間は雲がかかっていた。 時間も早かったので、蛇骨向かった。今日はまだ誰も歩いていないようだ。薄っすらと新雪が積もっている。ふと気がつくと『音の無い世界』の中に居た。 雪山で無風の時、体験する事ができる。足を止めると聞こえるのは自分の息づかいだけだ。日常では無響室にでも入らない限り経験できない。 蛇骨を過ぎると一変した。 強風 積雪もくるぶし程になっていた。吹き溜まりでは膝下まで埋まってしまう。 結局、鋸岳まで行ったが、浅間はまだ雲がかかっていた。 黒斑辺りまで戻ると、雲が取れ、浅間が雄大な姿を見せてくれた。素晴らしい景色だった。 いつ来ても浅間はいい山だ。 今年もいろいろな事があったが、今日登れた事に感謝しよう。 2023年が素晴らしい年になりますように。 今日の浅間のように『曇りのち晴れ』なら大満足だ。

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