活動データ
タイム
05:33
距離
13.6km
のぼり
743m
くだり
743m
活動詳細
すべて見る12月は繁忙期!地獄の13連勤を終えて、今年最後の日曜日…どこの山に行こうかと考えていたんです。丹波にも行きたい山があるしなー…なんて思っていたんですが、前日の土曜日に結構雪が降っちゃって! マイカーは年中ノーマルタイヤなので、これで丹波はなし。 普段あまり雪の積もらない奈良市内なんかでも少し積もってるようだし、もう近場の地元大阪か、神戸など瀬戸内方面しかないか…? というわけで、近すぎて今まで訪れることのなかった箕面の山々を徘徊してみようかと思います!(^^) 箕面市は大阪府の北部にあり、私の勤め先のある茨木市の西隣。いわゆる北摂と呼ばれる地域で、この辺りには標高こそ低いがたくさんの山が密集する場所なんです。 自宅から移動時間30分〜1時間ほどの場所…特に箕面なんてところは日常的に通っている場所だし…そういう場所って特別感がないというか… 山に行くため車を走らせて、どんどん景色が変わっていって山が近づいてきて…みたいなのが好きなんですよ。非日常感と言いましょうか。でも箕面や茨木や高槻って市の北側は北摂の山々ですが、南側は全然都会でしょ?そういう場所ってなかなか足が向かないわけですよ。 でもそんなことも言ってられない。大阪人の山人が箕面の山を歩いたことがないなんて恥ずかしいですからね。 今日の目的は箕面のシンボル、箕面大滝を眺めること。あとは適当にピークをいくつか回って(^_^;)この辺りはルートがめちゃくちゃ多いんです。どこでも歩けそうなので、できるだけ気楽なところを。山歩きも2週間ぶりだし、そこそこの標高差で少し距離を長めに歩いてみようかと思ってます。 自宅から車移動。7:15、阪急箕面駅の近くからスタートです!…実は直前まで小雨が降ってたんです。少し粘って雨が止んだところで出発なんですが空は曇天。雨が降ったらどこかで飯でも食って帰るくらいの軽い気持ちで出発することにします。 ほんの数分で箕面駅。駅からは滝道っていうのかな?を歩いて大滝へと向かいます。 高台に箕面観光ホテル・箕面スパーガーデンがデンッ!と構えています!やっぱ箕面と言えばスパーガーデン! 関西以外の方にはわからないかな?(^_^;)箕面スパーガーデンは関西では最も有名な総合温泉施設です。サイトでは「お祭りエンタメ温泉テーマパーク」となってますね(^^)関西でそこそこの年齢の方なら、スパーガーデンのCMソングは誰でも歌えるくらい有名なんです。 あ、スパーガーデンで盛り上がっちゃいましたね(^_^;) この道は雰囲気があっていいですねー!風情を感じるお土産屋さんや飲食店などの古いお店と、オシャレなカフェや雑貨の新しいお店が混在している。シックな宿泊施設なんかもあってとてもいい感じ。清流の沢沿いをのんびり歩いて行きます。 昆虫館を過ぎ瀧安寺へ。大きなお寺ですねー!658年、役行者の創建と伝わりますが、建物は比較的新しいものと見受けます。この山も修験の山なんですね(^^) その後も野口英世像、唐人戻岩など見所はたくさん。 箕面駅からおよそ1時間10分、箕面大滝に到着です!*\(^o^)/*ここまでは舗装路です。 なかなか立派な滝です。落差は33m。大きな岩壁を流れ落ちる水の流れ。大きい滝というだけであれば、もっと大きな滝をいくつも見てきましたが、この滝は滝壺が大きいのがめっちゃいい!滝壺フェチなんですよ(≧∀≦) これはやっぱり紅葉の季節は最高でしょう!箕面と言えば紅葉ですからね!(^^) では山へ入ることにしましょう。もう少しだけ舗装路歩きです。 大滝から大日駐車場へ向かいます。府道を少しだけ歩きます。ここでサル!…猿です。 箕面と言えばスパーガーデン、箕面と言えば紅葉、そして箕面と言えば猿!箕面の山にはたくさんの野生の猿がいるんですね。これも関西人なら常識です(^^) 駐車場から沢を挟んだ斜面に、ギャーギャーとうるさい猿の群れ。十数匹はいそうですね。駐車場の日なたでは、群れを離れた2匹の猿がのんびりと毛づくろい。側を通っても全く関心がなさそうです。ただあまり不用意に近づくと襲いかかってくることもあるようなので要注意! 府道を離れ沢を渡って山に入ります。自然研究路2号線です。いきなり急階段!(>_<) ルートはよく整備されていて難しいところは全くありませんが、ちょっと斜面だとすぐ階段。これは階段が苦手な人には辛そうですね。階段、苦手じゃなくてヨカッタ(^^) 斜面を登って稜線に出合ったら2号線を離れ五月山方面へ。天上ヶ岳を目指すことにします。 とっても歩きやすいです。気がつけば青空に陽の光!でも稜線は冷たい風が吹いて寒い!(>_<) 天上ヶ岳への分岐を左にとってほどなく、大滝からおよそ1時間10分、出発してからおよそ2時間30分、9:45天上ヶ岳に到着です!*\(^o^)/* 山頂は小広場になっていて、役行者像があります。木々に囲まれて展望はありません。長ベンチがあるので、今日はここで軽めの食事休憩にします(^^) 30分休憩して10:15、先へと進むことにします。次の目標は堂屋敷の三角点。 10分ほど進むとベンチのある広場があります。ここが分岐点。分岐を右にとって進む。西斜面や北斜面は地面がガチガチに凍ってますね。めっちゃ寒いっ! 天上ヶ岳からおよそ15分、10:30堂屋敷に到着*\(^o^)/* この山頂も小広場になってますが展望はありません。寒すぎて三角点にタッチしたら速攻退散!(>_<) 堂屋敷から斜面を10分ほど下ると車道に出ます。ここからしばらくは車道歩き。墓地の向こうに六甲山が見えます(^^) 車道歩きおよそ15分、分岐を左にとって再び山に入ります。この辺りはようらく台園地。穏やかなアップダウンを歩いて行く。 都会のすぐ近くなのにこんなに山深いんだなぁ…不思議な気持ちになりますね。 十字路の分岐ポイントの手前で今日初めての展望!大阪の中心部を眺めることができます。今日はちょっと霞がちですね。大阪市内のビル群はさらに霞が酷い。ガスの中にシルエットでビル群が浮かび上がっている…どれだけ都会の空気が汚れてるか痛感しますね… それでは分岐を左にとって三国峠を目指します。 分岐からおよそ10分で三国峠に到着。ピークをトラバースするルートもあります。箕面山のすぐ側を通りますが、ピークは踏んでません。道がないのかな? 後はひたすら下るだけ。三国峠からおよそ20分、11:45滝道に出合いました(^-^) 後はのんびりと駅まで下るだけ!…なんですが、実はどーしても寄りたい所があって。それは…足湯!*\(^o^)/* ちょうど通りが一番賑やかな辺り、スパーガーデンのすぐ近くに、箕面温泉ゆずるの足湯があります。入湯無料、10:00〜16:00の営業ということで、朝から狙ってました( ̄+ー ̄) 私の先に女性の方が入場。12:10直後に私も入場。先客は2名。靴を脱いでソックスを脱いでズボンの裾を捲って…あっ!サポートタイツ履いてた!(>_<) ちょっと無理矢理タイツを捲って入湯。はぁぁぁ…気持ちええ…(´∀`) 湯温は少しぬるめ。ぬるいお湯に長く浸かるのが好きな私にとっては最高の湯温。ぼぉぉっとしてる間に20分経過…そろそろ行きますか?満足、満足(^-^) 足湯から箕面駅まではおよそ10分。駅から駐車場まではおよそ5分。無事に下山完了です☆ さあ、初めて歩いた箕面の山は…ずっと園地内を歩いているような感覚です。どのルートもとてもよく整備されていて難しいところは全くありません。ただこの山域はルートがとても多く入り組んでいます。当然分岐も多い。しっかり現在地と目標を確認しながら、ルートを間違わないように気をつけることが必要です。 滝道は舗装路ですけどいい雰囲気でした。地元の方やランニングの方が多いです。行き着く先が大きな滝っていうのもいいですね(^^) 山は都会の近くなのに山深くてとてもいい。森の多彩さも心地よい。今回のルートは展望が少なかったですが、もっとたくさんのルートを歩けば展望地もあると思います。見えるのはおそらく大都会ですけどね(^_^;) と、まあ、ここで一旦終わってから、実はめっちゃ書きたいことがあったんですよ。 大雑把な趣旨だけをご説明すると…この箕面の山々はトレランのランナーがとても多いんですね。最近はここに限らずどの山でもかなりランナーが増えていますが… そのランナーの質が非常に落ちてる…というか、山の基本的なルールやマナー、そして山のリスクを知らないランナーが増えているように感じるんです。 あいさつは…別にしたくなければしなくてもいいですけど…登山者とすれ違うときはスピードを緩める、もしくは止まる。追い抜くときは声をかける…など、安全に関するマナーがなってないランナーが増加しているのは大問題。 実は今日も斜面を下っている時に、後ろから下ってきたランナーが肩をぶつけながら追い抜いていったんです。 足腰丈夫な私だからよかったものの(^_^;)もしぶつかったのが高齢者で、転倒して怪我でもしたらどう責任を取るんでしょうか?…たぶん走って逃げるんでしょうけど(~_~;) 私は過去に2度も無謀なランナーの転倒に巻き込まれた経験があるので、ルールやマナーを守れない危険で無謀なランナーを見過ごせないわけです。しかもそのような素行不良ランナーの占める割合が異常に多い!まともなランナーの方が少ないくらい。 問題なのはただブームに乗っかってロードから山に流れ込んでくる見せかけのファッションランナーに、山とはいかなるものか?山のリスク、山の基本的なルールやマナー、それを叩き込むシステムが確立されていないということです。 さらに問題なのは登山者とランナーのプライオリティが違うということです。 ランナーはランニングという特性からどうしても早く走りたいんですね。少しでもタイムを縮めたがる。彼らのプライオリティは「時間」なんです。 でも登山者のプライオリティは「安全」です。怪我なく生きて山を降りる。私も山でのプライオリティは「安全」だと思ってるし、これは絶対的なものだと信じている。 ただランナーのプライオリティは「時間」なんですよ。「安全」を差し置いてでも「時間」に挑みたがる。結果的に登山者に危害が及ぶ。登山者は常にランナーの恐怖に晒されながら山を歩かなくてはいけないわけです。 山は誰のものでもない。登山者とランナーは共存すべきだと思っています。ただ現状での共存は不可能です。「安全」よりも「時間」を優先するようなランナーは、残念ながら許容できないし尊重もできない… ってなことを捨て石になる覚悟で一石投じて、この10倍くらいの文章量で論じて、さらには大討論会でも開こうかと思ってたんですが… 2日間このことばかり考えてたら疲れちゃって…(ー ー;) 面倒臭くなっちゃったので、またいつか怒りが沸点に達した時にやります(^_^;) できればそれまで私の近くを走らないでほしいと祈るばかりです。 あ、論点のずれたコメントはスルーします。核心を突いた、これは!と思うコメントには全力で対応しますので、ご了承くださいm(_ _)m いよいよ今年も終わりです! 今年はなんと12/30〜1/3まで、人並みの5連休をいただきました!年内の仕事もあと2日!やるしかねー! しかし真冬に5連休って…寒波も来そうだし…どーすりゃいいんだ!?山の正月企画も全く考えてないし!(>_<) それより年内に書き上げなきゃならない「壬申の乱」のレポートも終わってない!…(T-T)明日から追い込みかけます! 今年もバタバタと終わりそーだ…(^_^;)
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