活動データ
タイム
04:48
距離
8.2km
のぼり
701m
くだり
701m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る【雪山になる前に】 伊豆と聞いて川端康成の「伊豆の踊り子」を思い起こされる人も昨今少なくなった。石川さゆりの「天城越え」は中高年ならばというところか。 傷んだ両膝と左股関節を癒すため、二週間の間、山禁とし静かにしていたが、各山に雪の知らせがあり、そろそろ我慢の限界。雪山になる前に登れる山は登っておこうと伊豆半島の天城山へと向かう。 午後には雪予報、翌日の日曜日は頂上付近の風速が30メートルと予報されている。 雪が降り始める前に戻りたい。 【あっという間の万三郎岳】 八丁池、天城峠への縦走も魅力的だがこの天気、今日はシャクナゲコースで万二郎岳、万三郎岳を周回して戻ることにする。 階段などに使われていた丸太が散乱している。 少し荒れた登山道を登っていく。 膝の痛みも股関節も今日はまだ痛まない。 休んだ効果があったようだ。 急登らしき急登もなく、岩場らしい岩もなく、サクッと万二郎岳まで登れてしまう。 なだらかな馬ノ背を散歩するように歩いて行くと、天城山のピーク、万三郎岳が現れる。 ここもサク、サクッと一気に登る。 あっという間の百名山 24座目 登頂である。 【 登り下りのトラバース 】 下山路というべきか、否である。 周回路は北側斜面を西から東にぐぐっとトラバースする道。これがなかなかやばい。中程度の細かいアップダウンが長く長く続く。これが体力を奪う。 気楽に下山だなんて考えていた自分の無知さが馬鹿らしい。 北斜面と南斜面とでは、山の様相も異なる。 大きな岩がごろごろ転がり、木や岩に苔がむした薄暗い世界。お花畑のようなファンタジーな南斜面とは打って変わってダークワールド感満載なのだ。 岩に足を取られ、細かい登り下りの繰り返しが井上尚弥のジャブのように体力を奪っていく。 天城山、登りより、ピーク到達後の方が辛いぜよ。 【小雪舞う伊豆 天城山】 山の神が、天城越えの世界観を演出してくれているのか四辻の分岐に差し掛かったころから、小雪が舞いはじめた。遠くから天城越えのメロディが聞こえるよう。幻聴? 雪を避けて伊豆に来たけど、冬に追いつかれてしまったなぁ。 今日は日本海側、、特に新潟では大雪になるという、、 いよいよ本格的な雪山シーズンの到来だ。 登山をはじめて最初の冬を向かえる。まだ雪山装備が整っていない、、そもそも何が必要なのかもよく分かっていない、、取り急ぎ、雪山用グッズ一式を◯モシカスポーツさん横浜店に寄って買うことにしよう。 、、などと自分へのクリスマスプレゼントを妄想していると、いつの間にか登山口に到着。登山口の標識には「おつかれさま」。YAMAP終了して「おつかれ山」。 雪の中、なんだか一人クリスマスモードになってしまった。 【 ♨️大川温泉 磯の湯 】 天城山からクルマで約30分、海に向かってクルマを走らせると大川温泉に到着。海沿いの街道のすぐ脇にある露天風呂である。 秘湯というには公道沿いでマル秘感はないが、クルマを停めて温泉に向かおうとすると、道の反対側の海側に向かうため、ドカンの中を歩いて通るという秘湯感は満点である。 伊豆では数少ない濁り湯が堪能できる潮風が気持ちいい海が見える露天風呂、大川温泉 磯の湯。 源泉 加水。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(低調性・中性・高温泉)。 平日/11:00~18:00 土日祝日/11:00~20:00 500円 湯に浸かった状態では海は見えないが潮風が心地よい。 湯から立ち上がると相模湾が目の前に広がる。開放感抜群の温泉である。 ぼぉーと立って眺めていると漁港の人や釣り人から丸見えなので注意。 シャンプー使用禁止。洗面・シャワーは一人分のみ。 少しぬるめのお湯にゆっくり浸かって雪で冷えた体を温める。山の疲れを取るには最高の温泉である。
活動の装備
- マムート(MAMMUT)アドオンボトルホルダー
- モンベル(mont-bell)ストレッチO.D.ワークキャップ
- モンベル(mont-bell)U.L.サーマラップ パーカ Men's
- スカルパ(SCARPA)ZG トレック GTX
- ミレー(MILLET)SAAS FEE 30+5 MIS0640-8440
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