飯道山-大納言縦走

2022.12.13(火) 日帰り

活動データ

タイム

06:36

距離

11.8km

のぼり

808m

くだり

809m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 36
休憩時間
8
距離
11.8 km
のぼり / くだり
808 / 809 m
14
31
23
44
17
20
40

活動詳細

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久しぶりに飯道山に行って来た。飯道神社から飯道山だけでは余りにも時間的に早すぎるので、大納言まで縦走することにした。飯道山以降が際どい道が多く楽しみながらの歩きであったが、最後の方は道探しで必死となってしまった。 飯道神社への案内のある道脇のガードレール内に車を停めて歩き出した。ゴルフ場脇のコンクリ道は傾斜がきつくシンドイ。休憩所を過ぎると山道であるが、階段が高くてこれまたシンドイのだ。神社に着くとメンテナンスの方が何をしているのか判らないが、機器を操作していた。神社奥に『東のノゾキ』とあるので、登ると神社の屋根より高い所に大きな岩があって、下が断崖絶壁になっているのだろうが、生憎と雨上がりの濃いガスで何も見えないのが残念である。神社から暫く林道を進んで檜植林の尾根道を進むと飯道山山頂である。 雨もすっかり止んだが、笹を分けて歩いたためにひざ下は濡れている。これから、藪でもあるともっと濡れるかも?と心配したが、それは無用であった。12年前に飯道山から阿星山まで縦走したのだが、その時は藪漕ぎと道探しで大変であったが、今やこの縦走路は鹿深(かふか)奥駈道として標識に書かれているではないか!随分と多くのハイカーが歩いているのであろうか? 飯道山頂から三大寺へのコースを進んで、急斜面の細い尾根を恐々と下って、こんな場所があった記憶は何もない。12年も前のことは覚えていないのはやむを得ないか?いや、『昔のことは得意やで』と聞こえてきそうだ。三大寺方面と別れて、ロープの着いた急斜面を何度か下ってやせ尾根も越えると林道に出た。深い笹薮を越えると木々の無い白土の展望地に出た。此処からは水口の街並みや信楽の黄瀬辺りが良く見えた。一登りすると白草山に到着したので、すぐ下のミヤマシキミの咲くコルでランチとした。丁度陽ざしが檜の葉越しにうっすらと暖かいランチとなった。 ランチ後の尾根も細く急傾斜の下りは右に左にと岩を交えた尾根道は難しい。下に舗装道路が見えたら、そこはアセボ峠である。峠からも樹林の中を右に左に道は続き、大岩を右から捲いて、笹の尾根にでた。左下方向からチェーンソーの音が聞こえて来る。少し進むと切ったばかりの木々が無数ある。林道に出て踏み跡は判らない。やむを得ず林道を進むと、泥濘の重機の通過後は靴底が泥の高下駄だ。林道が左に廻る所を右に出ると踏み跡に合流出来た。するとすぐ左では伐採作業を一人で行っていた。伐採の影響のない距離を置いて進み、踏み跡が不鮮明になったので、急斜面を登ると上に踏み跡と境界杭があった。そこから、583mピークに続く東のピークは90度左に曲がる場所で、大納言の鉄塔が目の前に大きく見える。 583ピークから笹の道を進むと林道に出てほんの少しで、大納言鉄塔のフェンスに着いて飯道山からの縦走は終わった。林道脇に北に進む踏み跡があるが、阿星への縦走路入口だろう。 後は下山であるが、この林道を進むことでも、朝駐車した飯道神社入口まで行けるが、林道歩きは面白くないからと、地理院地図にある点線路を歩いた人のGPS軌跡を入手したので、それを辿ることにした。どんな道かは不明であるが、まず林道からの入り口が判りにくいのだ。笹の背の僅か低い場所から山側に登るとうっすらと踏み跡らしき開きが見える。背の低い笹だからいいものの、これが高く成ったら大変だと思いながら、踏み跡らしき跡を進む。植樹の鹿除けネットとプラステイックの棒とが道案内のように、GPS軌跡とのコラボで何とか地図通リに進み、地図の点線が尾根から離れる位置から尾根に忠実に進んだ。いつの間にか、軌跡の通リには進めずに西側に行き過ぎて、沢の流れに沿って軌跡方向に進む。踏み跡らしき広い道風はかなり古い杣道なのか、地図に点線がある。その点線に沿って進むと沢が深い谷になって来たので、左の尾根に登り越えると前に林道風の道が見えた。これは助かったと林道を進むが、深い樹林に入って林道はなくなり、踏み跡も見えない。GPSの地図からこの先(南)は傾斜がきついらしいので、急斜面を探るが下降できそうはないと判断して、少し元に戻って東側に行くと、何とそこに廃林道があるではないか。何処迄続くか判らないが、安心して歩ける道ほどはいいものはないと気持ちが和らいだ。すると左からもう1本の廃林道が来て合流した。 これで安心と最後の休憩とした。廃林道は徐々に林道らしくなって、前方に建物が見えて来た。忠吉山というキャンプ場らしい。田圃脇の道には学校帰りの小学生2人がいて、『何処の山に登って来たのか?僕も山登りは好きです』と元気に言っていた。駐車場所まで田舎道は意外と長く、最後のアルバイトであった。 ”八”、”竹”、”柳” 

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