熊と出会った羅臼岳登山

2018.07.18(水) 日帰り

4度目の北海道遠征。 念願の羅臼岳登山だが、熊が心配で今回は知床倶楽部の石田理一郎さんにガイドをお願いした。 案の定、出発して約1時間後に子連れのヒグマに遭遇してしまった。 登山道の脇に居座った母親熊が我々をにらみつけてなかなか通してくれない。 その場で待つ事約40分、石田さんのガイドで難局を無事切り抜け、山頂を目指す事が出来た。 出発時は霧雨だったが、極楽平付近では青空も見えてきた。 羅臼平に着いた頃には山頂の雲もとれて、コケモモやエゾノツガザクラなどの花に励まされながら 急斜面の岩場を上る。 山頂からの展望は素晴らしく、360°の大パノラマ。 北に連なるサルシイ岳~硫黄山の知床の山々や、雲海の上に顔をだす国後島の山頂部、 反対方向には斜里岳や雌阿寒岳も望めた。 残念ながら、知床五湖や海岸線は雲海の下だった。 山頂での展望を満喫した後、往路を下山。 ガイドさんにもお願いして、いつもの如くゆっくりと山歩きを楽む事が出来た。 石田さん、ありがとうございました。

木下小屋横の登山口から出発。

木下小屋横の登山口から出発。

木下小屋横の登山口から出発。

クルマユリ

クルマユリ

クルマユリ

ヒグマの親子に遭遇!距離は10m以下。

ヒグマの親子に遭遇!距離は10m以下。

ヒグマの親子に遭遇!距離は10m以下。

じっとこちらを窺っている。

じっとこちらを窺っている。

じっとこちらを窺っている。

登山道の脇で居座り、通してくれない。
一旦引き下がって、ヒグマが居なくなるのを待つ。
40分以上足止めされた。

登山道の脇で居座り、通してくれない。 一旦引き下がって、ヒグマが居なくなるのを待つ。 40分以上足止めされた。

登山道の脇で居座り、通してくれない。 一旦引き下がって、ヒグマが居なくなるのを待つ。 40分以上足止めされた。

遅れを取り戻すために、弥三吉水の水場を素通りして先を急ぐ。

遅れを取り戻すために、弥三吉水の水場を素通りして先を急ぐ。

遅れを取り戻すために、弥三吉水の水場を素通りして先を急ぐ。

マルバシモツケ

マルバシモツケ

マルバシモツケ

チシマノキンバイソウ

チシマノキンバイソウ

チシマノキンバイソウ

エゾコザクラ

エゾコザクラ

エゾコザクラ

大沢の雪渓を上る。傾斜が急で、アイゼンが役に立った。

大沢の雪渓を上る。傾斜が急で、アイゼンが役に立った。

大沢の雪渓を上る。傾斜が急で、アイゼンが役に立った。

大沢上部で出会ったシマリス

大沢上部で出会ったシマリス

大沢上部で出会ったシマリス

こちらは可愛い!

こちらは可愛い!

こちらは可愛い!

羅臼平のチングルマ

羅臼平のチングルマ

羅臼平のチングルマ

羅臼平から羅臼岳の山頂を望む。

羅臼平から羅臼岳の山頂を望む。

羅臼平から羅臼岳の山頂を望む。

メアカンキンバイ

メアカンキンバイ

メアカンキンバイ

ガイドの石田さんと羅臼平にて。

ガイドの石田さんと羅臼平にて。

ガイドの石田さんと羅臼平にて。

頂上を目指して、ハイマツ帯の中を上る。

頂上を目指して、ハイマツ帯の中を上る。

頂上を目指して、ハイマツ帯の中を上る。

イワヒゲ

イワヒゲ

イワヒゲ

チシマクモマグサ

チシマクモマグサ

チシマクモマグサ

国後島の山頂部が雲海から顔を出している。

国後島の山頂部が雲海から顔を出している。

国後島の山頂部が雲海から顔を出している。

コケモモが満開です。

コケモモが満開です。

コケモモが満開です。

イソツツジ

イソツツジ

イソツツジ

エゾノツガザクラも満開です。

エゾノツガザクラも満開です。

エゾノツガザクラも満開です。

こちらはアオノツガザクラ

こちらはアオノツガザクラ

こちらはアオノツガザクラ

コエゾツガザクラ。
エゾノツガザクラとアオノツガザクラの交雑種で、両方が自生する場所に自生しているとの事。花色もエゾノツガザクラに比べると薄く、 淡いピンク色。

コエゾツガザクラ。 エゾノツガザクラとアオノツガザクラの交雑種で、両方が自生する場所に自生しているとの事。花色もエゾノツガザクラに比べると薄く、 淡いピンク色。

コエゾツガザクラ。 エゾノツガザクラとアオノツガザクラの交雑種で、両方が自生する場所に自生しているとの事。花色もエゾノツガザクラに比べると薄く、 淡いピンク色。

山頂部が見えてきた。

山頂部が見えてきた。

山頂部が見えてきた。

エゾノツガザクラの奥に知床の山々が連なる。

エゾノツガザクラの奥に知床の山々が連なる。

エゾノツガザクラの奥に知床の山々が連なる。

ウコンウツギ

ウコンウツギ

ウコンウツギ

羅臼岳の山頂部

羅臼岳の山頂部

羅臼岳の山頂部

山頂から斜里岳方向を望む。

山頂から斜里岳方向を望む。

山頂から斜里岳方向を望む。

羅臼岳山頂から知床連山を望む。一番奥の左が硫黄山。

羅臼岳山頂から知床連山を望む。一番奥の左が硫黄山。

羅臼岳山頂から知床連山を望む。一番奥の左が硫黄山。

ヒグマにも開けられない頑丈なフードロッカー。
山頂からは往路を下山する。

ヒグマにも開けられない頑丈なフードロッカー。 山頂からは往路を下山する。

ヒグマにも開けられない頑丈なフードロッカー。 山頂からは往路を下山する。

帰りに立ち寄った弥三吉水の水場。ここで一休み。

帰りに立ち寄った弥三吉水の水場。ここで一休み。

帰りに立ち寄った弥三吉水の水場。ここで一休み。

木下小屋横の登山口から出発。

クルマユリ

ヒグマの親子に遭遇!距離は10m以下。

じっとこちらを窺っている。

登山道の脇で居座り、通してくれない。 一旦引き下がって、ヒグマが居なくなるのを待つ。 40分以上足止めされた。

遅れを取り戻すために、弥三吉水の水場を素通りして先を急ぐ。

マルバシモツケ

チシマノキンバイソウ

エゾコザクラ

大沢の雪渓を上る。傾斜が急で、アイゼンが役に立った。

大沢上部で出会ったシマリス

こちらは可愛い!

羅臼平のチングルマ

羅臼平から羅臼岳の山頂を望む。

メアカンキンバイ

ガイドの石田さんと羅臼平にて。

頂上を目指して、ハイマツ帯の中を上る。

イワヒゲ

チシマクモマグサ

国後島の山頂部が雲海から顔を出している。

コケモモが満開です。

イソツツジ

エゾノツガザクラも満開です。

こちらはアオノツガザクラ

コエゾツガザクラ。 エゾノツガザクラとアオノツガザクラの交雑種で、両方が自生する場所に自生しているとの事。花色もエゾノツガザクラに比べると薄く、 淡いピンク色。

山頂部が見えてきた。

エゾノツガザクラの奥に知床の山々が連なる。

ウコンウツギ

羅臼岳の山頂部

山頂から斜里岳方向を望む。

羅臼岳山頂から知床連山を望む。一番奥の左が硫黄山。

ヒグマにも開けられない頑丈なフードロッカー。 山頂からは往路を下山する。

帰りに立ち寄った弥三吉水の水場。ここで一休み。

この活動日記で通ったコース

羅臼岳 岩尾別ルート

  • 09:24
  • 13.1 km
  • 1492 m
  • コース定数 36

羅臼温泉登山口よりも比較的標高差や距離も短い岩尾別登山口からスタートする場合は、木下小屋周辺とホテル地の涯の脇の芝生部分(ホテル駐車場には駐車できません)に駐車してからのスタートになる。注意すべきはヒグマで、出没に備えて熊鈴や熊撃退スプレーを持参するようにしたい。知床自然センターなどでレンタル(1000 円 / 日)することができる。途中は水場も多く、弥三吉水や銀冷水を過ぎると、このルートでは最もきつい大沢の登りがある。羅臼平に出るとようやく山頂が見える。ここで荷物をデポし山頂を往復してもよいが、食糧は近くのフードボックスに入れておくと、ヒグマやキツネからの被害を免れる。巨岩の斜面を急登すること1時間弱で羅臼岳山頂に到着できる。