5度目(?)のリハビリ山行 九千部岳

2022.12.11(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 43
休憩時間
24
距離
3.5 km
のぼり / くだり
458 / 456 m
1 11
55

活動詳細

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2泊3日の大阪出張から帰って自宅に荷物を置いて、忘年会に出席。よせばいいのに、2次会まで流れた。朝4時前に起きると、酒が少し残っている。それよりも何よりも出張の疲れがかなり残っていた。  滅多にやらない出張、しかも20年ぶりの大阪(厳密に言えば7年前に母校の甲子園応援が終わって大阪で懇親会に出席したのだが、この時は日帰り)だったので、浦島太郎状態。その疲れが意外に溜まっていたのだろう。何となく、だるい。  5時半に出立。諫早で高速を降りて、島原半島を目指すが、いきなり猛烈な睡魔に襲われた。助手席のオッサンは危うく寝落ちしそうになった。まずいなあ。痛風のリハビリも兼ねている今日の山行。無事に登れるだろうか。  そうなのだ。6月に10年ぶりに通風が発症、痛みが治まったと思って登ったら庇って捻挫しまたリハビリ。ところが、また捻挫して今度は全治3週間。そしてリハビリしてようやく治ったと思ったら、また痛風を発症。治まったと思ったら、今度は別の部位を痛風が襲う…と山行の記録を確認すると、リハビリ山行は今回で何と5回を数える。5月には小指の脱臼をやっているので、今年はホントにケガと通風に悩まされた。  しかし、懲りないオッサンは、普賢岳か由布岳で霧氷を見たいと相棒に提案するが、「九千部岳」という知らない山を指名してきた。九州百名山だ。他の山行記録を見ると、距離も短い。リハビリにはちょうどいいし、相棒はワクチン接種で体調崩している。  九千部岳(くせんぶたけ 1062m)「雲仙岳の北西方向にある山で、火山活動でできた山。南山麓には温泉街として栄え、国内初のゴルフ場があったりと、観光客、登山客で賑わうが、奥雲仙と呼ばれる地域にあるこの山は静けさを保っている。初夏はヤマボウシの花で山肌が埋め尽くされて美しく、山頂からは普賢岳、国見岳、妙見岳など標高1300mを超える山々を一望できる。」(ヤマケイオンライン)  そうそう。昨年6月に普賢岳を登った時に、ヤマボウシが山肌に咲き誇っていたのを遠くから眺めたんだった。  3時間で登山口がある「田代原トレイルセンター」に到着。広い駐車場と立派な管理棟がある。キャンプが出来るようで、今年は11月末で閉鎖しているようだ。  外に出ると、風があって身が引き締まる寒さで眠気が吹き飛んだ。足はくるぶしに少し違和感が残っている。痛風の痛みではなく、庇って歩いた痛みだ。何とかなるだろう。  道はさすが国立公園だ。歩きやすい。緩やかな斜度の尾根道が延々と続く。ところが…足首を曲げると、鈍い痛み…登りでこの痛みだと下りが思いやられる。  天気はあいにくの曇天。次第にガスも出てきた。すると、下の方から「お~い」という声がした?よく聞くと、人間のものではない。多分、雄鹿ではないだろうか。キューンという鳴き声ではなく、オッサンのような低音の鳴き声。男池付近で聞いたことがある。  ガスは晴れない。くるぶしを庇って歩くのでスピードは出ない。頂上が近くなったと思ったら、アップダウンの巻き道で勿体ぶる。  頂上。風が出て寒い。海の方は視界が開けているが、普賢の方は真っ白だ。山飯は登山口のキャンプ場で食べることにして、コーヒーを淹れた。下りは体重が乗るので、サポーターを装着して、靴紐をしっかり締め上げた。それでもやはり痛みが走るので、用心しながら下りる。後から軌道を見ると、下りでかなりスピードが落ちていた。仕方がない。無理してケガをしてはリハビリの意味がない。  無事に下山。道がよかったのが幸いした。この山を選んで正解だった。  今週は最近恒例になっている相棒の出身大学が運営する山荘に泊まり、登り納めの予定だ。これで今年は昨年と同じ42回の山行になる。ケガ・痛風で見送った山行は4,5回で今年は記録を作りそうだと思ったが、山の神が「それくらいにしておけ」と戒めてくれたのだろう。今週末は寒波来襲のようなので、雪山を楽しめそうだ。 令和4年の山行はこれで41回目。ピーク数は64(重複なし)。  

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